「陰陽ひとり立ち講座」投稿  24

<陰陽2-3さんへ> マクロ美風より
ご丁寧に別メールをいただきまして、ありがとうございました。
お忙しい毎日であるにもかかわらず、あのような文章をしたためてくださったことに、心から感謝しております。
あなたが「むそう塾」に寄せる真剣な想いを拝見し、私もその真剣さにお応えできるよう、改めて責任の重さを痛感しているところでございます。
これから3ヵ月間ですが、精一杯取り組んでみましょう。
必ずや今までとは違った世界が繰り広げられるのではないかと思います。
まず、あなたの文章にあります「?」について。
>ここまで短期間に食材により人は変わってしまうのだろうか?強く抱いた疑問です。
はい、変わります。
特に塩分は1回でも変わります。
3日間でも、1週間でも、はっきりと自覚できるほど変わります。
しかし多くの人は、それが塩分のせいだと気づいていないのです。
そんなことを学校で教わらなかったから気づけないのです。
それを教えてくれるのが「マクロビオティックの物の考え方」(無双原理)です。
塩分のことを自分の体で最も簡単に知ることができるのは断食です。
断食は色々なことを教えてくれますよ?。
こんな記事も書いていますので、よろしければご参考までにお読みくださいませ。
あなたのことですから、すでにお読み下さったかも知れませんね。
塩分に限らず、いつもある物がなくなって初めて、その物の大切さに気づくことはよくあることです。
これは「物」・「者」・「もの」のすべてに当てはまります。
それこそが陰陽なんですね?。
この記事は「陰陽ひとり立ち講座」として書いています。
よくマクロビオティックの陰陽というと、人参だとか牛蒡だとか、食べ物を例に出して説明することが多いですね。
でも、この「陰陽ひとり立ち講座」では、食べ物以外の陰陽も積極的に取り入れて行きたいと思っています。
特にあなたには、その必要性を感じます。
あなたは食べ物云々というより、もっと大きなテーマが合っているようにも思います。
さてさて食事日記ですが、健康の七代条件まで入って、ユニークな作りですね。
あなたらしいです。
七番目の条件は巷で一般的に言う「嘘」ではないことに注意しましょうね。
お食事内容はあなたの場合は、元々の体力がおありなので、ある程度自由に召し上がっても大丈夫でしょう。
ただし、あなたは芯が陰性なので、砂糖に代表される甘いものは極力避けるほうが賢明です。
それだけでもグンと体調が変わってくるはずですよ。
その他のおかずに関しては、しばらくはこの調子で行ってみましょう。
甘いものに対する特効薬。
それは間違いなく中川式の玄米ご飯ですね。
くれぐれも消化吸収の良い玄米ご飯を炊いてくださることを、改めてお願いしておきます。
それにしてもあなたは柔和になられました。
息子さんとの良い関係が影響しているのでしょうか。
その穏やかなあなたを見るのが嬉しいです。
>子どもたちは至らない親の私をそのまま受け止め大好きだと言ってくれます。
泣けました。
何度読んでも泣けました。
今も泣きながら書いています。
子供ってそうなんですよね。
どんな親であっても、世界にたった一人の親なんですよね。
だから無理して完璧を目指すのではなく、ありのままの自分で接することが子育てでは大事だと思います。
理想を求めて険悪になるより、「こんな親でゴメン」と言って我が子を抱きしめてやることの方が、よっぽど子供は嬉しいし心に響くと思います。
黙って美味しい玄米ご飯を親子で頬張れば、それだけで幸せだよね。
それでいんじゃない?

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コメント

  1. 陰陽2-1 より:

    美風さんこんばんは。

    「食べ物以外の陰陽」が気になりました。
    きっとこれは、とても大切なことですね。
    モノや現象の性質、とらえ方ということでしょうか?
    意識してみます。

    >2-3さん、先にコメントを入れてしまって、失礼しました。

  2. 陰陽2-9 より:

    私もお先のコメント失礼いたします。

    >塩分に限らず、いつもある物がなくなって初めて、その物の大切さに気づくことはよくあることです。
    これは「物」・「者」・「もの」のすべてに当てはまります。

    食べものが戴けるという有難さは考えたことがありましたが、食べもののうちの何かが欠ける、という視点に立ったことがありませんでした。

    人、環境、その他の物についてはつくづく実感します。いまここでこうして美風さんや皆さんにご指導いただいていることに感謝します。気合入れて頑張ります!

  3. hisako より:

    やっぱり!
    本当にそう思います。
    ケーキの味見の後に、ぬか漬けと中川式で炊いたご飯を食べるとホッとします。
    でも、今週はケーキの味見を最小限で押さえられそうです。
    後一日乗り切って、定休日には絶対お菓子を食べません!!
    案外無意識に食べてたよなあって言うのがわかった今週一週間でした。

  4. 陰陽2-3 より:

    美風さん、ありがとうございます。
    自分の描く理想的な母親になりたいと思います。
    思うだけで、内心で無理を感じていては子どもには伝わりません。
    大らかに、しなやかに、おだやかに。
    行動にスピードをつけたいところです。
    食べ物の陰陽について、少しづつわかるようになりました。
    珈琲も以前はもっと多く飲んでいましたが、食事日記をつけるようになってぐっと減らすようになりました。我慢ではありません。
    陰陽で捉えると当たり前のこととして減らせる。
    しっかりと勉強して食べ物以外の陰陽について掴んでいきたいと思います。

  5. マクロ美風 より:

    そうですよ~。
    陰陽は食べ物以外にいっぱい視点があります。
    そちらの方が断然面白いですよ~。
    これを知ると、人生が数倍いやもっと楽しくなります。

    2-3さんへのお気遣いをありがとう。
    そんなあなたの優しい心が嬉しいです。

  6. マクロ美風 より:

    そうなんです。
    あなたの世代は(私もそうですが^^;)、物がなくなる、あるいは著しく不足する、まったくない、こんな経験をしていません。
    ですから、物があることの有り難さを頭では解っていても、身体では分かっていないんですね。
    あるのが当たり前みたいにね。
    あなたはすでにこのことをご理解なさっているようで素晴らしいです。
    これと同じことが、身体でも起きます。
    これが断食で顕著に表れるんですね。

    物が入って来ないと物が出て行ける。
    物が出て行けば物が入って来れる。
    これが人に対しても、精神的なことに対しても言えることなのです。
    新しいものを得ようと思うと、古いものを手放すことも必要な時があるということですね。
    おっと、いつもいつも古いものを手放すのではありませんよ。
    古くても大事なものは手放してはいけません。
    このメリハリもまた、陰陽で考えられます。
    ねっ?
    陰陽って面白いですね~。

    食べ物のうちの何かが欠ける。
    これはあなたにもあてはまりましたね~。
    一番大事な物が欠けていました。
    それを今修正しているところですね。
    頑張りましょう。

  7. マクロ美風 より:

    甘いものと塩分って引き合うでしょ?
    例えば昔の甘味処ではおぜんざい・お汁粉には必ず塩分の濃い添え物がちょっぴりついていました。
    これで自然にバランスをとっていたんですね~。
    しかし、現代版のスイーツ店では甘いものだけです。
    hisakoさんの身体は自然に、陰のあとに陽を求めていたんですよ。
    分かりやすいですね~。

    明日は定休日。
    頑張って休甘日にしてねっ!

  8. マクロ美風 より:

    人間って何歳になっても不完全だと思います。
    だからいつだって自問自答しながら進んで行くものだと思います。
    お互いに「より良い親」を目指しましょうよ。
    完璧でなくてもいいから。

    >陰陽で捉えると当たり前のこととして減らせる。

    これこれ。
    これなんです。
    私が一番知ってほしいことがご理解いただけて、とっても嬉しいです。
    精神的な我慢ではなく、陰陽の物差しでみたらおかしいから正す。
    これなんですよね。

    この大事なことを押さえてくださったら、あとは実行あるのみ。
    楽しみですね~♪

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