糠床の気持ちになる

きょう京都から帰宅しました。
第2期の幸せコースが3クラススタートしました。
やれやれと思ったのも束の間。
どうやら初めての糠床にオロオロしている人が多いようです。
それが証拠に中川さんのところに早くも??のメールが来ているのだとか。。。
ハッキリ言って糠漬けは難しいです。
いくつもクリアしなければいけないことがあるからです。
そのポイントをきちんとお伝えしたにもかかわらず、忘れてしまっている人がいるんですね?。
覚え書きもお渡ししました。
しかし、そこにすべては書いてありません。
口伝だからです。
たくさんメモを取っている人がいました。
でも、肝心なことが抜け落ちています。
何をメモしたのでしょう?
口伝を筆記でメモするのは限界があります。
話した量をすべて書き留めることは無理です。
お料理の習い方を知らない人が多いですね。
お料理は体中を耳にして、体中を目にして、体中を手にして、体で覚えるものです。
しかし、余りにも多すぎます。
頭で覚えようとする人が。
もっと五感を働かせましょう。
              *    *    *    *
さて糠床のことですが、糠床が生き物であることを認識していない人が多いですね?。
そして、発酵とは?
野菜が漬かる原理とは?
はたまた、糠床が育って行く過程が理解出来ていませんね。
すべて中川さんが口頭で説明しています。
ご自分の中でもう一度じっくり反芻してみてください。
なぜ生き物というのか?
なぜ中川さんはこうせよと言ったのか?
中川さんの指示にはすべて意味があります。
玄米投稿の時と同じように、「そうでなければならない」意味があります。
ですから、教わったことを勝手に変えないでください。
合わせる米糠の量、混ぜる時期、捨て漬けする野菜の種類。
すべてが大切なセオリーです。
いい加減では発酵に至りません。
腐敗に向かってしまいます。

乳酸菌を殺さないように、乳酸菌が疲れないように、乳酸菌のご機嫌が斜めにならないように。
糠床の気持ちになって心地よい環境を作ってあげてください。
(お守りは食べてしまわないように)←大事
糠漬け上手は子育て上手。
糠漬け上手は人づき合い上手。
糠漬け上手は料理上手。

カテゴリー: 中川式糠漬け, マクロビオティックが楽しい♪ パーマリンク

コメント

  1. ゆみ より:

    美風さん。こんにちは。

    >糠漬け上手は子育て上手。
    >糠漬け上手は人づき合い上手。
    >糠漬け上手は料理上手。

    本当にそう思います。
    何度も途中棄権してきた身としては・・思い当たります・・(泣)
    まだ、塩加減とか、糠の足し具合にも試行錯誤がつきまとっておりますが、
    まずは、糠床くんの気持ちに寄り添ってみます。
    あれこれ、つべこべ、考えずに・・・
    毎日、ほわっとふっくら糠床に手を入れる瞬間がたまらなく嬉しくて、大事にしたい相棒です。
    玄米ご飯を炊くということも同じですね。

  2. 子象 より:

    美風さん こんばんは。

    おっしゃるとおりです。
    メモのこと。
    頭で覚えようとすること。
    何もかも全てが当てはまり耳が痛いです。

    そしてこのことは今回に限らず、今までの私そのものを表しています。
    メモをとったことで安心する。
    講座に参加したことで満足してしまう。
    でも肝心なところを聞き逃している。
    頭だけで行動がともなってない。

    口伝の意味を改めて心得ました。
    次回の実習からは心して望みたいと思います。

  3. 絹子 より:

    美風さん、こんばんは。
    おひさしぶりです。

    いよいよ、お会いできる日が近づいて、
    わくわくしています。

    と、同時に、
    どきどきしています。

    なんとか、
    間に合うように、
    無農薬の糠を探しているところです。

    心配事は、
    中川さんの糠床のお持ち帰り方法です。

    注意点があれば教えてください。

  4. teku-teku より:

    マクロ美風さん、こんにちは。
    大事なお守りを食べてしまった私です。
    中川さんから食べてはイケナイと教えていただいた時、
    頭の中が真っ白、目の前が真っ暗になりました。
    他にも「え?そうなの?」ということが幾つもあって、
    何のために京都まで行ったのかと落ち込みました。
    本当になんてアホなんでしょう。ごめんなさい。
    中川さんが大切に育ててくださった菌たち。
    なんとしても守りたいと思います。
    まだまだ糠床の気持ちがわからない私ですが、
    今は「ごめんね」「ありがとう」と見守っています。

  5. マクロ美風 より:

    ゆみさん、こんにちは。
    お、糠床がふかふかなんですね。
    それは嬉しいですね~。
    そこに手を入れる時の快感って、ホント癒されますよね~。
    同感です^^

    そうそう、中川さんの2階にある大きな糠床は、フルーティーな香りがしてました。
    これはもっと癒されますよ。
    挑戦してみてね。

    糠床も玄米ご飯も氣のかけ方は同じです。
    そして陰陽の理論もね。
    一つだけヒントを。
    糠床をかき混ぜるということは、陰陽的な中庸の状態におくことでもあるんですね。
    中庸な状態で美味しい糠漬けが漬かるというのが、マクロビオティック的で面白いなあと思います。

  6. マクロ美風 より:

    子象さん、こんにちは。
    笑えるね~、子象さんの顛末が。
    あ、笑ってはいけないね、本人は落ち込んでいるんだから。
    ま、最初から難しい教材だったということで納得しましょう。
    たかが糠漬けですが、ここには実に沢山の大事なことが内包されています。
    米糠の保存はお米の保存にもつながり、お米の保存は稲の生育にもつながり、稲の生育は宇宙の秩序そのものです。
    そこからいっぱい教えられることがあります。
    具体的なことから陰陽の勉強をすると、肩が凝らなくて楽しいですよ。

    肩に力を入れない。
    この言葉を子象さんに贈ります。

  7. マクロ美風 より:

    絹子さん、こんにちは。
    いよいよ近づいて来ましたね~。
    美味しい糠漬けを作って、お婆ちゃんをビックリさせましょう。

    糠床は保冷剤を入れた袋でお渡しします。
    真夏ではありませんから、帰宅するまでとんでもないことにはなりませんので、ご安心ください。

    米糠は中川さんがお使いの物を少し分けてあげます。
    講座の時に米糠の買い方もご説明しますから、あまりご心配なさらないように。
    楽しいお気持ちで京都にいらしてくださいね。

  8. マクロ美風 より:

    teku-tekuさん、こんにちは。
    何だかもう笑ってしまいます^^
    あら、ごめんなさい。
    すっかり気落ちされていらっしゃるteku-tekuさんに、この言葉は失礼でしたね。
    でもね、ものは考えようです。
    teku-tekuさんのお蔭で、お守りを食べてしまう人は激減するでしょう。
    teku-tekuさんの失敗は、多くの人のためになったのです。
    糠床の中にお守り?
    そこからして多くの塾生さんは疑問に思うかも知れないですね。
    ま、失敗は良い経験として、何年か経ったら笑いましょう。

    徐々に慣れて行けば、記憶も多くなると思いますよ。
    最初だから緊張されていたのだと思います。
    でも、勇気を出して中川さんにご質問してくださって良かったです。
    中川さんから貰ったメールは、永久保存版ですね。
    大切なことがギッシリ書かれていますよ。
    どうかそれを元に1ヵ月間お勉強してみてください。
    失敗して良かったと思えるようになりますよ。

    反省ばかりしないで、後悔ばかりしないで、失敗を活かしましょう。
    日々の気持ちの持ち方が、自分の氣を支配することをお忘れなく。
    そろそろ新しい気持ちで仕切り直しをしましょうね。
    木々の緑と一緒に深呼吸しましょう。
    発想が変わりますよ。

    来月も笑顔でお会いしましょう♪

  9. 絹子 より:

    美風さん、こんばんは。

    ありがとうございます。

    幸せコースのAクラスBクラスの皆さんの
    写真やコメントを見ていたら、
    楽しみな気持ちがどんどん膨らんできました。
    ありがとうございます。みなさん。

  10. 夏目 より:

    美風さん おはようございます。
    昨夜、帰宅後早速糠床を作りました。

    こちらの記事があったからこそ、色々と勉強になり
    口伝の中川式糠床ができている予定です(笑)
    皆さんが、苦労されたからこそ、伝わってきた事。
    本当にこの記事に感謝いたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です