100回噛んだwakabaさんの体験

連日しつこいように噛むことを書いていますが、とても大切なことなのできちんとお伝えしたいのです。
きょうはすでに噛むことを実践された人の体験談です。
wakabaさんはメールで私に相談して来られたことがあります。
「玄米ご飯を食べると唇が乾く・ひび割れる・皮がむける」という内容でした。 
wakabaさんの偉いところは、ご自分で原因をいくつか考えて、それを箇条書きにされてあったことです。
この人は賢いな、こういう人は伸びるなと思いました。
そのメールの中には30回噛んでいると具体的な数字を書いてありました。
しかし30回というのは白米を食べるときの回数であり、玄米ご飯では少なすぎるので、100回は噛むようにとアドバイスしました。
すると彼女はすぐ実行してくれました。
その結果が下記の文章です。
こちらの記事に寄せられたコメントですが、貴重な体験談なのでこちらで記事にさせていただきます。
今はお若いかたでもリップクリームをつける方がいます。
あるいは潤いの多いタイプの口紅を選ぶ人も多いです。
普通ならお若いうちにはそんなに唇は乾燥しません。
ま、冬の乾燥する時期に一時的にリップクリームを必要とする程度ですね。
しかし夏でもリップクリームが必要な場合は、冷房の影響と食べ物の影響、それから噛む回数不足、あまり噛まなくても良いような食べ物の摂取、胃腸の状態が悪いなどの原因が考えられます。
唇の形からしても、今は胃腸があまり調子よくない若者が多いように感じています。
では、wakabaさんの体験を掲載します。
*   *   *
こんにちは。
よく噛むことの大切さを体感した人間の一人です。
きちんと100回噛むと唇のあれはすぐ改善されました。
ちょっと急いで食事しておろそかにするとすぐ荒れます。
ですので、食事にあまり時間がかけられない時などは、必然とかなりの小食にまたはとらないことになりますが、それがさらに体に良かったのだと思いますが、お通じの調子も良くなりましたし、体も軽いです。
噛むことそれ自体が精神を安定させるようにも感じています。

よく噛まないことや大食することが、ものすごく心身に悪いということが体感できました。
どんなに体によくおいしいお料理であったとしても(作れたとしても)、食べ方がなってなくてはとてももったいないことになってしまいますね。
健康的でおいしい料理をほとんど噛まないで頂くよりも農薬が少しぐらい使ってある食材を普通に料理したものをよくよく噛んで頂くことの方がよい場合もあるような気がします。
とすると、むそう塾でお料理を身につけ、よく嚼んでいただいたら、どんな変化が起きるのだろうとワクワクしてしまいます。
まずは感謝して姿勢を正してよく噛んでいただく。
(これは日本人が昔からしてきたことですよね。)
幸せコース前にとても大切なことを学ばせてもらいました。
ありがとうございます。 
*   *   *
この中でwakabaさんはとても大切なことをたくさん書かれています。
>食事にあまり時間がかけられない時などは、必然とかなりの小食にまたはとらないことになりますが、それがさらに体に良かったのだと思いますが、お通じの調子も良くなりましたし、体も軽いです。
>噛むことそれ自体が精神を安定させるようにも感じています。
私も食事の時間があまり取れないときには1食抜きます。
私は胃腸が元々そんなに丈夫な方ではないので、自分の体に負担をかけたくないからです。
急いで食べるより抜く方がとっても体が楽です。
そうすると元々1日2食が多い私は、1日1食なんて日もありますが、それでも何の支障もありません。
少食に慣れた胃袋は、1食抜いてもびくともしないのです。
でも常々大食をしている人は、1食抜くと大騒ぎですね。
なお、血糖値のコントロールがうまくできない体の人は、お食事の時間が遅れるだけでも体調に影響しますので、容易に食事抜きには出来ませんが、このような場合は量を少なめにされると良いです。
wakabaさんが体が軽いと感じていらっしゃるのは、胃腸の調子が改善されて来つつあることの証です。
でもまだ噛み方が足りないと唇が荒れるので、完全に改善されたわけではないですから、もう少し噛み方をしっかり続行しましょう。
それから、噛むことと精神の安定は連動しています。
ですから幼児の頃から噛むことの多いお食事内容が日本人の安定した精神性を培って来たのです。
最近はそれも崩れつつあって、それとともに精神不安定な日本人が多くなっているようです。
アメリカの刑務所では食事内容と精神の安定性をすでに実験しており、それと犯罪の再犯率も数字として出てきているようですが、日本でもぜひそのような傾向を把握してほしいものだと思います。
>どんなに体によくおいしいお料理であったとしても(作れたとしても)、食べ方がなってなくてはとてももったいないことになってしまいますね。
>健康的でおいしい料理をほとんど噛まないで頂くよりも農薬が少しぐらい使ってある食材を普通に料理したものをよくよく噛んで頂くことの方がよい場合もあるような気がします。
そうなんです。
まさにwakabaさんのおっしゃるとおりなんです。
どんなに美味しく出来上がったお料理でも、食べ方が悪かったら最終的に体には良い食べ物になりません。
最後の最後、食べ方まで神経を使っていただくのが本当の食べ方です。
さらに、農薬の問題にも触れていらっしゃますが、唾液は相当の力を持っており、これでかなりの害を減らすことができます。
赤ちゃんが何でも口に持って行く頃、相当よだれが出ます。
あのよだれはお口の清潔とともに病気から赤ちゃんを守ってもいるんですね。
でも歯が多く生えてくるようになると、今度はよだれより噛むことで体を守る段階に移行して行きます。
そして最後、あまり唾液が多くなく、喉に食べ物を詰まらせたりするお年寄りになって人間は死んで行くのです。
ですからもっと私たちは唾液の効用を意識しておくべきだと思います。
wakabaさんは5月から幸せコースに通われます。
すでにこのような体験をされて、しっかりした意識も持たれての受講を、今から楽しみにしております。
 

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コメント

  1. wakaba より:

    おはようございます。

    記事にしてくださってありがとうございます。
    マクロとか普通食とかの前の基本的なことに、体験することで自分に落とし込めた気がします。
    体験(実践)することが大事なのですね。
    これも美風さんがこれまで何度もおっしゃってきたことですね。

    ありがとうございました。

  2. wakaba より:

    基本的なことに(誤)
     ↓
    基本的なことを(正)

  3. マクロ美風 より:

    wakabaさん、こんにちは。

    そうですね。
    噛むことは当たり前のことなのですが、その当たり前を体験をとおして実感してくださったのが嬉しいです。
    これからもいっぱい体験をなさってくださいね。

  4. マクロ美風 より:

    ご丁寧にありがとうございます。

  5. wakaba より:

    ありがとうございます。

    幸せコースの課題を焦らずコツコツ素直な気持ちでこなしているうちに、その過程で体験を通しての気づきや実感が自然と訪れてくれるのをじっと息をひそめて待っている感じです。
    楽しいことばかりではなく、辛い、情けない気持ちになることもあると思いますが、待ちに待った幸せコース、むそう塾ワールドにどっぷり浸かってみたいのです。

  6. マクロ美風 より:

    wakabaさん、おはようございます。

    幸せコースは復習をしっかりしてほしいのです。
    その復習の過程で分からないことがあったら、すぐ中川さんか私にメールを送って質問してください。
    分からないことを分からないままにしてしまうことが最もいけないことです。
    むそう塾は求めれば求めるほど底なしにフォローし続けます。
    どうぞむそう塾ワールドをお楽しみください。

  7. wakaba より:

    ありがとうございます。
    楽しみつつ、集中するところは集中して頑張ります。

  8. マクロ美風 より:

    wakabaさん、こんにちは。

    はい、お待ちしております♪

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