マクロビオティックで考えるスピード

マクロビオティックの陰陽を判断する時に、速さ遅さが一つの判断材料になりますが、頭で分かっていてもなかなかこれを変えることは大変です。
でも、人間って追いつめられると案外力を発揮するものです。
代表的なものでは火事場の馬鹿力。
これなんて集中力の賜物ですね。
日常的なものでは、急に来客がある時のお掃除。
それはもう、凄いスピードで片付けませんか?
いつもそのスピードで物事をこなしたら、人生を何倍にも生きられると思います。
人それぞれのスピードがありますから、無理をしなくても良いのですが、ちょっとそのスピードを変えると違った出会いがあったりします。
最初は意識してみて、そのうちにそれが当たり前のスピードになっているかも知れませんし、また前のスピードに戻ってしまうかもしれません。
でも、無意識にスピードが変化していることがあります。
あれ?最近スピードが違うと感じることがあります。
それは食べ物のせいだったり、自分のスピードと異なる人と一緒に時間を過ごしたためだったりします。
これは見事に陰陽の世界の現象なのですが、これを理解して行動するのと、理解しないで行動するのとでは、人生にずいぶん差が出ます。
陰陽ってマクロビオティックでは欠かせないものですが、難しいと思ってしまう人も多いですね。
陰陽って生活のあらゆる場面に関係しています。
それを知るとコトンと色々なことが腑に落ちます。
そのときの喜びは、どんな高価な物を買ったときより嬉しいはずです。
スピードは速ければ良いものではありません。
速すぎる人は周りの人にとってはストレスになることもあります。
反対にゆっくりしすぎていても周りに迷惑をかけることがあります。
速すぎず遅すぎず。
このちょうどのスピードは状況によって変化します。
いつも「ちょうど」のスピードで暮らせるように出来たらストレスが減りますね。
じゃ、ちょうどのスピードって?
これは自分が心地良いと思われるスピードではありません。
心地良さって個人差があるからです。
全体の中での自分。
これを意識して、全体が心地良くなれるためのスピードが自分のスピードだったら理想的ですね。
つまりスピードの同期です。
臨機応変に同期しながら生きることが、マクロビオティックの陰陽を知ると可能になります。
でもね、同期してもみんな同じにはならないんですよね。
み???んな陰陽差があるから。
だから面白いんです!
(初めてこのブログをご覧になってくださった方のために、この記事をご紹介しておきます。こんなふうに具体的にマクロビオティックの陰陽を考えてみましょう。)

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コメント

  1. Ni48-7 より:

    美風さん こんにちは。

    『全体の中での自分』
    どんな時もこれを意識し続けられる自分でありたいです。変わりたい…。

    そして『臨機応変に同期しながら生きることのできる人』になりたいです。変わらなきゃ…。

  2. マクロ美風 より:

    Niさん、おはようございます。

    携帯へのメールを今朝拝見しました。
    何かあったようですね。
    でも、具体的に書かれていないので何も分かりません。
    アドバイスも出来ません。
    このようなメールの時には、具体的に書いてくださった方がアドバイス出来ます。

    変わらなきゃと思ってもお一人ではなかなか変われません。
    ご自分でどうすることも出来ない「癖」をお持ちの場合があるからです。
    そんな時に具体的にその「癖」を指摘して誘導する人がいたら、案外変わることが出来ます。
    しかし自分の欠点はなかなか指摘されるチャンスが少ないもの。
    むそう塾ではふんわり会でそんな「癖」も指摘し合ったりします。
    東京ふんわり会の時にそんなこともお話ししましょう。

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