マクロ美風の家事アドバイス講座」カテゴリーアーカイブ

大阪で家具選び

きのうは、塾生さんが家具を購入するというので、私も大阪まで行きました。
今はネットで色々な家具が購入できる時代ですが、椅子に関してはやはり実際に座ってみないと、座り心地がわかりません。
材質の感触も確かめたいので、やはり私は実店舗に足を運ぶことをおすすめします。

「マクロ美風の家事アドバイス講座」の実践版で、過去に塾生さんの家具の購入に同行したことがありますが、そのときと同じです。
今回は大阪の「IDC OTSUKA 大阪南港ショールーム」に行きました。
諸般の事情により、数多い中から選ぶ必要性があったからです。

7階と8階を見て回り、その中に「おっ!」と目を引くものがありました。
イタリア人以外で、初めてフェラーリのデザインを手掛けた奥山清行さんのテーブルでした。
脚のデザインに一目惚れして、購入に至りました。

家具は見た目も重要ですが、やはり機能性が一番大事なので、そういう点はしっかりチェックします。
高ければ良いというものでもありません。

私は長い間家具を使い込んで、本当に良い家具の使い心地というものを、肌で感じるようになっているので、パッと見ると使い勝手の良い家具とそうでない家具の見分けが結構つきます。
若いときから家具にこだわって選び続けた経験が、今になって役立っているんだなぁと思います。

椅子もテーブルも、使いやすいように脚をカットしてもらって、希望日に配達してもらえるとのこと。
よかったよかった(^o^)

新しい家具が、塾生さんと一体になって、幸せな人生を紡ぎ出してくれますように。

 
 


(京都市内にて)

 
 

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お掃除とは秩序をつけることである 

昨日、嬉しいメールをいただきました。
まだお会いしたことのない方からですが、私の過去記事を順番に読んでくださっているそうです。
昨日はこちらの記事に反応してくださってのメールでした。
掃除とは心を掃除することである(家事アドバイス) 2014.4.26

お掃除と氣(心)の関係に気づいていただけると、ググッと日常生活に変化が出てくると思います。
使わない物は自分の周りに置かない。
これを徹底するだけで、ずいぶん物が減りますし、家の中の氣が変わります。

ということは、自分の氣も変化してくるのです。
なぜなら、私たちは環境とともに生きているからです。

今の季節、毎日のように雨が降って、物凄い湿度ですね。
こういうときにはカビが発生しやすいです。
このカビは、必ず風通しの悪いところ、湿気のたまりやすいところに発生しますから、まずは水回りをきちんとお掃除しておきましょう。

腎臓は体の水分を管理してくれている臓器ですが、これは家でいうと水回りに相当します。
ですから、水回りを綺麗にすることは、腎臓のためにもよいことなのです。
なぜなら、東洋医学では“相似”的に考えるからですね。

 
 

【秩序】
ところで、過去記事の中に次のようなものがあります。
なぜ掃除をするのか? 2009.7.15

この記事の中にこんな文章があります。
お掃除とは秩序をつけることである。
そして、秩序とは宇宙の秩序を模倣し、再現することにほかならない。

ここですね。
秩序づけることで環境が調うわけです。(=氣がよくなる)
秩序といっても難しいことではありません。
たとえば、“水は低きに流れる”というのも秩序です。

もしこの秩序を無視すると、日常生活が送れなくなるほど大問題です。
ですから私たちは、宇宙の秩序にしたがって生きるのが一番トラブルが少ないということを、おわかりいただけるのではないかと思います。

宇宙の秩序は、大きなことから小さなことまで、そして、私たち人間まで及びますから、それを意識して生きるか無視して生きるかは、天と地ほどの差になります。
日常生活のそこかしこに“秩序”を意識してみると、あなたの生活も人生も大いに変化してくることでしょう。

そして、考え方が整理されます。
ここなんです。
これが不安を一掃してくれるのです。
この効果は大きいですよ〜。

 
 

(梅酒ロック)

 
 

昨日は仕事が終わってから、内輪でお食事に行った。
6人であれこれ話しながら、時にはマクロビオティックの話も出て、とても楽しい時間だった。
そして、帰宅すると、嬉しいメールが届いていたのだ。

今日も良い氣で過ごせますように。

 
 

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部屋探しの想い出と氣の悪い部屋

私が独身時代に部屋探しをしていたときのこと。
東京の地理が詳しくわからない中での部屋探しは、楽しくもあり冒険もありな感じであっちこっち歩き回りました。
その中の一つ、四谷見附駅付近の物件に行ったときのこと。

今みたいにネットで物件の写真を見られる時代ではないので、直接該当物件に足を運んで、周りの環境や水回りなどを細かく見ます。
中には不動産屋さんで紹介されていた図面がずさんな場合があったり、故意でなくても現場と違う表示がされている場合があるので、注意深く見ます。

駅からの距離、物件の向き(南向き)、間取りなど、まあまあ何とかなるかなあと思いましたが、築年数の割に物件の傷みがあることと、東側と南側に背の高い建物があって、日照時間の確保が懸念されました。
私は当時物件を下見するときには、昼と夜、できれば雨降りにも見るようにしていたのですが、昼の時点でこれなら、夜も雨降りも推して知るべしだと思いました。

この部屋の契約はないな、と心で決めて部屋を出ようとしたところ、案内してくれた不動産屋さんがポツリとこんな言葉を口にしたのです。
「こういうところに住むと、病気になっちゃうよね。」

そうなのです。
彼は仕事柄ちゃんと物件を氣で見ていたのです。
つまり日照不足が建物の劣化を加速し、そのうえ建物内の湿度も上げ、その湿度が腐食を招いたり、カビの発生につながることを知っていたからこそ、出てきた言葉だと思われます。

湿度が高くてカビが発生すると、室内の空気が汚れて呼吸器系統に影響しますから、そういう意味でも彼のいう“病気”というのは、正しい判断なのです。
人は生きている限り呼吸をしているわけですから、その時に吸い込む空気の質は極めて重要なのです。
また、湿度が高いと、水に関係する臓器として腎臓への影響も考えられますし、精神疾患につながった知人の例もあります。

一戸建てなら北向きのお部屋もあるでしょうから、そういうお部屋は南側のお部屋より念入りにお掃除をして、結露や換気に気配りしなくては、嫌な氣の空間になってしまいます。
そういう場所は陰性が強くなってしまうので、マクロビオティックを知っている人は特に陰陽で考えて良い環境にしておきましょう。

私が「マクロ美風の家事アドバイス」をするときにも、そういうことを考えて寝室やベッドの向きをアドバイスしています。
設計士が考えた図面より、さらに良い氣の流れる部屋使いを提案しています。
住まいの環境を陰陽で考えることは、とても大きな影響があるので、新年は気持ちの良い空間で過ごせるようになりましょう。

12月も後半に入って、お掃除をするご家庭も多い時期ですから、私の60年近い部屋探しの想い出をつらつらと書いてみました。
悪い氣は良い氣に置き換えるようにして暮らしましょう。

 
 


(吉兆グランヴィア店にて 2019.12.15)

お花を飾ると、その空間が陽性になります。

 
 
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料理をしない家は氣が悪い

料理をしない家は氣が悪い。
こんな言葉をタイトルに使うと、多くの人から反感を買いそうですが、あえて書きます。
もちろん、お料理をしていても氣が悪い家はあるのですが、今回はお料理をしない家前提でのお話です。

正直な話、キッチンに生活感のない家は、氣が落ちるのです。
それはそうですよね。キッチンは生命力を生み出す場所ですから、そこに活力がないのは、パワー不足を感じさせるのです。

なぜお料理をしないと家の氣が悪くなるのか?
その理由の一つは換気です。
お料理をすると、水も流すし、火も使います。
当然のことながら換気扇も使います。
これらの行為は水や空気を動かし、場合によっては風も流れます。

私は「マクロ美風の家事アドバイス講座」で、度々「家の中に風を流しましょう。血液を流しましょう。」と言っています。
そうすることによって、家の中の滞りが防げるからです。
家の中の滞りは「カビ」となって、見た目にも健康的にも良いものではありません。
カビは呼吸器系に悪さをしますので要注意です。

カビを防ぐには、カビの栄養となるものを残さないことと、ひたすら乾燥させることですが、お料理をしないと、この換気が疎かになりやすいのです。
あ! お料理をしていても問題が!
朝お料理をして、まだ部屋に湿度がある状態で出かけてしまうと、これもカビの発生に手を貸しますから、出かける時には換気扇を回しておくのがベストです。

木造で隙間風の入る家なら、ここまで神経質になることもないのですが、気密性の高いマンションなどでは換気扇は必須です。
寒い冬でも、一日に1回は窓を開けて空気を入れ替えたいもの。
文字どおり、氣を入れ替えるのです。

これをすれば、お料理をしない家でも氣の低下を最小限にできます。

*   *   *

もう一つ氣が悪くなる原因があります。
それはお料理をしないと、水の使用量が圧倒的に少なくなって、蛇口から出る水が溜り水のようになってしまうからです。
水は流れているからこそ生命を紡ぐことができるのであって、新鮮さも運んで来てくれます。
お料理をしない場合は、使う水の何倍も流して水道管の中に動きを与えなければなりません。

動く。
これはマクロビオティックでは陽性のエネルギーになって、良い氣の源になりますから、家の中の水も空気も動かしましょう。
こんなふうにして、お料理をしない分を補っておくことをお奨めします。

独断と偏見に満ちた内容に感じられるでしょうが、家とはこういうものなのです。
気持ちよく住み、家が最高の環境になるため、たとえ家でお料理をしなくても、水・空気の動きを意識して暮せば、健康的な環境になります。

その上で、お料理も作れるようになったら、ゴロッと氣が変わります。

 
 

(ねじり梅 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

カテゴリー: マクロ美風の家事アドバイス講座 | 4件のコメント

部屋探しで良い物件を引き寄せる姿勢

今、塾生さんからお部屋探しの相談を受けています。
引っ越し好きの私は、まるで自分が住むかのような感じでお部屋の作りや周りの環境を把握しようとします。
長い間このお部屋探しにおつき合いしていると、引き寄せ力の強い人がいて面白いです。
まるで物件がその人に吸い寄せられて来るかのように、良い物件が出てくるのです。

でもね、ただボーッとしていて物件が出てくるわけではありません。
事前に相当調べています。
つまり、それだけ努力しているということなんです。
その姿勢は仕事でも同じであろうと想像できます。

良い結果を出すために、水面下ではくまなく調べる。
これは何事にも共通する姿勢だと思っています。

 
 

(紅白むすび 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

おめでたいときのお料理に飾るものですが、大根と人参で作ります。
写真では京人参を使っています。

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