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整体心理学「暗示を解く」の内容がマクロビオティックの陰陽と重なる

人は誰しも大なり小なり暗示にかかっている。
意識しなくても多くの刷り込みをされて生きている。
だからこそ、つらいなと思ったらその暗示を解いてあげよう。
大雑把に言うとそんなことを教えてくれる動画に出合った。

肉体は形のあるものだけど、その肉体は精神の表れでもある。
肉体の不都合は、精神の不都合の結果だったりする。
そんなことをこの動画は教えてくれる。

 
 

「『二宮整体 大仲塾』整体心理学:暗示を解くの暗示って?」

 
 

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人を内面から観察していると、きっとこれじゃ体調が悪くなるだろうなぁと想像できることがある。
案の定その人はそのうち体の不調を訴える。
しかし、その不調が精神面から来ていることを知らないか、指摘してもなかなか直せない。
そう。
本人はその考え方を当たり前(あるいは常識)だと思っているから、直す意思がなかったりする。

私は20代で野口整体に出合って、いわゆる世の中で常識といわれていることにかなりアンチな生き方をしてきた。
それは野口整体を実践していくと、あらゆることから開放される心地よさがあったからだ。
いつも自分が心地よくいられる生き方を選んだから、この動画のいわんとすることはすごくよく分かる。

私の健康の秘訣は、案外この「暗示を解く」ことがうまくいっているのかもしれない。
ストレスフリーな生き方を心がけているから。

 
 

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ところで、マクロビオティックでは「陰」と「陽」で物事を考えるが、暗示にかかっている時を「陽」とすれば、暗示が解かれた状態を「陰」と考えることができる。
陰も陽もどちらが良い悪いではなく、微妙に動きながら両者のバランスをとってくれている。

だから、食べ方でも考え方でも、がんじがらめになるのではなく、ほどよいゆとりを持ちながら生きていると心地よく生きられる。
そんな状態が「中庸」なのである。

人によって使う言葉が異なったり、視点が違ったりしても、着地点は中庸の世界だ。
山に登るルートは幾通りもあるが、頂上を目指す目的は同じなのと似ている。
自分に合った方法で心地よさを得られたらいいね。

 
 
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とても重要 内海聡医師のTweetより

内海聡医師が、とても大事なことを今朝Tweetされていました。
すでに実行されている人が多いでしょうが、改めてこれが基本だよねと思っています。
短い文章の中に正しいことが凝縮しています。
ところどころ、多くの人が信じている情報とは異なる書かれ方がされていて、クスッと笑ってしまいます。(血圧や血中コレステロールを上げる)
でも、それが真実なんですよね。
一字一句噛みしめるようにお読みいただければ、すべて納得できることばかりです。
私も同じようにお伝えしているので、むそう塾生には当たり前のことばかりですが、確認のために下記に引用させていただきます。

 
 

内海 聡 
カネかけて何かやるよりも何をしないかを優先することが大事です。法則や本質や基本を知り、一つ一つの情報に一喜一憂しないように。政治経済問題に必ず目を向けショックドクトリンを知りましょう。陰謀論を見てもいいが信じないようにして、情報の一貫性を見抜きましょう。

内海 聡 
栄養療法や波動療法系にもウソが多いので要注意です。フラクタルの法則を知り、目先の利益にとらわれないようにしましょう。人間の立場でなく地球の立場にも立ってみて。動物とは何かについて考えてみて、人類ごときが感染症を克服できることはないと知りましょう。

内海 聡 
新型コロナでうだうだ言うなら、まずお菓子やジュースや砂糖やアイスをやめ、安物のパンやピザやインスタントラーメンをやめましょう。コンビニの食事やジャンクフードをやめ、添加物や農薬や遺伝子組み換え食品に留意しましょう。電磁波を浴びすぎないようにし、放射能について勉強しましょう。

内海 聡 
塩や本物の調味料は本物を使い多めに使いましょう。まごわやさしいを多めに摂り、肉を避ける必要はないが安物は避けましょう。旬のものや春野菜や野草を食べ、血圧や血中コレステロール値を上げるよう意識しましょう。食べ過ぎたときには一時的に断食して調整しましょう。

内海 聡 
ワクチンを打たないことはもちろんですが、換気をこそ気をつけマスクをしないようにしましょう。病院に簡単に近づかないこと、病院を利用するときは救急時にすることが大事、発熱を下げたりしないことは基本であり、体からの排せつ物を簡単に止めないようにしましょう。

内海 聡
シャワーではなくお風呂に入りましょう。厚着し過ぎないようにして日光を積極的に浴びましょう。鼻呼吸を意識して裸足になってみましょう。悪玉菌を積極的に味方につけましょう。食品を備蓄、電池やカセットコンロを備蓄、サランラップは備蓄しておきましょう。地震に備えましょう。

内海 聡 
テレビや新聞を見るとバカになります。逆に活字は本でも漫画でもいいから読むようにしましょう。テレビ芸人を応援するからこんな世の中になります。家族でテレビ以外の情報を共有しましょう。愛や感謝や宗教やスピリチュアルにすがらないようにして、内海も特に信じないようにしましょう。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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1型糖尿病を忘れさせてくれるような美味しいお料理の力

むそう塾では、授業で習ったお料理を復習すると、それを写真や動画に収めて添削してもらうシステムがあります。
方法は次の3とおりです。

①【コース授業】:「復習投稿」として、中川善博のブログに掲載して添削。
②【単発講座のうち玄米炊飯と小豆玄米炊飯】:決められた期間だけ中川善博のブログに掲載して添削。
③【②以外の単発講座】:Twitterでのお弁当投稿(#musobento)や、iMessageで添削。一部は「塾生のきょうの100点お弁当」に転載。

 
 

昨夜送られてきた①の復習投稿の投稿文が、とても気持ちがこもっていて、私はそれを読んで涙がこぼれてしまいました。
(指導の参考にするため、投稿文は私も読ませていただいています)
投稿者は現在「自由人コース4」に在籍する“好(このみ)”さんですが、先月の「自由人コース3」の復習投稿を送ってくれたのです。
まずは、好さんの投稿文をお読みください。(掲載許可あり)

 
 

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<好さんのメールより>

中川さん

こんばんは。
自由人コース3のシントンテキの復習をしましたのでご指導お願い致します。
【感想】
この シントンテキ のソースが・・・
家族や友人の反応が「このソース美味しい!!」って、
みんな口を揃えて言います!老若男女問わず!
中川さんの数々の魔法のソース。新たなるものを体験できて口福です。
このトンテキに負けない野菜のボリュームとカレーもやしが最高で
お腹いっぱいでもただただ幸せな食後でした。(ボリュームあるのですが重くない)
お弁当にも盛り込みます!

自由人3の最後のクラスにこのように元気の出るお料理を授けてくださってありがとうございます。
むそう塾に出会ってお料理の腕はまだ未熟ではありますが、出来るようになった事があります。
お料理で・・・自分を取り巻く人達(家族、友人・会社の人等)を元気付けることができました。
お料理で・・・自分の健康をグッとたぐり寄せることができた。
食べることがストレスではなくて、心から楽しく幸せになった。

中川さん、美風さん、スタッフの麗可ちゃん、TAMOくんやにっちを中心に
笑いの絶えない楽しいクラスに在籍させてくださって、感謝致します。
来期も楽しみでなりません。
ご指導よろしくお願い致します。

69-4
◯◯◯ 好

 
 

(シントンテキ 料理:好さん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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<マクロ美風より>

好さんは1型糖尿病患者で、食べることに恐怖心を抱えていた頃むそう塾に来られました。
食べてはいけないものだらけで、気持ちも身体も不健康そのものでした。
でも、むそう塾でマクロビオティックの陰陽を知り、食べ方を徐々に変えていったところ、だんだん気持ちも明るくなって、お料理が楽しくなってきたのです。
そして何より、食べることを楽しめるようになって、お料理も素晴らしく上達したのです。

好さんは写真も上達して、どんどん活躍の場がひろがって来ました。
素晴らしく美味しくできた彼女のお料理は、まわりの人たちを元気づけたり、感動させたりして、その良い氣が彼女に返ってくるようになりました。
血糖値のチェックはする必要がありますが、いたって元気ですし、幸せそのものです。
食べ物の制限もありません。

 
 

好さんの例で私が感じるのは、お料理の持つ力です。
最初は自分の健康のために始めたお料理ですが、その美味しさがまわりの人を巻き込んで行きました。
彼女が自分だけのためにお料理を作るのではなく、色々な人のためにキッチンに立ち続けたことが、結果として自分のためにエネルギーを持って戻ってきてくれたのです。

これはマクロビオティックの陰陽で考えると、ものすごい陽性の力が働いていることを意味します。
病気という陰性から、お料理で陽性の力をつけていった好さんは、いかにもむそう塾生らしい展開だと思わずにいられません。

美味しいお料理は、空腹を満たすだけにとどまらず、心の飢えをも満たしてくれるのです。
この繰り返しの波は、必ず強いエネルギーとなって自分を守ってくれます。
氣のよいものに触れる、味わう、慈しむ。
そんな時間をこれからも大切にしてくれる塾生さんの存在に、心から感謝している私です。

 
 
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自由で最高に納得! 「人生のレシピ 健やかな体の作り方」五木寛之著

こちらの記事で五木寛之さんのことを書いたので、ちょっと思い出話を。

私が横浜で初めて住んだのは、東横線の白楽だった。
白楽駅から徒歩1分の距離なのに、静かで、南西には富士山が見えてお気に入りの場所だった。
その場所は平坦地で神奈川区になるが、すぐそばから港北区になって高級住宅地が続いていた。

港北区は多摩丘陵の東端に位置するので、台地が多くて景色も良いから、そのあたりには元神奈川県知事の公邸もあった。
海や富士山が見えるマンションも建っていた。
作家の五木寛之さんや、女優の岸恵子さんがそのマンションに住んでいて、時々散歩をする五木さんの姿を見かけた。

ちょうど、五木さんが翻訳した「かもめのジョナサン」がベストセラーになっていた頃である。
五木さんはダンディで、とても素敵だった。
話し方のテンポや声も心地よくて、うっとりするほど魅力的な人だった。

 
 

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ところで、五木さんは60年来の夜型人間で有名だったが、2020年から昼型に切り替えたのだそうだ。
私は未だに夜型人間だが(笑)

91歳になってもお元気で、相変わらず精力的にお仕事をされているが、健康に関する本もたくさんある。
「なるだけ医者に頼らず生きるために―私が実践している100の習慣」
「人生のレシピ 健やかな体の作り方」
シン・養生論
健やかな体の作り方

これらの本の随所に出てくる方法が、私がずっと採用していた方法だったり、体験的に納得していたりして、どんどんページを進めたくなってくる。
とにかく考え方が一致しすぎて怖いくらいなのだ。
そして、情報が更新されているのが素晴らしい。

陳腐した健康論や、流行りの食べ方には振り回されない安定感がそこにはある。
野口晴哉氏の「風邪と下痢は体の大掃除」という言葉も登場し、とにかく波長が合うのである。
そういう土台があるからこそ、おそらくコロナに関してもワクチンには慎重だったと考えられる。

心強くなる内容がいっぱい書かれているので、ぜひお読みになって、変な情報に惑わされない日々になったらいいね。

 
 

(人生のレシピ 健やかな体の作り方 五木寛之著)

 
 
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「新型コロナ ワクチンよりも大切なこと」 医師 本間真二郎著

ワクチンを接種した人も、接種していない人も、これからどんな暮らし方をすればいいのか?
その答えがこの本にはあります。

たとえば、高血圧一つとっても、参考になることがありますよ。
すでに薬を飲んでいる人も、ぜひ読んでみてください。

認知症についても興味深い事が書かれています。
高血圧の薬を飲み始めた途端に認知症の症状が進み、やめた途端に改善した患者さんがいたそうです。

そういえば、血圧が200超えだったのに、薬を飲むことなく160台まで下げた人が身近にいます。
身体の仕組みを知って、改善する方法がこの本にはいっぱい書かれています。

ただ、新型コロナを5類にすればすべて解決というわけではないと思うのが私の意見です。
5類にしておくと、ワクチン接種の道が残されてしまうからです。

 
 

新型コロナ ワクチンよりも大切なこと 本間真二郎著)

 
 
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