(餡かけうどん 蓮根餅 蓮根チップス 料理:中川善博)
温かい食べ物が恋しい季節になって来ました。
むそう塾の上級幸せコースでは、今月は「餡かけうどん」をお伝えしています。
上に載せる「蓮根餅」と「蓮根チップス」も作ります。
一見すると簡単そうです。
幸せコースのときに「カレーうどん」をお伝えしていますので、とろみをつけることは上手にできるはず。
と思いきや、食べている途中からとろみが弱くなってサラサラしてしまう人があちらにも、こちらにも_| ̄|○
最後までとろみがしっかり残っていないと、それは中川式ではありません。
同じ分量で中川さんが作ると、最後までトロッとしています。
不思議ですねぇ。
昨日中川さんが話していたことをちょっとだけ。
「そんなもんかも知れないね〜・・・」と。
料亭でも薄くとろみをつける仕事は下っ端の者には任されないで、上の人がするそうです。
それだけ加減が難しいということですね。
餡かけうどんの場合は単に汁だけの問題ではなく、その他にも原因になることはあります。
何がその原因になるかを考えて、一つひとつ注意深く復習をしてほしいと思います。
そして、美味しく仕上がった餡かけうどんは、蓮根や生姜と一緒に体を温めてくれます。
汁物の優しく良い陰性は、これから空気の乾燥する寒い季節にはピッタリの食べ物です。
全体として中庸に仕上がっているこのおうどんには、一日の疲れを吹き飛ばしてくれる満足感があります。
それにしてもこのお汁は本当に美味しいです。
中川さんが試作を重ねて開発してくれただけあって、どこにもない中川さんならではのお味です。
美風さん、こんばんは。
今日は餡かけうどんを作りました。
教室では食べ終わる頃にサラサラになってしまったのですが、中川さんから教えてもらった点を改善したら、最後までとろみが残ってました。
ホッ^ ^
蓮根チップスと蓮根餅も油の温度を気をつけたらとても美味しくできました。
改めて、ものすごく考え抜かれたメニューだと実感しました。
これから寒くなる時期に大活躍です。
ありがとうございます。
じゅん子さん、おはようございます。
最後までとろみがキープ出来たんですね。
おめでとうございます!
ちょっとした加減で美味しくなったり、イマイチになったり、お料理って本当に面白いですね。
おっしゃるとおり、中川さんが改めて上級作品として価値のある作り方にしてくださいました。
しっかり受けとめてくださって、ありがとうございました。
美風さん、おはようございます。
お返事ありがとうございます。
我が家の麺鉢は、教室のものより大きくて口が広いです。
そのために、仕上がりを見るとお揚げがたくさん 顔を出して、上に盛る蓮根餅があまり目立たないのに気がつきました。
上のお写真は、とろーっとした餡の感じがすごく伝わってきますし、うっすら透けて見えるお揚げと葱の青、蓮根ボールとチップスの存在感でキリッと締まった仕上がりになっていると思います。
器の陰陽を考えるのも、完全コピーには必要なことだなぁ、、と思いました。
じゅん子さん、素敵なコメントをありがとうございます。
長くなりますので別記事でお返事をさせていただきました。
http://musojuku.jp/bifu-blog/?p=57160
よろしくお願いします。