「マクロビオティックは心身を変えてくれるらしい。」
「今の自分よりもっと上の自分を目指したいからマクロビオティックを取り入れてみよう。」
そう思ってマクロビオティック料理の本を片手に、せっせと慣れないお料理を作っていらっしゃる人も多いことでしょう。
しかし、お料理だけでそれらをすべて解決するのは限界があります。
なぜなら人間の問題点は食べ物が影響する面は多々あるにせよ、食べ物だけが原因ではないからです。
どちらかというと食べ物はほんの一部であって、むしろ精神面の占める部分が大きいと言えます。
それでも本に書いてあることやネットで知り得た情報を鵜呑みにして食べ物に依存する人が多いです。
マクロビオティックの最も大切な根幹部分は、その哲学にあります。
あの難しい哲学ではなく実践哲学です。
いかに人生を生きるべきか。
それは難しいことではなく、いかに腹をくくるかということでもあります。
人生は決断なくして主体的な生き方はできません。
そしてその決断のもとになる判断力の良し悪しが人生を左右することになります。
自分が人生の主役になり得るためにマクロビオティックの考え方を実践してみる。
そんなふうにイメージすると理解しやすいかと思います。
その具体的実践のための第一歩が玄米ご飯を炊くことなのです。
しかしこの玄米ご飯がくせ者でして、玄米ご飯の効果を享受出来ていない人が圧倒的多数です。
玄米ご飯を口に入れればそれであの食品成分表に列挙してある栄養素が吸収できると思ったら大間違いです。
それは食べ物の栄養分を吸収出来る胃腸と吸収できる料理法や食べ方が揃わなければなりません。
そのためにむそう塾では、まず玄米ご飯の炊き方をオーダーメイドでお教えしています。
あなたの体調やご家族のかたの体調に合わせて最適な炊き方をお伝えし、それが実現できるようになるまで写真とブログとメールでご指導しています。
なぜこのように密着した方法をとるかというと、玄米ご飯は白米のご飯に比べて炊き上がりが硬い場合には胃腸を傷つけてしまうからです。
健康に良いと思って玄米ご飯を食べていながら、実はその玄米ご飯が体を傷めつけていたというのは、マクロビオティックの世界でも日常的によくあることです。
またせっかく玄米の良さを知りながらも、玄米ご飯のまずさゆえに家族に受け入れてもらえない人の多い現実も知っています。
美味しいものを食べたい人間の欲求を理論で押し通そうとしても無理です。
本能には本能を満足させる方法でなければ通用しません。
むそう塾ではプロが研究に研究を重ねた方法で玄米ご飯の炊き方を伝授しています。
他に類をみないその炊き方は秘伝として丁寧に手渡しし、その後の炊き方もフォローし続けています。
体調を崩さないようにしてもらうため、むそう塾の指導はすべてマンツーマンです。
なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。
* * *
【講座名】
「玄米ご飯の炊き方秘伝 第69回愛クラス」
【開催日】
2013年3月24日(日)
【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18
【内容】
・2回の炊飯デモ&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・火加減の調節体験(1名ずつ)
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・お漬物・三年番茶)
【特典】
・ブログによる「玄米投稿」の写真指導付
(パスポート取得者の投稿期間:4月3日までのうち3回まで)
・「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)
【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30~12:15 お食事&撮影指導
12:15~14:30 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
14:30~17:30 玄米炊飯デモ&試食/火加減調節体験/お米・お塩の診断
17:30 記念撮影・解散
18:00~20:00 マクロ美風との懇親会
【定員】
10名
【受講資格】
・飲食店/お料理教室関係者を除く一般の方
・パスポート取得者の再受講もOK
【持ち物】
・デジカメ
・炊飯に使用している玄米とお塩を少々(診断用)
【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません
【受講費】
26,250円(消費税を含む)
【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内
【申し込み方法】
予約申込みページから
【締切】
定員になり次第
【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)
【お問い合わせ】
こちらから
(イタリアの玄米 炊飯&写真:中川善博)
美風様、肝臓の数値が良くないのですが、動物性抜きの生活をしていたら、ガリガリになってしまいました。
動物性を食べた方がいいのでしょうか?
もし食べてよいなら、玄米と同時に食べて良いのでしょうか?
どうして良いかわからず困っています。
毎日大豆製品ばかり食べて辛い気持ちになってます。
疲れてしまいましたさん、初めまして。
指導者についておられますか?
ご病気を抱えておられる場合は指導者につかれた方が安全です。
ただ単に玄米ご飯を食べて動物性抜きのお食事で大豆製品を摂るのでは、痩せるだけでなくパワーも落ちてきているはずです。
玄米ご飯は白いご飯と違って炊き方がたくさんあります。
そしてその炊き方が健康を左右します。
どうか消化吸収の良い炊き方をしてください。
あなたの炊かれた玄米ご飯を写真に撮ってみてください。
下記のリンク先の写真のようにふっくらと白っぽく写っていますか?
http://resv.jp/musojuku/?pc=1&x=1351061990
もしそうでないなら玄米ご飯が吸収されにくい炊き上がりになっている可能性があります。
お通じを見れば粒々があって一目瞭然ですが。
その場合はとにかく噛んでください。
一口100回は噛んでください。
最初のうちだけでも150回くらい噛むと、体の反応が変わってきます。
>動物性を食べた方がいいのでしょうか?
>もし食べてよいなら、玄米と同時に食べて良いのでしょうか?
これはお会いしてみないと判りません。
体質の判断が必要だからです。
寄せられた情報だけで結論は出せません。
なお、大豆製品の食べ過ぎも危険です。
美風様、ありがとうございます。
やはり、大豆製品の取りすぎも危険なのですね。
お恥ずかしながら、今は、五分づき米に雑穀を混ぜた物と玄米食のカフェでおむすびを買って頂いています。
以前は、自分で玄米を炊いていたのですが、玄米を見ると胚芽の部分が牙に見えてしまいひるんでしまうのです。
三年程前に中川さんで、食事をさせていただいたことはあります。
その時の感想は、誠におこがましいのですが私の炊く玄米と似てると感じました。
今日は、久しぶりに白身魚をほんの少しだけ頂きました。
食事をすると落ち込んでしまい人と話す事もできない日が続いており
みじかに相談する人も居らず専門家の方も探すのが億劫で美風様にご相談させてもらいました。
申し訳ごさいません。
貴重なお時間を本当にありがとうございました。
疲れてしまいました さん、おはようございます。
なるほど。
そのような状況でしたら、キッパリとマクロビオティックのことは忘れたらいかがですか?
何事も中途半端はいけません。
単にマクロビオティックの負の部分だけがあなたを苦しめてしまいます。
普通の人と同様に白米か胚芽米を美味しくいただき、それに合うおかず(=普通のおかず)をいただくのです。
その時に動物性の3〜5倍を目安にお野菜を摂ることを心がけましょう。
それからお味噌汁をきちんと飲みましょう。
お味噌は厳選して。
なお、ご飯はおかわりできるとなお良いです。
甘いものはなるべく減らしましょう。
甘いものを食べているといつまでも体調の復活は望めません。
これ以上はお会いしなければアドバイス出来ませんので悪しからず。
美風様ありがとうございます。
甘い物ですね。
これがネックだと思います。
お砂糖の入った物は、食べないのですが、さつまいもがどうしても止められません。
食べない日は、ありません。
ご飯より多い位です。
同じ甘い物ならかぼちゃの方が元気になれそうと思うのですが今週に入ってからかぼちゃが甘過ぎて食べられません。
やはり五分づき米が甘いから甘い物がしんどくなってきたのかもしれません。
今日ご飯をおかわりしたら大好きなさつまいもが美味しく感じられませんでした。
たったひとつの楽しみだったので残念です。
そして動物性を取らなきゃと意識したのですが少量こわごわ頂きました。
以前は、普通に頂いていたのに罪悪感を取っ払うのが大変です。
普通に食べたいと思うのですが難しいです。
自分との闘いです。
罪悪感は毒になります。
動物性をいただくときは、少量をよく噛んで感謝していただきましょう。
主食は穀物から摂るようにしましょう。
さつまいもは穀物ではないので、いくらお好きでも毎日食べると陰性の弊害が出てきます。
蒸したさつまいもならなおのこと陰性ですから注意しましょう。
美風様、わかりました。
なんとか減らす努力をします。
ありがとうございます。