こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

結婚のこと セックスのこと マクロビオティックのこと

むそう塾はマクロビオティックの陰陽を取り入れた京料理教室ですが、塾生さんの個人的な悩みの相談にものっています。
それはマクロビオティックの陰陽は生き方や生活全般に及ぶので、当然のことながら日常のすべてがうまく行くようにするためです。
そしてそのことは、結果として玄米ご飯をはじめとするお料理の出来上がりに関係するからです。
グジグジと悩み事を抱えていては、体のために最適な玄米ご飯はおろか、氣の通ったお料理はできません。

お料理にも暮らし方にも氣を通して、最大限以上の力を発揮して人生を生ききること。
それを可能にするのがマクロビオティックの陰陽を踏まえる生き方です。

昨夜、新幹線で京都に向かっていると、ダイレクトメッセージが届きました。
「彼氏から正式にプロポーズされました。この展開にビックリしています。」という内容のもの。
いえいえ、ビックリすることはありません。陰陽の流れとして最高だと思ったので結婚をおすすめしたのです。
やっと安心しました。
それにしても彼女のこの言葉に納得です。
「やっぱり胃袋つかむのは凄く効き目ありました(笑)」
そうでしょそうでしょ(^^)

*   *   *

そういえば、むそう塾を始めてから何人の人から結婚したり、妊娠したりおめでたいご報告をいただいたことでしょうか。
どれもとても嬉しくありがたいことです。
特に結婚については、ご本人が予想していない展開になることも多いのですが、陰陽的にみて納得できる結婚はやはりうまく行きますね。

京都の自宅に到着したら、今度は彼氏と結婚を考えている人からのメールが届いていました。
結婚を考えていると言いながらもかなり遠くに住んでいます。
そういえば、他にも結婚の約束をしながら離れて住んでいる塾生さんがいたっけ。
こういう関係は陰陽で考えると陰性になりますね。
だから破局を迎えることが多くなりますので、注意しましょう。
お仕事を優先してしまわないようにね。

やはり男女は陽性な関係が一番うまく行くのです。
住まい方で言うと同居ですね。
遠距離恋愛や単身赴任が破局につながることがあるのも、距離の陰性さが悪さをするからです。
そして、陽性の最たるものがセックスです。
同居していてもセックスレスだと、その分陰性になります。

ですから、これから結婚しようと思うカップルは、なるべく(絶対にといいたい)離れてはいけないのです。
一緒に住んで一緒に御飯を食べる。
そこに氣の交流がある。
こんな日常が空気のように流れてこそ、陰陽バランスが調和するのです。

*   *   *

マクロビオティックではセックスを男女のエネルギー(氣)の交換ととらえています。
それはマクロビオティックに限らず、昔から健康法の一環として実践している多くの先人がいますね。
日本CI協会が発行している「月刊マクロビオティック」にも昔そのようなことが書いてありましたよ。
当時は京都大学の教授で性エネルギーを研究されている人の文章が載っていました。

そういえば、週刊誌の読み物ですが、セックスについてこんな記事がありました。
「日本史に眠るトンデモ「性豪」伝説! ご先祖様たちはこんなに大らかに楽しんでいた」
タイトルだけだとお下品な記事のように思われるでしょうが、なかなか真面目な部分もありますよ。
5ページ目のこの部分です。
「日本史上、性豪と呼ばれる人物は総じて、長生きであったことが特徴的だ。セックスは男女が陰陽の気を分け合う養生法とも考えられており、女好きの偉人たちは無類の健康オタクでもあった。」

つまりこの裏側を陰陽で考えてみると、セックスによって心身の陰陽バランスをうまく保てているので、結果として健康的で長生きにつながったとみることが出来ます。
何歳になっても異性を意識して、陽性の氣をうまくコントロールできることが、仕事においても結果を出せる人だったりしますね。

過去にもこのブログでセックスに関する記事を書いていますが、すべて陰陽の視点で書いています。
こんなところにも陰陽が及ぶのかとビックリされるでしょうが、これが現実の暮らしです。
今はセックスに距離を置いてしまう若者が多いので、そんな若者に読んでもらいたいなと思ってこの記事を書きました。
生命エネルギーが躍動する素敵な人生でありますように、幸せな人生を送れますようにとの願いを込めて。

 
 

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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カテゴリー: こころ・想い, マクロビオティックの陰陽で考えてみよう | 2件のコメント

マクロビオティックの陰陽と氣の流れ

昨年は「マクロ美風の家事アドバイス講座」を開催していないのですが、この講座の目的は、家の中を整理して氣の流れを良くすることなのです。
マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、お掃除にとてもうるさい人で、このブログでも随所に桜沢先生のお掃除に関する逸話が出てきます。

人は誰しも景色の良い所に行くと、清々しい気持ちになったり、心のありようが変わって希望が持てたり、良い変化をする経験をしていると思います。
それは、その場所の氣が良いからそういう変化を起こさせるエネルギーをもらえるわけですね。
反対に、汚い場所やグチャグチャのお部屋からは、良い氣が生まれてきませんから、そういう所には足を運びたくなりません。

マクロビオティックではよく「宇宙の秩序」という言葉を使いますが、宇宙の秩序に則ったものは本来美しいのです。
そして安定感があります。
そういう場所・物・人は良い氣を発します。

ですから私は、家の中をそういう場所にするために家事アドバイス講座をしていたのです。
むそう塾を始めてからも、お掃除の大切さを話し、エプロンの扱いに注意するのは、それらすべてがその人の氣にかかって来るからなのです。

「ああ、氣が悪いなあ・・・」と感じさせる人は、お仕事や家庭で、あるいは人間関係や事故関係でトラブルを起こす場合が多いです。
また、職場や人間関係が氣の悪い状態だと、自分もどんどん悪い状態になって行くので、そういうところからはさっさと離れるに限ります。
それは環境が陰性すぎるので、それ以上陰性の害を受けないようにするためです。

マクロビオティック的に結論を言ってしまえば、「いつも氣を意識しながら生きる」ということになります。
それが意識出来ている人と、意識出来ていない人とでは、歴然とした差があります。
もしあなたがその差を感じないのであれば、まだ氣の存在を落とし込めていないことになります。
でも、多くの人には「これ、いいな」(陽性)とか「これ、いやだな」(陰性)という感覚があるので、それを陰陽で落とし込んで行けば、自然に氣の良い生き方が出来るようになります。

*   *   *

話はガラリと変わって、昨年のおせちの授業でも私は氣の流れを感じていました。
36種類のお料理を作って一気に詰めて行く作業は、流れが悪いと実現できないものです。
不健康であってもいけないし、忘れ物があってもいけないし、失敗があってもいけないし、遅くてもいけないし、とにかく「良い氣の集大成がおせち」なのです。

いざお料理を詰める段階での写真を公開しましょう。
プロは左上の隅に叩き牛蒡を置きました。
次は紅白蒲鉾ですが、おや?横に寝かせています。

 
 

なるほど、ここに伊勢海老がくるからですね。

 
 

最後はこんなふうに収まりました。

 
 

この一連の流れがとにかく速いので、私は邪魔をしないように写真を撮るのに苦労しました。
「待ってください」なんて死んでも言えない空気を漂わせていますから(笑)
最初に最上段とメインの伊勢海老を配置し、それから次々と進んでいく重詰めの作業は、氣の流れそのものだなあと感じました。
一度もお料理の配置換えをせずに、次々と詰める作業は、先に緻密な計算があってこそ実現する流れです。

私達の日々の暮らしも、毎日がスムーズに流れるためには、周りをきちんと整理しておくことに尽きると思います。
それは目に見える「物」の整理だったり、目に見えない「心」の整理だったりします。
そういうことを整えるのが、暮れの大掃除であり、新年の初詣だったりするわけですね。

今日から仕事始めの人も多いことでしょう。
良い一年にするために、ぜひ氣ということを意識してみましょう。

 
 

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脱皮してみよう!

明けましておめでとうございます

 
 

 
 

(ねじ梅 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

脱皮してみよう

新しい自分に

過去は過去

時間は未来のために使おう

 
 
カテゴリー: こころ・想い | 4件のコメント

「快」になれる瞬間を増やす生き方

人間って義務感があると疲れますね

勉強をさせられている

仕事をしなくちゃいけない

でも、興味をもったことなら疲れません

仮に難しいことに取り組んでいるときでも

その中にわずかでも「快」になれる瞬間があったらしめたもの

そんな瞬間は疲れないのです

爽快 快感 快速

全部「陽」の氣です

少しでも「快」が増える生き方

それが本来の生き方です

難しいことに挑戦して、そこから「快」を得た人は

挑戦しなかった人より強くなれるし

自信が増えます

そして、「快」が大きくなるのです

 
 

 
 

(くわい 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

マクロビオティックはお料理だけではなく、充実した人生を送るための考え方(人生哲学)です。
今ある不快が陰性すぎることが原因なら陽性の方向へ、反対にその不快が陽性すぎることが原因なら陰性の方向へと舵を切れば良いのです。
そして、陽性と陰性のバランスがほどよく取れた時が一番自然体であると気づくことでしょう。

心も体もバランスが取れて初めて「快」が訪れます。

 
 

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中川式玄米ご飯を食べ始めて8日間での変化

本日パスポートを取得されたMi(103-1)さんは、 玄米投稿のメールに毎回「その他」として色々な気づきを書かれていました。
その観察がとても細かくて、「体の声を聴く」ことが出来ています。
ご主人様のことも書かれていて、その変化がとても嬉しいものでした。
次にご紹介させていただきます。

<Miさんからのメール>

【第1回目】2016.12.14
愛クラスに伺ってから、お腹が温かく感じます。
朝起きると、いつもお腹が冷えているのですが、触ってみると温かいです!
お腹が温かいおかげで、身体の中心が意識でき、いつも感じる身体のブレを感じにくく思います。
動くときに下半身がしっかりして動きやすいです。
あと、声が出やすいです。
お昼に、1度目の失敗した玄米を食べましたが、食後に眠気がきました。
2度目に炊いたものは、眠気が来ることなく、食べた後も元気で動けました。

むそう塾に行った後から、排便が悪くなく、いつもは朝食を食べないとトイレに行きたくなかったのですが、朝起きて、水分をとるとトイレに行きたくなります。
甘いものを取ったりすると、便の形がなくなっていたのですが、昨日は甘いものを取ったのですが、きちんとした形で排便できています。
身体の変化を感じ、とても嬉しく、びっくりしています。

【第2回目】2016.12.16
嬉しいことは、むそう塾に行った後より、アレルギーで夜、知らないうちに眼をこすってしまい、切れてなかなか治らなかったまぶたが治ってきています!
今朝、傷口がきちんとひっついていました。

【第3回目】2016.12.18
状態の違う玄米を食べるとこうも違うのかと、ここ数日実感しています。
朝、早めにスッキリ目が覚めました。

【第4回目】2016.12.22
中川さんの玄米を炊き始めてから、身体の変化も大きいのですが心の変化を大きく感じます。
今までも、身体と心は一体と思ってはいましたが、日々の生活で中庸に保つのは難しく、乱れた身体に心を無理やり合わせてバランスを取ろうととがんばっていた部分があったのだなと感じました。
身体が落ち着いていると、心がこうも落ち着くのかと驚いているのとともに嬉しく感じています。 
私の頑固だった部分が、少し変わって来ているせいか、主人の色々な面においての考え方も、良いほうに変わってきている様に思います。
まだ、パスポート取得前の玄米ですが、進んで食べてくれているのがわかり、嬉しいです。

身体は2年前より出始めた、朝起きた時、寝る前、甘いものを食べ過ぎた時に出ていた、アレルギーっぽい大量の鼻水が出なくなりました。
朝の寝起きが良くなり、時間も早めに目が覚めます。
夜中トイレに起きることがなくなりました。
あと、長年の大量下剤摂取と腸内洗浄でゆるゆる寸胴だった私のお腹に少しくびれが出来てきました~。
止めてから10数年経ち、前よりは良くなりましたが、なかなかくびれなかったので、甘いもの+骨格筋肉の問題もあると思っていました。
こんなところにも、陰陽が!とびっくりしました。
甘いものへの欲求が減りました。

 
 

<マクロ美風より>

今までも、身体と心は一体と思ってはいましたが、日々の生活で中庸に保つのは難しく、乱れた身体に心を無理やり合わせてバランスを取ろうととがんばっていた部分があったのだなと感じました。
身体が落ち着いていると、心がこうも落ち着くのかと驚いているのとともに嬉しく感じています。 

ここまで観察されていて素晴らしいと思いました。
さすが東京のマクロビオティック教室で陰陽を学んだだけのことがあります。
問題は、理論が先行していて、現実の生活の中で中庸の保ち方を実践出来ていなかったことです。
むそう塾はマクロビオティックをお伝えしていますが、あくまでも実践と理論を車の両輪のように、いつも心身で感じながら身につけてもらうようにしています。
そのための中心軸は主食である玄米ご飯なのです。
ここがきちんとしていると、他のことで陰陽バランスを取るのが楽になるのです。

今はまだ玄米ご飯だけでの変化ですが、ご事情が許せば幸せコースに通われて、美味しいおかずや暮らし方の陰陽バランスを徹底されると、もっと下半身に安定感が出て、マクロビオティックの良さを実感されることでしょう。
愛クラスの日にご主人様と一緒に京都入りされたとき、ホテルでのお食事の後にご主人様が召し上がってくれたお土産のお料理と同じものを、あなたが作れるようになるのは、何と夢のようなことでしょうか。

これからも心身の変化を観察されて、Twitterなどで交流しながら、陰陽バランスの取り方を練習していきましょう。

 
 

 
 

(瀬戸内海 2016.12.7)

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