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「マクロビオティックの指導現場からシリーズ」カテゴリーアーカイブ
「マクロビオティックの食の10段階」についての注意点
こちらの記事で「マクロビオティックの食の10段階」に触れていますが、もう少しそれを具体的にみて行きましょう。
まず、実際にはこの表を適用するには危険をともなう部分があります。
それは7号食についてです。
ブログの過去記事にもありますが、現実には7号食という言葉を聞いたことがある人も少なく、耳から情報が入った場合は「7合食」だと思って、「とても7合は食べきれません」と言った人がいたという笑い話が過去にありました。
そのくらいマクロビオティックの伝わり方は不確かになってしまっているのです。
7号食というのは、下の表に付記された文章にもあるように、桜沢如一先生が石塚左玄の「人類は穀食動物なり」を受けて提唱した食べ方の一つです。
しかし、今は「人間は雑食動物である」という考え方が広まっていて、私もその考え方に頷ける部分があるのです。
というのは、7号食は指導者がつかないで実践すると危険であり、指導者がついても7〜10日以上は続けないのがセオリーです。
場合によっては死者も出るほど危険な方法です。
でも、それだけに効果も大きく、体調が著しく改善されるので、10日間あればあらゆる病気が改善されるとふれこんでいる人もいます。
ここまで書けばお分かりのように、劇的に改善されるようなことはそれを日常食とするには強すぎるということでもあります。
薬でも効き目の強いものと穏やかなものがありますが、偏ったものは必ず長い間に不都合を生じるので、食べ物においても同じように考えてほしいと思います。
ということで、もし「人類は雑食動物なり」と置き換えたら、この表はどんなふうに変化するでしょうか?
限りなく下の段階に近づくと思いませんか?
今の時代に合わせてマクロビオティックを再考するならば、この表を弾力的に運用して用いなければ危険だと私は思っています。
そもそも果たして「人類は穀食動物なり」と言い切ってしまっていいのかどうか?
世界を見回した時に、それが当てはまる地域もあれば、当てはまらない地域もありますのでね。
むしろこの表で参考にするべき一番大事なことは、「例えば病気を治すとか、健康を維持するなどの自分の身体の状況や人生の目的に合わせて、食べ方を選択していくことになります。」の部分ですね。
たとえばアスリートになりたいとか、芸術家になりたいとか、今の健康状態をキープしたいとか、体調不良を改善したいとか、そんな目的が先にあって、それに合わせてお食事を選ぶ食べ方が一番楽しいし間違いないと思います。
肝心なのは、まずどう生きたいのか?
その生き方のために今自分の体は絶好調なのか?
もし問題点があるなら、まずはそこを克服しようよ。
というのがマクロビオティックの考え方です。
なぜなら、自分の体調が良くないとなかなか他人に優しくしてあげるゆとりが出てこないからです。
周りの人と良い関係を築くためにも自分の体調は大事です。
(マクロビオティックの食の10段階 出典:マクロビオティック ムーブメント)
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ
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マクロビオティックは宗教食ではありません
マクロビオティックには誤解されていることがいくつかあるのですが、何と言ってもその最たるものは「完全菜食でなければならない」と思い込んでいることでしょうか。
何を隠そうこの私だって、マクロビオティックを知った当初は動物性を一切排除することだと思い込んで、徹底的にストイックなお食事をしていました。
そのうえ、病気治しのための講座を受けていたので、玄米菜食をすることによって病気が良くなる実例ばかり聞くと、玄米菜食バンザイのように思ってしまいました。
でも、よくよく勉強すると、そのようなお食事は半永久的に続けるものではなく、体の状態が変化したらそれに合わせて食べ方も変えなければならないと気づきます。
でも、病気がよくなった時のお食事に効果を体験した人は、なかなかそのお食事の呪縛から逃れられません。
そうこうしているうちに、その人の体調に合わないお食事を頭で摂るようになってしまい、体の反応に対応できていないことに気づきません。
よく自然食品店で見かける不健康そうな人は、ただいま病気中か、マクロビオティックを盲信している健康であるべき人だったりします。
ところで、私がマクロビオティックを始めた頃は今ほどマクロビオティックが知られていなかったので、第三者に説明するときには苦労したものです。
そこで相手がイメージしやすいように、「精進料理みたいなお料理」と言ったり、ベジタリアンといったり、ヴィーガンと言ったり、相手の認識に合わせて言葉を変えていました。
でも、もっと勉強を進めていくと、「マクロビオティック=宗教食」ではないことに気づきます。
マクロビオティックは体の状態に合わせて食べ方を変えることを教えているだけであって、精進料理そのものでもないのです。
私たちは日常的に「精進します」なんて言いますが、文字どおり精進したいときには精進料理にすればよいだけです。
それは精進料理のお食事を続けていると、精神面での煩悩がたしかに減ってくるのが分かります。
他の修行をしているわけではありませんから、僧侶のようになるわけではありませんが、考え方に変化が出てくるのは経験しています。
確かに食べ物の影響はあります。
桜沢如一先生が説いたマクロビオティックは、宗教食ではなく、「健康になるための食べ方」と、健康になった体でどう生きるかという哲学でした。
そのために10段階の食べ方を提唱しています。
そのうちの7・6・5・4・3段階には動物性が入っていませんが、2・1・−1・−2・−3段階には動物性が入っています。
一番多いものは−3段階の30%ですが、このあたりが知られていないことと、各段階を適用する判断が個々人には難しく感じるのでしょう。
この10段階だけでもお分かりのように、桜沢先生は動物性を排除することにこだわっているわけではないのですが、数多い著作物に動物性を嫌う文章が多く散見しているので、これが誤解のもとになっているのです。
ですから、すでに健康な人は無理に排除食をする必要はありません。
もしあなたが今、体調に不都合があるなら、それを改善するために食べ方を変えてみましょう。
それにはこんな何段階もの食べ方がありますよ。
ただそれだけのことを言っているのがマクロビオティックなのです。
今はあまりにもマクロビオティックが誤解されてしまって、良い面より悪い面がひとり歩きしていますが、それは「体調に合わせる食べ方」が難しかったのかもしれません。
いえ、頭では理解できても実行しにくい内容だったのかもしれません。
私はむそう塾で、そこのところを丁寧に一人ひとりの体調に合わせて実行しやすい方法でアドバイスしています。
ですから、むそう塾では動物性のお料理もお教えしています。
あくまでも現実を直視して、現場からマクロビオティックを考え直してみたいからです。
一人でも多くの人に真の健康と幸せを実感していただくために。
(京都 無鄰菴の塀 この並びに瓢亭がある)
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ
2件のコメント
対人関係で悩んだらマクロビオティックの陰陽で考えてみましょう
私ね、いつも思うんです。
人間って細かいことにとらわれすぎている人と、全然細かいことを気にしない人の両極端が多いなって。
むそう塾で多くの塾生さんを見ていると、実に私が勉強になります。
学ばせてもらっています、というのが正直なところです。
人間には能力の差や、器用さ不器用さ、そして性格の違いなどがありますが、それらはマイナス要因ではなく、単なる個性にすぎないと思うのです。
問題はその個性を自分がどのくらい知っていて、それを意識した生き方をしているかどうかというところにあります。
みんな自分は「まとも」だと思って生きているのですが、第三者から見たら必ず気になるところがあるものです。
自分がよりよく生きるためには、その第三者の視点を反映した生き方が必要ですね。
しかし、我の強い人はなかなかそれが出来なくて、自分の気の済むように生きてしまって対人関係がうまくいかない人が多いですね。
でも、ほんのちょっとだけ意識してそれを直そうとするだけで、自分自身がすごく生きやすくなることが多いです。
それはなぜだと思いますか?
それを難しい言葉で説明する人もいるでしょうが、私はマクロビオティックの陰陽で考えます。
自分が何かを直そうとすると、その時自分の陰陽に変化が起きます。
そうすると、自分のまわりにもその波動は伝わりますし、当然のことながら自分にもその結果が返って来ます。
大人より子供はその変化を敏感に感じ取りますので、結果は子供の変化として自分で確認することができたりします。
ですから、不満を並べ立てる暇があったら、まずは自分の陰陽を変えてみることが先だと思うわけです。
陰陽というのは絶対的なものではなく相対的なものなので、対人関係はまさに陰陽を縦横無尽に駆使することによって快適になるのです。
もし今、あなたが対人関係にお悩みなら、ぜひマクロビオティックの考え方を知って、陰陽の視点を加えてみてください。
マクロビオティックとは玄米ご飯を食べる食事法だとか、お肉やお魚や乳製品を避ける食べ方だと思っておられる方には目からウロコかもしれません。
誤解を恐れずに極端な言い方をすれば、私たちは何を食べてもいいのです。
それは人間の体は正しい方向に修正されるようにできているからです。
でも、あまり度がすぎると修正しきれなくなるだけの話です。
そのことを知っていれば、食べ物だけで何とかしようとしたり、マクロビオティックを盲信することもなくなるかと思います。
何を考えるか? 何を実行するか? これが大事ですね。
過去に何度もご紹介しましたが、「マクロビオティックの陰陽がわかる本」には食べ方のことは一切出てきません。
この本は「陰陽はやさしくておもしろい!」「陰陽を人生に活かさないなんてもったいない!」という気持ちを伝えたい想いで制作された本だからです。
この本がきっかけで、あなたの人生に軸ができ、土台ができることを願ってやみません。
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 本の紹介
2件のコメント
一緒にマクロビオティックの勉強を! 塾生さんのご質問より
幸せコースの皆さんには、ある本をご紹介してあります。
(8月2日にメールでご連絡しました。)
成分表に関する本ですが、むそう塾のコース授業を受けられた先輩なら皆さんがお持ちの本です。
ブログでは公開しておりません。
今期の幸せコースのTaさんからご質問のメールがありました。
よく勉強されていて偉いと思います。
ご質問の内容が他の塾生さんにも勉強になりますので、記事として共有させていただきます。
なお、記事はQ&A形式にしました。
<マクロ美風より>
Taさん
おはようございます。
よく勉強されていて偉いですね。
では、順にお答えしますね。
Q
p.43
かぜを引くと当初は陽となり、身体が弱ると陰の状態になるとあります。
陽の場合の対処には陽をとありますが、陰になってしまった時はどのような対処になるのでしょうか?
陽ではきついように感じますが、陰でよいのでしょうか?それとも中庸か?と分からなくなりました。
A
陰になってしまった時には中庸で大丈夫です。
そもそも風邪が陰になってしまうというところがその人が陰性に
なっている結果なので、その時に陰性の対処はないですね。
もしかしたら組み合わせで考えていませんか?
陽:陽 陰:陰 というように。
Q
p.49
豆類の よさが述べられていますが、大豆も良いものとして他の豆と同様に扱っても大丈夫でしょうか?
大豆は消化吸収が難しいので発酵食品になったとききましたので、疑問に思いました。
A
大豆は消化吸収の良い状態で食べなければ、案外体に負担になります。
ですからTaさんが書かれているように発酵食品として摂るのが一番良いのです。
マクロビオティックの人がよく陥ってしまうのが、大豆製品の摂り過ぎですね。
フィチン酸やアブシシン酸の問題もあるので、酢大豆のような形で大量に摂らないようにしてください。
摂り過ぎも問題ありです。
Q
p.54
肉を食べる時はその3倍の穀物や野菜などを食べるようにとあったのですが、その3倍とは重さのことなのか量(かさ)のことなのか、
細かいことなのですが、どのように考えたら良いのか疑問に思っています。
A
よくあるご質問です。
実際にご自分で試してみましたか?
重さで3倍とかさで3倍を比較してみましたか?
そうすると自分なりに答えが出せます。
もう一つここで質問がなければ片手落ちです。
料理する前なのか後なのか?ということです。
こうして頭のなかを整理していくと、おのずから答えが出てきます。
そして最も誰でも間違いなく3倍の目安が出せるのは、お食事を
いただく状態で判断することだといえます。
Q
p.55
油脂は哺乳類のものが陽性で魚類のものが陰性とかかれていますが、p.59の図を見ると逆のように思いました。油脂に限るとp.55に書かれているように解釈してよいのでしょうか?
A
なかなか鋭い読み方をされていますね。
59Pの図はマクロビオティックの陰陽表ですが、55Pの本文は東洋医学の
陰陽からみた文章です。
マクロビオティックと東洋医学は陰陽が完全に一致していないところがあります。
その一例がここにあります。
それは視点が違うからです。
詳しくは幸せコースの授業の中でご説明します。
Q
p.56
17調味料 のところで、黒砂糖は陽性 とありますが、全体からみると陰性と考えて、糖類の中では陽性と考えていいでしょうか?
A
そうです。その解釈で間違いありません。
陰陽は相対的であることを忘れずにね。
なお、これから幸せコースの授業が進むと、このご質問の内容と私の答えがしっかりと腑に落ちる場面が出てきます。
むそう塾のお料理は、陰陽の確認作業にもなることに改めて感動していただけたら嬉しいです。
マクロビオティックは特別なことではなく、すでに存在している現象を陰陽で確認しているだけなんだとご理解いただけたら、ものすごく人生に自信がついて、立ち位置がはっきりしてくると思います。
これがマクロビオティックの陰陽の素晴らしいところだと思っています。
以上がお返事になります。
引き続き陰陽のお勉強を頑張ってください。
以上
(アワビの塩釜焼き 京都 菊乃井本店にて)
上達しないのは練習方法が間違っているか練習回数が少ないかのどちらか
せっせと鱧の骨切りに挑戦しているむそう塾生の麗可ちゃん。
昨日は「鱧の煮物椀」と「鱧寿司」に挑戦したそうです。
こちらの記事を見て、とにかく感動しました。
昨日は急に「むそう塾の動画チャンネル」の目次を作ってくれるようにお願いして、150本ほどの動画を日付順に並べてカテゴリー分けしてくれたのでした。
動画の目次は私が以前からずっと作りたかったのですが、なかなか時間が取れなくてついに麗可ちゃんにお願いしたのでした。
というのも、動画の本数が多くなって新人さんには探しにくいだろうなあと思っていたからです。
そんな急な仕事をこなしながらも、鱧を買いに行ってちゃんと鱧をおろすところから始めて、「鱧の煮物椀」と「鱧寿司」を作ったのでした。
その処理能力の高さに感心します。
そして、記事のコメントに納得しました。
>沢山の素晴らしいお料理を教えて頂いたのに、焼くか揚げるかばかりでなかなか復習出来ませんでしたが、やっと作れた事が嬉しいです。
焼くことも揚げることも陽性のお料理方法です。
もともと陽性の麗可ちゃんには、たぶん負担になるはずです。
もう鱧を何十本練習したことでしょうか?
ご親戚に配りながらの練習でも、火元に向かう行為そのものが陽性なので、しんどさはあると思います。
そんな背景があるので、今回の鱧料理二種は体への負担が楽だったに違いありません。
陽性なお魚だからこそ陰性な料理方法を。
こうして自然に陰陽バランスがとれて行けば体も楽ですね。
ここで大事なことは、麗可ちゃんがいつも心に留めている言葉です。
「上達しないのは練習方法が間違っているか練習回数が少ないかのどちらか」
元々体育会系の麗可ちゃんは、上達するにはこの二つを大切にしなくてはと頑張っているのです。
今も昔も上達するためのテクニックばかりを求めてくる人がいます。
でも、そんなテクニックは授業中に全部教えているのですが、持ち帰れていないだけなんですね。
見逃しも多いと思います。
それらを補うために、写真や動画を撮って復習の応援をしているのですが、それすらちゃんと見ない人も多いのです。
それでは上達は限界が来ますね。
上手になった先輩方は、自分が必要な動画をお気に入りにして、繰り返し繰り返し穴があくほど見続けています。
その結果、プロ顔負けのお料理の数々が作れるようになっているのです。
①まずは中川さんから指摘された問題点を早急に克服すること。
②その次は正しい方法で回数をこなすこと。
そうはいっても①が思っていたより難しいと思います。
それは癖を直すことでもあるからですね。
なんとなく、そのうち、という気持ちではダメです。
直そうと意識して取り組むことが大切です。
意識の力をあなどってはいけません。
たとえば包丁を持つとき、ちょっと意識するだけで切れ方がまったく変わってしまうのですから。
意識って目に見えないので、分かりにくいでしょうが、人生の大事なことはほとんど目に見えないところで決まりますね。
見えないものを大事にする生き方。
それがマクロビオティックの生き方です。
(京都 瓢亭にて)
目に見えないものを大事にしてきたからこそ400年の伝統を守れるエネルギーがある。