延命治療と無縁な生き方にするための具体的行動

昨日、感動したことがありました。
5月に愛クラスを受講される方からお電話があったのですが、内容が素敵なのです。
ちゃんとビジョン鍋を購入されて、中に入っていた本を参考に玄米ご飯を炊く練習をされているそうなのです。
パソコンもデジカメも購入して、一人で練習中とのこと。
71歳で体調に不都合はないけれど、これから先、子供に迷惑をかけない生き方をしたいからとおっしゃいます。

実はその子供さんはむそう塾生で男性なのですが、関東にいるお母様に玄米ご飯を勧めてくれたそうなのです。
息子さん自身は京都にお住まいなのですが、ご自分で玄米ご飯を炊いていらっしゃいます。
この春から新たに大学院で医療の新分野を勉強中です。
こうしてお医者さんが玄米ご飯を召し上がって、お母様にもむそう塾を紹介してくださって、お母様が玄米ご飯を炊けるようになるため頑張っていらっしゃることが素晴らしいですね。

お母様はパソコンをご自分で接続し、それも1時間ほどでつながったそうですから、私なんかよりはるかに上を行っておられます。
私なんか外部に丸投げしちゃいます。
昨夜もちゃんとメールが届きました。
これからはデジカメで写真を撮れるようになって、メールに添付する練習を始めます。
これをお一人で黙々とこなされているところに私は感動したのです。

苦手なことを苦手だからといって手をつけないのではなく、子供にすら迷惑をかけない生き方をしようと頑張っておられる生き方は、私も目指しているところだったので、すっかり嬉しくなったのでした。

*   *   *

そういえば今は延命治療を希望しない人が増えているそうですね。
それはそうだと思います。
ベッドの上でチューブにつながれて寝ているだけの家族を見るのは、家族にとってもつらいですものね。
ちなみに海外では延命治療をしない国もあるそうですね。
下の世話をされるのは、人間にとって相当に精神的ダメージになりますから、そんなふうにならない生き方を望むのは当然だと思います。
でも、ただ望むだけでは駄目で、それに向かって具体的に行動しておかなければなりません。

自分の人生の最後をどのように迎えたいかを常々家族に伝えるだけでなく、それを実行できるようにしておかないと、家族もお医者さんもつい延命治療を選択してしまいます。
生まれてくるのは自分の意思ではないけれど、人生の最後はギリギリまで自分の意思で締めくくりたいといつも思っています。
そのためには「人生を生き切る」粘り強さを蓄えておかなければなりません。

人生を生き切るためにはどうしても健康な肉体が必要です。
健康のために私たちは色々なことを考えますが、環境問題は自分一人では限界があります。
しかし、食べ物は私たちが自分でコントロールできる唯一の部分です。
その食べ物や暮らし方を自在にコントロールして、思い描いた人生を愉しく送ろうと提唱しているのがマクロビオティックの考え方です。

私はそのマクロビオティックの考え方で生きてみて、心から人生って愉しいし素晴らしいなぁって感動しています。
それを多くの方たちと分かち合いたくて、むそう塾をしています。
ですから、冒頭のお電話をくださったお母様とお会いできることを、今から心待ちにしているところです。

 
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(料理名:あらめビーフン)
玄米ビーフン、あらめ、絹さやだけで絶品の美味しさ!
ただし、作り方は難易度高し_| ̄|○

 

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コメント

  1. Ki(70-7) より:

    時々本欄を拝見いたしておりましたので本日も同様に・・・。驚きました。その中の一つに訂正がございます。パソコンの接続です。これはずっと以前に息子が接続、設定してくれていました。今回デジカメの接続に約1時間オペレーターのご指導を頂きどうにか繋がりました。ホッとしているところです。パソコンの使い方もメールの書き方も知らないことばかりですのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

    • マクロ美風 より:

      Kiさん、こんにちは。

      あら、ごめんなさい。
      私の勘違いだったのですね。
      でも、デジカメの接続をお一人でなさって偉いなぁと思っています。
      私なんて全部中川さんに丸投げしておりましたから(恥)

      こうしてブログの記事にコメントもくださって、感動しています。
      素晴らしい!
      こちらこそ、これからどうぞよろしくお願いいたします。

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