マクロビオティックの指導現場からシリーズ」カテゴリーアーカイブ

来年の幸せコースに男性のお申込みが! うれしかったこと

昨日の夜遅くに、嬉しいことがありました。
塾生さんのご主人さまが、来年の「幸せコース」に申し込んでくださったのです。

ご主人さまが玄米の炊き方を習いに来てくださる例は、時々あるのですが、ご夫婦ともに幸せコースを受講してくださるのは初めてです。
(奥さまは今、他のコースに在籍中)

備考欄に書かれていたお言葉が素直で、包丁仕事は全然ダメだけど迷惑にならないだろうか?と心配されています。
奥さまの復習を見ていて、「揃える」ことの大変さを感じておられるのかもしれません。

大丈夫です!
今は、女性でも全然包丁仕事ができない人が増えていますし、そういう人がむそう塾には毎年来られます。
できないからこそ習うのだと開き直ってくれるのが一番いいです。

 
 

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ところで、男性は案外よい点があるのです。
ロジカルに説明されたことが、女性より「ピン!」と来ることが多いのです。
俗に言う「理系脳」ですね。

中川さんの説明はいつもロジカルなので、そこで「ははーん!」と思ってくださったら理解は早いです。
あとはそれを具現化させるだけですね。
そこがきっと苦手なのだと思います。

でも、これも回数をこなすことで解消されるので、まずは「ははーん!」と感じてくださることが先です。

 
 

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今の時代は、幼いときから勉強一筋で進んでしまうこともあって、男女ともに手先を使ったり、お料理をすることは苦手な人が多いです。
でも、実生活では数は少なくても、いくつかのお料理ができた方が圧倒的に有利です。

お料理ではお勉強とは違う脳を使うので、勉強疲れや仕事疲れの人は、お料理が気分転換には最高です。
お子さんのいるご家庭では、パパがキッチンに立つ姿を見るだけでワクワクします♪
たとえばカレーでもいいんです。

楽しそうにキッチンにいるパパの姿は、お子さんへの最高の教育になります。
1食でも作ってくれると、ママは大助かりですし、共通の話題も増えて、ご夫婦のコミュニケーションもスムーズになります。
そして何より、ママへの感謝の気持ちが増えることでしょう。

新しい風が吹いて、ご一家がさらにお幸せになりますように。

 
 

(ジェノベーゼ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

これなら、パスタを茹でるだけでOK!
あとはソースを絡めるだけで食べられますよ(^o^)

 
 
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桂剥き投稿にあたってマイルールを定めた塾生さん 凄い変化です!

昨日の「回転寿司の回転方向とマクロビオティックの陰陽を考えてみる」の記事を読んで、塾生さんからメールをいただきました。
「あなたも、なにか気づいたら文章をお寄せください。」と書いてあったので、それに反応してくださったのだと思います。

 
 

<Hさんからのメール>(抜粋)

まりー先輩の記事を読んで、とてもとても共感しましたので、美風さんにメールいたします。

まずはわたしの桂剥き投稿への思い、です。
今まで包丁などほとんど握ったことのないわたしが、一か月でどこまで変化するのか?これは実験です。そう思うと楽しみでワクワクしました。
始める際に、マイルールを定めました。
・とにかく「楽しむ」を最優先する
・子育て、仕事に影響が出ない範囲でする
・上のふたつが守れなくなったらやめる

桂剥き投稿が始まって5日目、わたしもまりー先輩のような感覚になりました。

仕事をしていても、何をしていても、
大根の事が気になってしまう日々。
桂剥きを生活の一番に持っていくと、
ある時から、雑多なことが気にならなくなり、
愚痴や言い訳を言う事も、減ってきていることに気付きました。

自分の思いを文章にするのが苦手なわたしは、この感覚を「生きるのが楽しいー!」とツイートしたのでしたが、まさにこの時に感じていたのがまりー先輩が書かれていたことでした。
生活にメリハリが付いて、自分のまわりから余計なことが削ぎ落とされていって、愚痴を言う暇などなくて、思考がクリアになって。
例えば洋服は先週から3パターンを繰り返し着ていますが誰も気に留めないんですね。これで朝の洋服選びの時間が節約できます。
美風さんの、

いかに世の中には雑音が多いことかと感じますね。

本当にそう思いました。
今のところマイルールを守って投稿できているので、このまま続けられたら「とりまく環境が変化」してくる未来があるのかなと楽しみです。
もし桂剥きまでできるようになったら尚更ラッキーだな〜と思います!
協力してくれる家族や、応援してくださるまわりの方々に自然と感謝の気持ちも生まれました。

引き続き、楽しみながら、やれるところまで!
投稿頑張ります。

 
 

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いかがですか?
Hさんは予めご自分にルールを課しています。
こういう基準を設けるのは、精神的にメリハリも効いてとても効果的ですね。
そして何より、ダラダラと時間を費やさずに、集中してこなせます。
この集中こそが陽性な時間の使い方なんですよね。

陽性な時間の使い方の何がいいかというと、効率が上がることと、精神的にダメージを受けにくいことです。
費やした時間の長さで結果を出すのではなく、いかに深く考えて時間を使ったかも大事だからです。
なんだか睡眠時間と似ていませんか?

それから、Hさんは楽しむことを課しています。
これは何についてもいえることですが、困難なことでも楽しみに置き換えられたら、結果も精神状態も肉体的にも疲れ方が減って良い状態に保てます。
これも陽性なあり方ですね。

さらに、不満ではなく感謝の気持ちが生まれているところも陽性な状態です。
その結果、Hさんは「受験の100倍楽しい!」とつぶやいておられました。

 
 

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過去に面白いことがありました。
毎日大量に消費する大根を見て、ご主人が「大根基金」を寄付してくれたケースがありました。
このご主人は、出汁巻き投稿のときには「玉子基金」を作って応援してくれました。
奥様が一生懸命練習する姿を見て、感動してくれたそうなのです。

お母さんが一生懸命練習する後ろ姿を見て、お子さんが自分から勉強するようになったと言う話もありました。
真剣な姿は人の心を動かすようですね。

今年はどんな話題が生まれるでしょうか?

 
 

下の写真は、「大根基金」を出してくれた愛先輩の手元です。

 
 

次の写真は、ある先輩の1回目の投稿です。
彼女は指を2回切って縫うほどの怪我をしましたが、その後奮起して「桂剥き美人」に選ばれました。

 
 

状況は変わるのです。
自分の陰陽と共に環境の陰陽も変わるのですから。
まずは自分が変わること。
楽しい方向に、良い方向に変化してみませんか?

 
 
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最高得点の「中川式小豆玄米ご飯」とご家族や体の反応が素晴らしい!

6月17日に、「第12回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」を開催しました。
ただいまその投稿期間(6月27日まで)中なのですが、つむぎさんから素晴らしい投稿がありました。
投稿文にもコメントにも感動しました。
中川さんのブログで記事になっていますが、こちらでも取り上げさせていただきます。

 
 

<つむぎさんの投稿文より 食べた感想>

教室で「習った通りに炊けば美味しく炊ける」という安心感を得ましたので落ち着いて炊飯いたしました。
ジャーに移すときに小豆をつぶさないようにするのが一番気を使うところ…という感じです。

主人が「お米と小豆(の柔らかさ)が一体化していて今までの小豆ご飯よりずっと美味しい!」と、とっても気に入りたくさん食べております。
私は、背中がいつもずーーーーーんと痛く重かったのがものすごく楽になっています。凄いです!
引き続きもりもり食べたいと思います。

以上です。
ご指導、よろしくお願い申し上げます。
つむぎ(Sa31-1)

 
 

【玄米:ササニシキ 秋田県男鹿市産 カルガモ有機農法】

(中川式小豆玄米ご飯 料理:むそう塾生つむぎさん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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この記事のコメント欄に次のような文章があります。(抜粋)
朝、目覚めた時からしっかり動いて、夜はぐっすり眠ることができる。
健康ってそういうことなんだなと、このご飯を食べると実感できます。

これは本当に大事なことで、健康の基本ともいえる状態です。
つむぎさんは過去に病気をされた経験がおありなので、なお一層この状態がありがたく感じたのだと思います。

なお、iMessageでこの投稿日の夜の状態を教えてくれました。
いままでと桁違いに美味しいと主人が今日の夕飯時にもまた言いながらもりもり食べてました
とのことです。
きっとご主人さまのお体にも、何かしら変化があるのではないかと、密かに楽しみにしているところです(^^)

もともとつむぎさんは、やさしい玄米ご飯を炊ける人なので、小豆玄米ご飯も美味しく炊かれていたはずなのです。
それなのに、「いままでと桁違いに美味しい」というご主人さまのお言葉が、ジェネレーション2の凄さを証明してくれていると思います。
ちなみに、57点は「中川式小豆玄米ご飯投稿」の最高得点です。

 
 

もし、まだ受講されていない方がおられましたら、10月10日にチャンスがありますよ。

 
 
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本当に美味しいお味噌汁とは? 塾生さんの食事日記より

塾生さんから提出された食事日記で、嬉しいことがありました。
それは、5月の授業で習った「一番出汁」でお味噌汁を作ったら、お味噌汁嫌いの子どもがおかわりして飲んでくれたというのです。

また、今まで何も言わなかったご家族が、「このお味噌汁美味しいね」と言ってくれたそうなのです。
そんなふうに言われると、作った者としてはすごく嬉しいですよね。
「美味しい!」という反応は、お料理をする人には最高の応援になります。

なんというか、報われるんですよね。
お料理を作り上げるまでに費やした時間が、無駄にならなかったことが嬉しいんです。

そこにあるのは、食べた人の笑顔。
作った人の笑顔。

これって、最高の空間ですよね。
良い気に包まれた空間です。

 
 

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でもね、食事日記を見ていてちょっと気になることがありました。
ものすごく具沢山にしている人が何人かいました。
お料理が苦手だと、お味噌汁に色々な材料を入れて、それをおかず代わりにしてしまう考え方があります。

しかし、それだと本当のお味噌汁の美味しさから少しズレてしまいます。
お出汁の美味しさを味わうためには、材料がいくつも入ってしまうと、その分だけお出汁の味に濁りが出てしまうのです。

よく素材の美味しさを引き出すために、出汁すら不要で、いくつもの食材のハーモニーで美味しくなるのだという考え方もあります。
それも分かりますが、多すぎるとやはり雑味が出てしまって、透き通った美味しさにはならないことが多いです。

もっと単純に、お出汁の美味しさを味わうお味噌汁。
お味噌も具材も添え物みたいなお味噌汁が、案外喜んでくれたりします。
毎日飲むものは、あんまり複雑でない方がいいのです。
その方が体が疲れません。

具沢山のお味噌汁はたま〜にね(^_-)-☆

 
 


(アジサイ キンシバイ)


(ビヨウヤナギ)

 
 

埼玉の自宅に帰ったら、エントランスに色々な花が咲いていた。
この後にはクチナシも咲く。

 
 
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お酒は悪? 「マクロビオティックの陰陽がわかる本」の感想文より

「マクロビオティックの陰陽がわかる本」を読まれた塾生さんから感想文が届きました。
とても大事なところを読み取ってくださって、ギュッと凝縮した内容の感想文でした。
こういうのを「陽性な文章」といいます。
この文章を見て、「ああ、やはりこの人は陽性だな」と判断するわけです。

それは書いた人の肉体の陰陽ではなく、精神面の陰陽を判断しています。
陰陽を考えるときには、必ず心身両面から考えるようにしないと、正しい見方はできません。
では、塾生さんの感想文を掲載させていただいて、一緒に考えてみましょう。

 
 

<塾生さんの感想文より> 抜粋

この本を読んで、今後気をつけようと思ったのは、51頁の『陰陽を善悪と捉えないようにする』です。
そう思ったのにも関わらず、食事日記記録期間中、お酒を数日間我慢してみるという行動に出てしまいました。お酒を悪と捉えていたからです。案の定、便秘にはなるし、仕事中はなんだか覇気が無いし、夕食が楽しくないし。あ、そうか、日中かなり陽性になっているわたしは、夜の白ワインでゆるんでバランスを取っていたのかな、と考えました。陰陽を善悪で捉えない、肝に銘じます。

 
 

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この塾生さんをAさんとしましょう。
素晴らしいですねぇ。
Aさんはマクロビオティックの肝心なところを、すでに把握されています。
(私がマクロビオティックを知ったときにこのような本があったら、回り道をしなくても済んだのに……)

そうなんです。陰陽は善悪ではないのです。
でも、文字からして、ついつい陽性がよいと思ってしまうんですよね。
これは私たちに刷り込まれた善悪論が根強いからですね。
この善悪論から逃れない限り、戦争もなくなりません。

マクロビオティックはあくまで対象物を比較しながら、『中庸』の状態に近づけることを目的とします。
しかし、この中庸は『ここ』というように1点に絞られるのでもなく、固定されているのでもなく、『中庸ゾーン』を漂っているような感じです。
ここを目指して、日々陰陽をコントロールするのが具体的方法であり、楽しさでもあります。

 
 

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次はアルコールに関して。
誰しも仕事中は陽性になるものですが、Aさんは特に陽性を求められる働き方のようです。
神経を集中する度合いが強い、責任ある立場にある、失敗は許されないなどが陽性になる原因と判断できます。

ですから、帰宅して夕ご飯の時間になると、アルコールの陰性で陽性から解放されたくなるわけですね。
そしてAさんは「白ワイン」がお好きなようです。
アルコールの陰陽というのがありまして、ワインは最も陰性であり、白ワインは赤ワインより陰性です。
その極陰性でAさんの精神面はバランスが取れるようなので、相当陽性になっていますね。

こういう場合は、口から入る物で陰陽バランスを取ろうとするのではなく、人間に癒やしてもらうのが一番いいですね。
しかし、賢いAさんを癒せるだけの人がそばにいないのかもしれません。
陰陽バランスでいくと、Aさんより陽性の男性に出会えるといいのですが……

ちなみに、Aさんの肉体はそんなに強い陽性ではありません。
ですから、お酒の力を借りなくても便秘が解消して、昼間も今以上にパワフルに動ける体になることを目指しましょう。
さあ、これからこの心身をどのようにコントロールしていかれるでしょうか?
今後の変化が楽しみでもあります。

なお、過去記事に次のようなものがあります。
陰陽の考え方の参考になってくれたら嬉しいです。

お酒と陰陽(マクロ美風の体験的マクロビオティック) 2016.1.19

 
 

(マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会)

 
 
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