中川式糠漬け」カテゴリーアーカイブ

<必読!>「第5期幸せコース」受講生の皆様へ

第5期幸せコースは5月17日(金)から始まります。
1回目の講座は「糠床の作り方・漬け方」です。
例年はご自分で米糠をご用意していただいたのですが、なかなか良い米糠が手に入らない人もおられましたので、今年もむそう塾で米糠をご用意いたします。
講座の日に米糠を1キログラム程度お渡ししますので、お持ち帰り用の袋をご持参ください。
なお、糠床のタネのお持ち帰りもあります。

講座日までに野田琺瑯のラウンドストッカー(24センチ)(10リットル容器)をご用意しておかれると理想的です。
毎年色々な容器で試してみましたが、新しく購入されるなら今のところこの容器が一番優れていますので、少しでも糠床を最高の状態でキープしていただくためにお勧めします。

なお、糠床を増やしていく段階でも米糠が必要になります。
そんな時には自宅に精米機があると便利です。
精米機は次の商品をお薦めします。
キメの細かい出来立ての米糠は新鮮なので、酸化もしていなくて体に良いばかりでなく糠床も喜びます。

精米機には色々なタイプがありますが、この精米機は多くのむそう塾生さんもお使いで、とても評判が良いです。
パウダー状の最高品質の米糠が手に入ります。
象印の家庭用精米機「BT-AE05-HL」で、amazonなら半額程度で購入出来ます。
(新商品はこちら

 
 

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これは昨日中川さんが糠床にお塩を入れていた時に撮影したものです。
60リットルの容器なので、こんなに気前よく放り込んでいます。
その樽で今朝漬かった糠漬けはこんなに美味しそう!

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中川式糠漬けについて(講座のご希望も含む)

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中川さんの糠床は、今こんな状態です。
昨日は暖かかったので2樽増やしました。
60リットル容器で7個になりました。
これがさらに熟成して、もっと美味しくなってからご予約いただいた方々に発送します。

40年近く一級の糠漬けを管理し続けた実力は、そのままむそう塾の糠漬け講座に反映されて、塾生の皆さんのお宅でも同じ糠漬けが出来るようになっています。
ところがこの管理が実に難しいのです。
ちょっとしたことが原因で死んでしまったりするからです。
それで、来る日も来る日も糠漬けの相談メールにフォローのお返事をする中川さんです。

それは、この糠漬けの乳酸菌で腸を元気にして、真の健康を手に入れて欲しいからです。
健康は腸から。
そのためには発酵食品を。
我が家の息子もこの糠漬けがアトピーの改善に大いに貢献してくれています。
大事に大事に育てた糠床が、嫁ぎ先でも元気でご家族の健康に貢献して可愛がってもらえますように。

今年は例年より気温の低い日が多いので、糠床の状態が少し遅れ気味です。
これからの気温次第でグングン変化して行きますけどね。

ところで、糠漬け講座を受けたーいという人はまだおられますか?
あと一日だけなら追加開催が可能です。
講座内容はこちらに準じます。
日程は6月22日(土)ですが、ご希望者はコメント欄に受けたいよ〜って書き込んでください。
パスポート取得者でないと受講できないので、現在玄米投稿中のかたはパスポートが取れるまである程度待ってあげたいと思います。
が、しかし、果たしていつまで待てる席が確保できるかどうか分かりません。
ある程度のところでご縁のあった方だけに絞らせていただくことになるかと思いますが、その場合は何卒ご容赦を。


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糠床の塩加減の目安として時間があります。
当然のことながら夏と冬では漬かり時間が異なります。
写真の糠漬けは10時間漬けたもの。
一見すると生の胡瓜のように見えますが、しっかり漬かっているのです。
これが発酵の力です。
発酵していない糠まぶしの塩漬けとは旨さが違います。

 

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犬のトレーニングにも中川式練習法が有効だったお話

犬のトレーニングにむそう塾で学んだことを応用した人がいます。
柴犬なのでトレーニングは無理と言われていたそうですが、むそう塾で学んだお料理に対する姿勢を犬にも当てはめてみたら、不可能が可能になったというのです。
「練習は嘘をつかない」「紙一枚の進歩」
これは中川さんがいつも塾生さんに伝えている言葉ですが、実行してくれている人しかその効果を実感してもらえない寂しい言葉でもあります。
(実行した人の言葉はこちらにあります。関連記事はこちら。)
昨日は思わぬところからこの言葉の実感を語っていただき、なるほどね〜と思ったのでした。

 
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過去にこちらの記事でも登場していただいたFuさんです。
幸せコースの時の写真ですが、今もそのまま。
ワンちゃんの世界に新しい夢を与えてくれるお仕事をされて行くことでしょう。
これからのお仕事をさらに期待しています!

 

カテゴリー: 中川式糠漬け, マクロビオティックが楽しい♪ | 5件のコメント

中川式糠床の今

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あの中川式糠漬けを生み出す糠床は、今こんな状態です。
中川さんが胡瓜を取り出していたので、ちょっと見せてもらいました。
ビッシリと白い膜が張り、中川菌が元気な様子を表しています。
さて、この白い膜のお名前は?
これは糠床がどんな状態のとき出てくるのかな?
そんなことが一つひとつ理解出来ていないと糠床の管理はできません。

糠漬け講座ではそこのところを詳しく解説して、糠漬けの理論を徹底的にお伝えします。
あとは皆さんの判断が正しく出来るか否かにかかっています。
毎日見せる糠床の表情を的確にとらえないと、糠床はすぐ機嫌をそこねてしまいます。
子育てより難しいです。
糠床には言い訳もごまかしもききませんからね。

日本の発酵食品の代表的存在である糠漬けですが、とても発酵しているとはいえないもどき糠漬けが出まわっている現在です。
ぜひ、本物の発酵をした糠漬けで腸の健康度をアップさせてください。
腸を制する者は最強の健康を手に入れられます。

あの樽で漬け上がった糠漬けはこんな感じです。
これが乳酸菌たっぷりの今仕様の糠漬けです。
これからどんどん漬かり具合を変えて行きます。
いつもその季節にピッタリの糠漬け。
一年中通して食べられる中川式糠漬けに\(^o^)/

 

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カテゴリー: 中川式糠漬け, 食べ物あれこれ | 4件のコメント

マクロ美風の体験的マクロビオティック アトピーと温泉

この季節になると皮膚のトラブル相談がグンと増えます。
季節柄体内に溜まった毒素が一気に外に出てくるからなのですが、そのトラブルにオタオタしてしまう人が多いようです。
何を食べたら良いのか、私から情報を得たいのでしょうが、体は小手先のことではいうことを聞いてくれません。
今まで体内に蓄積されたものが外に溢れ出ていると考えるのが自然です。

その体内とは、母親の胎内にいる時のこともあるし、自分の口を経て取り込んだものもあります。
「いえ、私はマクロビオティックを知ってから体に悪い物は摂っていません」という人もいるでしょう。
事実ストイックにマクロビオティックをしてから、アトピーが良くなってヤレヤレという人もいます。
しかし体は凄いのです。
体の機能がすべてうまく働いていないと、ちゃんとそれを察知して修正しようとしてまたアトピーが復活する場合があります。
女性の場合は出産することによってアトピーが治ることもあります。
妊娠が体の歪みを治してくれるからですね。
私もその恩恵にあずかった一人です。

アトピーの症状を少しでも楽にするために、お金がどんどんなくなった人もいることでしょう。
みんな藁にもすがる思いなのです。
私も、息子も、かつてはそうでした。
息子には高級外車1台を買えるほどつぎ込みました。
あまりにもひどい症状なので、死ぬことが頭をかすめた一瞬もあります。
しかし辛うじて最後に息子を救ったのは、私の幼い日の体験でした。
時々兄と父がやってきて、長期滞在をしている私を遊んでくれた温泉の記憶でした。

*   *   *

アトピーに代表されるように、最近増えてきた症状の多くを改善するには、最終的には体の帳尻を合わせることなんだと思います。
体の帳尻を合わせるとは、体の陰陽バランスを取るということです。
私たちは案外冷えています。
それは添加物を多く含んだ食べ物や、冷蔵庫やクーラーに依存する暮らし方、エネルギーの存在を忘れた頭でっかちな思考や人間関係で身も心も冷えているのです。

それである人はアトピーになり、ある人は便秘になり、ある人は鬱になり、ある人は癌になり、もう枚挙にいとまがありません。
体にトラブルが発生したら、それを消し去ろうとするのではなく、「なぜそうなったのか?」を心身両面から考える必要があります。
そして多くの場合は体を温めることによって排泄が促され、そのことが病気の改善につながるのです。

私は過去の記事でも書いたように、私自身が重度のアトピーで薬では治らなかったのですが、最後は温泉で綺麗に治った経験があります。
そして私の息子もまた重度のアトピーで散々苦労した挙句、最後は温泉でスルスルと治って行きました。
入浴開始から湯治終了まで3週間。
でも、この3週間をためらう人が今は多いのです。
時間とお金の確保の壁があるからですね。
未だに地方には古びて汚いけれど、湯治の出来る所があります。
馬だって、猿だって、温泉の良さは知っているんですよね。
温泉には大地のエネルギーが満ち溢れ、陰陽バランスからいっても申し分なく、日本ならではの治療法だと思います。

でもね、どんなに温泉で治ったとしても、また問題のある食べ物を食べれば元の木阿弥になります。
どんな病気であっても、食べ物のことを抜きにしては本当の快復はあり得ません。
先に排出を優先しながら、併せて食べ物を理想的な内容に近づけて、その間にストレスも軽減すれば言うことなしです。
何かを取り入れるより、まずは出すこと。
これが間違いのない順序です。
体内の不要物を出すことと体を温めることが、人間には一番負担のない健康快復法だと私は思います。

 

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(排出の強い味方:中川式糠漬け)

 

カテゴリー: 中川式糠漬け, 子育て・野口整体・アトピー, マクロ美風の体験的マクロビオティック | 8件のコメント