昨日で「第2期 幸せコース」の6月授業が全部終わりました。
皆さんお疲れ様でした。
今月は「切る」ことに加えて包丁砥ぎがありましたから、凄くハードな内容でした。
でも、どうしても包丁砥ぎまでお伝えしておきたかったのです。
それは、包丁が切れるようになっていないと、桂剥きは出来ないからです。
そこで昼食が遅くなっても、包丁砥ぎを練習していただいたわけです。
しかし、一番の理由は、美味しいお料理を作るために包丁が切れる状態であってほしいのです。
たとえばピーラーでジャガイモの皮を剥いてみてください。
次に包丁で剥いてみてください。
ジャガイモの表面が違うはずです。
ピーラーで剥くとザラザラした感じで、包丁で剥くとツルッと光った感じがするはずです。
こんなふうに、包丁で剥くと切断面が違うように、切れる包丁と切れない包丁でも切断面が変わります。
切れる包丁は切断面が鋭角で、食材の細胞をつぶしません。
ですから、お料理の味のしみこみ具合や、舌触りも違うのです。
さらに、煮崩れ防止にも繋がります。
つまり美味しいお料理を作るには、包丁が切れることが第一条件なわけです。
昨年1期生の方が仰っていました。
「包丁が切れるようになったら、うちのお料理が美味しくなりました!」
そうなんです。
美味しくなるんです。
だから幸せコースで包丁砥ぎを教えているんです。
今はステンレスの包丁が使い捨て感覚で使われている時代ですが、切れ味はやっぱり鋼に適いません。
ステンレスはすぐ切れなくなってしまいます。
錆びないというだけでステンレスにするのではなく、どうか切れ味重視で包丁を選んでください。
包丁は調理道具の中でも別格です。
大切に丁寧に、いつも綺麗な状態で使えるよう、きちんとお手入れをする癖をつけましょう。
その姿勢が美味しいお料理に繋がります。
錆びる包丁を錆びないように使う心。
それが大事な時代でもあります。
今あちこちで包丁砥ぎ講習会なるものが人気だそうです。
先日もデパートの包丁砥ぎ講習会(有料)が、キャンセル待ちだと売り場に書いてありました。
そろそろ使い捨てではない、本物に触れたい人が増えて来たのでしょうか。
そうだったら嬉しいな。



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美風さん、おはようございます。
昨日は、ありがとうございました。
包丁を研ぐ大切さを学びました。
包丁を整えて、私たちのエネルギーになってくれる食材たちを、ピカピカ光ったいい状態で切れるように努めたいと思います。後、玄米がもっといい状態になれば最高ですね!
来週の炊こう会宜しくお願いいたします(^^)
また、ブログへ美風さんのこちらのブログをリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
美風さん 昨日はありがとうございました。
包丁だけでなく、刃物は切れ味が大切だと頭でわかっていましたが、自分できちんと整えられたことがなかったために研ぎから遠ざかっていました。
やはり実践あるのみですね。
今うちにある包丁はステンレスですが、鋼も手に入れようと思います。
しっかりと氣を込めることができるように。
私が大学に入学したとき、洋包丁と菜切り、出刃の3本を一斉購入し、調理実習の時はいつも使いわけしていました。
そして、たった1回でしたが、包丁研ぎを教えてもらい、実習前後に競うように研いだものです。
ですが、3年になり調理をしなくなるとそんなことも忘れ、病院に就職すると調理からは全く心が離れてしまいました。
先日の包丁の話し、研ぐこと、一連の流れで忘れていた心を取り戻したようです。
実家にある当時の包丁を、今度研いであげようと思います。
美風さん こんにちは。
包丁研ぎはこれまで実家に居た時は父が、結婚してからは夫がやってくれていました。
そのせいか、切れ味の悪い包丁に当たったことがなく
当たり前と思っていたことも当たり前のことではなかったのだと今は思っています。
それでも自分が毎日使う大切な調理道具でありながら
自分で研ぐこともなく家族に研いでもらっていたという・・・何とも反省です。
授業以降、ほぼ毎日自分で研ぐようになって、切れ味の良い包丁を扱う幸せを感じています。
桂剥きの腕は・・・まだまだまだまだ・・・ですが(汗)
美風さんから包丁の扱い・保管の仕方も教えて頂いたこともとても勉強になりました。
自分がいかに包丁の扱い全般が乱暴だったことかと。。。
あれ以来、毎日使う包丁は使った後はしっかり水分を拭き取って風通しの良い場所に置いています。
毎日使う道具を大切に扱う大事さも学んだ授業でした。
ありがとうございました。
美風さん、こんにちは。
昨日は、ありがとうございました。
>包丁は調理道具の中でも別格です。
本当に、そうですねぇ。
私も社会人になった時、母から
「これからお給料をもらえるようになるんだから、
1つずつ気に入ったお道具を増やしていきなさい。
そして、それをそのままお嫁に持っていきなさい。
新しいものを一挙に揃えるより、その方がいいと思うの。」
という言葉とともに、有次さんの平常一品(包丁)を手渡されました。
だから、この包丁をとても大切にしています。
その包丁を昨日、初めて自分で研ぎました。
もう~、感激でした!!!
そして、今朝は、母の包丁も研いであげました。
幸せコースのカリキュラムに入れてもらって、
本当にありがとうございました。
でも、包丁と桂剥きの腕は別ですぅ(泣)
あ~、あの鈍くささ。
昨日は、何度も横にきて教えていただき、感謝です。
まるで母に教えてもらっているみたいに、あったかかったです♪
美風さん こんばんは
主婦歴ん十年の私ですが包丁の扱いを初めて習うことができ、とても感謝しています。素晴らしい内容でした。
中川さんに「なんぼ言うてもわからんやっちゃ」と言われてるのに自分のこととは気付かず夢中だったことや、そばにきて「包丁の先を使うのよ。」と優しく声をかけていただいたことを毎日思い出しています。
かなり減りましたが我流がすぐ出てくるのには閉口します。
桂剥きデモはもちろんのこと、たくさん撮っていただいた講義中の写真が記憶とつながるので全クラス分の回を何度も見ています。
連続する写真がとても貴重で有難いのです。
桂剥きの練習のため、研ぎ方にも自信がつきました。
毎日することによって切れ味の違いを実感できました。
他の方と比べるとがっかりしますが、どこまでうまくなれるか、次回まであと少し最後まで練習を積みたいと思います。
kuwaiさん、おはようございます。
今は包丁研ぎの出来ない人が多いですね。
でも、その若さで包丁が研げることは、素晴らしい財産です。
それも中川さんからの直伝。
後々すごい自信に繋がりますよ。
頑張ってください。
炊こう会で玄米ご飯も進化させましょう。
あなたのお肌がもっともっとつツルンとなりますよ。
リンクの件はお気軽にどうぞ。
robizoさん、おはようございます。
錆びない包丁、割れない食器を使うのではなく、包丁は錆びるもの、食器は割れるものと認識して、そうならないように大切に使う心が私は好きです。
ステンレスの包丁をお使いになることはご自由ですが、出来れば本物に精神を鍛えてもらうのも良いことだと思います。
ぜひ中川さんからほんまもんを学びとってください。
potiさん、おはようございます。
あら、ご実家に想い出の包丁がおありなんですね。
中川さんの見事な包丁たちを拝見すると、いかにお料理に向き合って来たかがうかがい知れますね。
道具を大事にすることは、その道で失敗しないためには大切なことだと私は思います。
potiさんのお気持ちが、より一層お料理の腕を上げてくれると信じています。
Suさん、おはようございます。
私は若いころ、経理畑と料理畑の世界で働いたことがあります。
その当時から、大晦日には神棚に近い場所に包丁とソロバンを綺麗に磨いて置いていました。
それは一人暮らしだった私の生計を守ってくれた道具なので、感謝の気持ちからそうしたのです。
包丁はどんな人にとっても食を支えてくれる大事な道具です。
ですから当然のことですが、その道具は大事にしたいですね。
Suさんは男性陣に恵まれていますが、京都まで通った成果として、ご自分で包丁を研がれるのも精神的に良いことです。
どうぞその行動が桂剥きに反映されますように。
ひたすら練習あるのみですよ~。
ふみよ丸さん、おはようございます。
素敵なお母様をお持ちで素晴らしいですね。
最高級の包丁をお持ちでも、きちんと使わなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
中川さんという強力な人に出会えたのですから、ぜひ今年は包丁を使いこなしてください。
期待していますよ♪
まりこさん、おはようございます。
多くの方が長い間の癖がついています。
スポーツでもそうですが、フォーム(癖)を変えるのは物凄く大変です。
でも、その大変な壁を乗り越えると、そこには納得出来る世界が拡がっています。
中川さんから直伝して貰えるなんて、最高の贅沢ですよ~。
ぜひ今年は中川年にしてください。