噛むことの意義

私たちは往々にして、忙しいとつい噛むことを疎かにしてしまいます。
食事の時間を早く切り上げようとするのですが、食事の時間を早く切り上げても、他で時間を無駄にしていないか考えてみることも大事です。
一日をトータルでみた場合、そこに占める食事の時間がどれほどのものか。
そして急いだらどれだけ短縮できるのか。
急ぐことが日常になってはいないか。
あの狂人的な仕事量をこなした桜沢如一先生ですら、お食事の時間はきちんと確保されていたようです。
そしてお食事の時間をきちんととれない生き方に疑問を呈してもおられます。
よく「食べるのが遅いと仕事も遅い」といって、速く食べ終わることをよしとする風潮もあります。
確かにそのようなことは経験上感じることも多いのですが、マクロビオティックでは玄米ご飯をよく噛むことを大切にしています。
それはよく噛むことによって得られる効果をきちんと認識しているからです。
マクロビオティックをしていなくても、一般的に噛むことの利点は歯医者さんをはじめとして、栄養学者の間でも知られていることです。
よく噛んで悪いことなんて何もないのに、それでもよく噛まないのは、噛むことによってどんなメリットがあるのかを正確に把握していないからかも知れません。
健康な人ならいざ知らず、いま何かしらの体調不良を改善したいと思う人は、まずよく噛むことを実行してみることをお勧めします。
それが出来ない人は、よく噛むことを前提とした時間配分を、一日のスケジュールで確保できるようにすることです。
この意識が持てるか持てないかで、今後の人生が大きく変化するといっても過言ではありません。
人生を変えることって、特別なことばかりではないのです。
こんな「普通のこと」にいっぱい変化の芽は散りばめられているのです。
「普通のこと」って、つまりは「人間の土台づくり」なんですね。
土台のしっかりした人間になるその芽を生かすのもあなた、殺すのもあなたです。
なお、稀にかき込むように食べても健康そのものという人がいます。
そんな人は強靭な胃袋をお持ちの人なので、個人差を考慮してくださいね。
でも、「人生そんなに急いでどうする?」と問いたい気持ちはありますが(笑)


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コメント

  1. さっこ のコメント:
    美風さん、こんにちは。

    子どもを出産してからというもの、いつも時間に追われているような感覚が拭えないまま暮らしていました。
    子どもが寝ているうちに、とか、おっぱいの時間になる前に、とか。。。
    離乳食が始まり、一緒に食べるようになってからは子どもに気を取られて自分はいつの間にか食べ終わっている、という状況でした。
    子どもに食べさせながら、自分はとにかくパクパクパクっと口に入れて、「おいしいねぇ、一緒に食べると楽しいねぇ」と言いながらも、自分は噛むことも味わうことも忘れていました。

    でも、こどもは見ているんだろうなと思いました。
    噛まないで味わうことをしないで食べているわたしを、ちゃんと感じているんだろうなと思いました。
    昨日の記事を読ませていただいて、心を入れ替え
    昨日から自分もゆっくりとよく噛んで食べるようにしました。
    やわらかく炊いた玄米は100回噛まないうちに溶けてゆきましたが、それでも食後からいろいろなことが変化して驚きました。

    ゆっくりでいいんだ、焦らなくていいんだ。

    そう思えて、たった1食、1口100回噛んだだけなのに、時間に追われる感覚がすこし薄れたように思いました。
    今日も引き続き実践中です。
    ときどきは子どもに食べさせてから、自分一人で落ち着いて食べる時間を作ってもいいかなとも思います。
    大切なことをありがとうございました。
    桂剥きにも、このままゆったりと向き合えたらいいなと思います。
  2. haruna のコメント:
    美風さん こんにちは

    よく噛まなくては、と思いながらも、やったりやらなかったり、なかなか噛めていない現実でした

    さっこさんと同じく、子どもが生まれてからは、子どもに食べさせながら、とにかく私も食べておかなければ・・・と言う食事
    味わうことも出来ていませんでした

    でも、娘のごはんの時間はなんやかんやで1時間くらいかかっています
    だったら、その間私も噛んでてもいいよなーって、思う気もします。

    >「人生そんなに急いでどうする?」
    ほんとうに、どうしたいのでしょうね・・・
    超人的なスケジュールをこなしている美風さんの言葉 重みがあります

    さっこさんの
    >噛まないで味わうことをしないで食べているわたしを、ちゃんと感じているんだろうなと思いました。
    娘は、あまり噛まずにごはんを食べているように思います。玄米をあまり食べてくれないので、硬いのかなぁ?と思っているのですが、でも、あるときうどんー!と言われ、でもそのときご飯は玄米しか無くて、お味噌汁をかけてみたら、1、2分の間に丸呑みするように食べてしまいました・・・
    なんだかその様子は見ていて悲しかったです
    もっと柔らかくご飯を炊くこと
    そして、私自身がよく噛んで楽しんで食べる姿を見せること、も大切なのですよね

    こちらの人たち
    三角に切ったピザ一枚を,紙皿に乗せて、店の前で立ち食いしている人を良く見かけます。素敵なスーツ姿のビジネスマンがそれをしているのを見たとき、かなりがっかりしました。
    他にも、すごい人になると、歩きながらピザに限らず食べています。ちょっとその辺のベンチなどに座る時間も無いの?って、思ってしまいます。
    「食卓について、大切に食事をいただく」
    私たちの文化だなぁ、って改めて嬉しく思い、大切にしたいな、とそう言う人たちを見ていると思うのでした。

    ゆっくりとよく噛むこと
    私も実践します
    ありがとうございます

  3. マクロ美風 のコメント:
    さっこさん、おはようございます。

    お忙しい毎日なのに早速実行してくださったんですね。
    そしてたった1回であったとしても気持ちの変化を感じてくださったのが嬉しかったです。
    別記事でお返事させていただきました。
    http://blog.goo.ne.jp/macro21/e/d43aac62daf95fb4010fd30fd328a197
    よろしくお願いします。


  4. マクロ美風 のコメント:
    harunaさん、おはようございます。

    おそらくharunaさんの玄米ご飯は硬い炊き上がりになっていると思いますよ。
    だってお母さんの頭と心が硬すぎますもの。
    玄米ご飯の炊き上がりは炊く人を反映することは、もう頭ではお解りですよね?
    あとはいかに軟らかく炊き上げられるかにかかっています。
    一日も早くそれを実現してあげないと、お子様が可哀想です。

    ちなみに硬い玄米ご飯にお味噌汁をかけて食べるなんて論外です。
    そんな食べ方は胃腸を傷めるだけですよ。
    ほとんど噛まないで飲み込んでしまいますからね。
    お子さんが玄米ご飯を飲み込めばそれでOKなんて思っていたら大間違いですよ。
    それだったら美味しい白米のほうがよっぽどマシです。
    頭でっかちのマクロビオティックは百害あって一利なしです。
    即刻改めましょう。

    それから日本は元々座る文化ですから、立って食べるなんていうのは外国から入って来た文化です。
    私は息子に日本人であることを忘れてほしくないので、食べるときには座るようにして育てて来ました。
    harunaさんもやっぱり日本人の感覚が落ち着きそうですね。
    根無し草にならない生き方をしましょう。



  5. haruna のコメント:
    美風さん

    こんばんは
    おっしゃるとおりだと思います。
    痛いほどによくわかっています。
    自分が玄米を食べて体重を減らしたので、玄米を食べればそれでよし、とも思っていないし(私の記事からはそう取れるかもしれませんが)彼女の胃を傷つけたいなどと、思ったこともありません

    炊く人を反映すること
    よくわかっています。
    それはとても実感しています。

    柔らかく炊けた玄米ご飯
    それがちゃんとできるようになるまでは、分搗き米にしようと思います

    頭と心が硬い
    そうですよね・・・どうしようもない自分だ、と思いますが、自分のことなので、見捨てるわけには行きません^^
    自分にも向き合って、玄米さんとも向き合って、やってみます

    ありがとうございます

    ちなみに、娘もちゃんと座って食べます
    幸い、夫の家もそう言う家なので、大切にしていきたいと思います


  6. 麗可 のコメント:
    美風さん、おはようございます
    100回噛む事、実践しています
    最初は途中で飲み込んでしまい、なかなか100回噛めませんでしたが意識していく事で段々出来るようになってきました

    まだ2週間ですが、少食になったのは勿論の事精神面の変化がありました
    これまでは物事がうまくいかなくなった時、焦って闇雲に沢山やったり、人の上達が気になって自分は駄目な人間だ、自分には無理だと落ち込んだりしていましたが最近は、反省はしても落ち込むことはかなり減りました
    誰かに指摘をされたら不安になったりパニックになったりしていましたがそうなる事も減りました
    これまでは食べ物も情報も摂り過ぎて消化不良になっていたのだと思います

    玄米ご飯は柔らかく炊けている事が多かったのですが、地震後や今年の2月~3月(玄米R投稿・桂剥き投稿の時)等うまく炊けなくなった時は精神的な落ち込みが激しく物事を悪い方に考えがちで苦しみました
    折角習った美味しいお料理もよく噛まなければ猛毒になりますね
    生き急いで身体を削っていたと反省しています

    桂剥きやだし巻玉子等、なかなかうまく出来ない事も多いですが頑張らなければ! から、日々の生活を大切にしながら楽しんで頑張ろうと思えるようになりました
    ほんの少しだけ肩の力が抜けたかな?

    どうして私はすぐお腹が空くのか疑問でしたが、美風さんに力み過ぎて無駄な力を使ってるからすぐお腹が空くのよと指摘されて納得しました
    これからの心身の変化、お料理の変化がとても楽しみです
    有難うございました
    これからも宜しくお願い致します
  7. マクロ美風 のコメント:
    harunaさん、こんにちは。

    柔らかくなる、脱力するって難しいですよね。
    でも必ず出来ます。
    不要な欲を捨てるだけです。
    お試しくだされば必ず解ります。


  8. マクロ美風 のコメント:
    麗可さん、こんにちは。

    早速実行してくださってありがとうございます。
    そして効果も実感できて本当に良かったです。
    まだまだ効果が出てきますからお楽しみにね。

    >桂剥きやだし巻玉子等、なかなかうまく出来ない事も多いですが頑張らなければ! から、日々の生活を大切にしながら楽しんで頑張ろうと思えるようになりました
    >ほんの少しだけ肩の力が抜けたかな?

    麗可さんはすぐ目的を見失いがちになりますので、ちょっとアドバイスを。
    うまく出来ないときには、闇雲に練習を重ねるのではなく、何のためにそれをしたいのかを考えましょう。
    いつも突っ走るのではなく、きちんと立ち止まって進むべき方向を間違わないようにしてください。
    これは陰陽ですよ。
    お解りですね?
    そのうえで目的をもって目標を定めましょう。
    目標を定めたら努力をするのはもちろんです。
    でも、その努力は決して力づくではありません。
    それも陰陽のバランスが取れていないと疲れます。
    それらの判断は、よく噛みながら答えを出すと間違いないですね。
    噛む行為は偉大なる教師です。



  9. てんこ のコメント:
    美風さんこんにちは。

    私も体調改善したい点があり、しっかり噛んでみました。
    体調以上に、気持ちの変化を感じています。

    昨日、学校の準備をしない娘にやきもきしながも様子をみていました。
    いつもは部屋のなかで遊ぶほうが好きな娘なのに、急に外で遊び始めました。
    今までなら、準備してから遊んだら?などと声をかけたと思いますが、昨日はにこにこ出かけていく娘の姿を気持ち良く見送っていました。
    楽しそうに遊ぶ娘がとても生き生きしていて、その姿を見ていたら、部屋が多少汚くたってあんなに楽しそうに充実した時間を過ごしているのだからいいのだと心から思いました。

    何かをしてあげるのではなく、余計なことをせず見守ることの価値を実感しました。
    こんな風な穏やかな気持ちになれたのは、きっと噛んだ効果だと思います。

    今日も一口一口慈しんで、しっかり噛んでいただきます。

    ちなみに、娘は寝坊も忘れ物もせず、ちゃんと登校しました。
  10. haruna のコメント:
    美風さん こんにちは

    >不要な欲を捨てるだけです
    そう思っただけでも,ふうわりする気がしました 笑

    先日の助言をいただいてから、玄米炊飯をお休みすることにしました
    すごーく悲しい気持ちもしたけれど(こだわってたのですよね,そして少なからず、それを娘にも押し付けて,好んでくれない娘に悶々とした思いも持っていたのだと思います)
    今年は勉強することがあり、それに時間を費やす必要がある一年間なので、もしかしたら、そうしなさい、ってことなのかも、と思ったら、さっぱりしました。
    加えて、娘と同じご飯を(これまでは、夫と私は玄米で、娘は分搗き米)一緒に、美味しいね、と食べることができる幸せとありがたさを感じています

    これからも、ブログでたくさん学ばせてください
    ありがとうございます

  11. マクロ美風 のコメント:
    てんこさん、おはようございます。

    お子さんが外で遊ぶって、何だか嬉しいですよね。
    私も息子に小言を言いたい時でも、すっごく目を輝かせて「楽しかった~!」と帰宅されると何も言えなくなったことがあります。

    >何かをしてあげるのではなく、余計なことをせず見守ることの価値を実感しました。

    本当にそうですよね。
    子育てはいかに見守れるかがポイントだと思います。
    そして見守ってくれた安心感、したいことを出来た満足感、そのスッキリ感があるからこそ、翌日にお寝坊も忘れ物もなく登校できたのだと思います。
    いい感じで子育てが出来ていますね~。
    さすがです!



  12. マクロ美風 のコメント:
    harunaさん、おはようございます。

    ああ、そのような結論になりましたか。
    harunaさんのご判断を尊重したいと思います。


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