(野菜だしのお味噌汁 料理:陰陽京料理人 中川善博)
むそう塾の愛クラスでお出しする「福ZEN」は、動物性が一切使われていないお料理ばかりです。
お味噌汁も野菜だしから作られています。
これはどんな体調の方が来られても体に負担がかからないようにするためです。
これはお会いしたことのない人たちの体調がまだ分からないからです。
しかし、体調が判ればその後の個人指導で鰹節を使って陽性にすることをアドバイスする場合もあります。
ちゃんと毒消しの食材と組み合わせて。
マクロビオティックに初めて出会った人は、動物性を使わないお味噌汁がとても美味しく感じたりしますし、事実それで体調が良い方向に行ったりします。
しかしそれも個人差があるので、そのうちにそのお味噌汁が美味しく感じられないようになって来たら、迷わず変えましょう。
本当はその一歩手前で変えるのが理想なのですが、なかなかその見極めが難しいので、味覚を頼りにしても構いません。
動物性を使わないお味噌汁で体内にある陽性なものを排毒する方向に行きますので、陽性タイプの人は肩や首のこりが治ったり、気持ちが楽になる人もいます。
しかし、陰性タイプの人はここら辺から悲劇が始まります。
たかがお味噌汁ですが、毎日いただくものなのでその影響力は大きいのです。
ちなみに男性は陽性タイプであっても、鰹節と昆布のお出汁を喜ぶ人が多いですね。
長い間の日本人としてのDNAがしっかりしているのかも知れません。
いえ、単にそのくらいの陽性エネルギーがほしいということかも知れません。
マクロビオティックでは動物性を摂ってはいけないんだと思い込んで、まずいお味噌汁をご家族に食べさせていませんか?
どうか頭でマクロビオティックをするのではなく、体の声(反応)に細心の注意をはらって、ご家族が笑顔で食べられるお味噌汁を作ってあげてください。
体調にピッタリ合ったお味噌汁はとても幸せになりますし、感謝の気持ちも湧いて来ます。