お料理に向き合う姿勢と人生に向き合う姿勢

ただいま東京に向かう新幹線の中です。


昨日「幸せコース」の第7限が、最終クラスまで終わりました。
今月は「煮物 三種」を実習していただきました。
いかがだったでしょうか?
男性陣には人気があったと思います。


最終クラスでは精進仕立てのご希望者がいらっしゃいましたので、お一人には別レシピで仕上げていただきました。
喜んでいただけたようで、私も嬉しかったです。
さすが中川さんが作られた別レシピは、素晴らしいお味でした。
ところで「幸せコース」では、マンツーマンでお料理を習っていただきます。
材料を切るところから始まって、最後にお鍋を洗うところまで、全工程をすべてお一人でしなければなりません。
そうすると面白い現象が出てくるのです。
玄米投稿をしていた時と同じ性格が顔を出してきます。
これが実に面白いです。
同じレシピで作っているはずなのに、それぞれ味が違ったり、量が違ったり。。。
これがお料理と言うものなんですね。
決してレシピどおりに全員同じものが出来上がるのではないのです。
そばで見ている私はおかしいほど、皆さんの性格を再確認させていただきました。
なぜか火を強く出来ない人。
その隣でなぜかいつも強火でお料理する人。
はたまた、ついつい多めに計量する人。
その反対の人。
実に面白い光景がくりひろげられます。
中川さんの玄米投稿を見ていると、その人のお料理が透けて見えてきます。
お料理に向き合う姿勢は、人生に向き合う姿勢でもあるんですね。
お料理は人の心を「無」にしてくれます。

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コメント

  1. くるくる より:

    ご無沙汰しております。
    キャッチーなタイトルに、飛びついてきました。

    >お料理は人の心を「無」にしてくれます。

    そして、その人の本性を曝け出します。
    心の在りか、思いの在りか、そのすべてが、如実に刻まれるのが料理なのだと実感します。
    同じレシピでなぜにこうも違うのか、毎度毎度、関心し驚き微笑み、腕だけではない、技術だけではない、料理の深さになお一層引き込まれます。

    美風さんの言葉に、また忙しさにも流されることない、真剣勝負を続けようと励まされました。
    ありがとうございます!

  2. hisako より:

    美風さん一ヶ月お疲れさまでした。

    里芋煮の分の里芋まで筑前煮に入れてしまった私です。。
    あと、お隣のNさんのこんにゃくを盗んだり。。。
    本当に全部丸出しな私でした。
    ケーキ食べ過ぎがもろに影響してましたね。集中力がいまいちでした。
    もうちょっと自分を整えたいものです。
    この整えきれないところも私らしいところでもあるのですけど♪

    同じレシピでもそれぞれ個性がでるのはとっても素敵なことですよね。
    むそう塾の心がそれぞれの味で広がっていくのが楽しみです!

  3. azukki より:

    美風さん、昨日はありがとうございました。

    ちょうど同じようなことをブログに書いたところだったので、勝手ながらリンクさせていただきました。

    8人いたら8人とも違う料理が出来上がる。
    ごらんになっててさぞかし面白かったでしょうね。
    なぜかいつも、控えめ、小さめ、弱めになってしまう私。
    いつもの私を変えてみたくなりました。
    変えよう!と思ったら変わりますよね。
    失敗してもいいぞ~と思うことにします。
    さっそく明日の炊飯から!

    そして・・・
    昨日いただいた言葉を大切に反芻しています。
    ありがとうございました。

    来月は今より大胆な(それでいて繊細な)自分になっていたいと思います。

  4. Unknown より:

    美風さんおはようございます。
    お料理は、普段の自分が出ますよね。
    今回は特に、自分のクセがよく分かりました。
    沸騰させないといけない時に沸騰させきっていないということです。
    >お料理は人の心を「無」にしてくれます。

    はい、最近お料理がとても楽しいです。作るものはあまり変化がないですけれど、それでも楽しいです。

  5. とりこ より:

    美風さん、うっかり、名前を入れ忘れました。
    とりこでした。

  6. ペロリ より:

    美風さんおはようございます。

    中川さんの教えてくれた手順どおりにやろうと思えば思うほど
    自分の地が出てしまうのですね。
    なぜか私は強めの火加減になってしまうのです。
    気を整える事をもっと意識してみたいと思います。

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