食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

「中川式鉄火味噌」増量でお届けのお知らせ 食べ方のアドバイス付

かねてからむそう塾の塾生さんのみを対象に、中川式鉄火味噌をご希望のかたにお分けしていたのですが、このたび量を増やしてお届け出来るようになりました。
人それぞれなので、体調の変化を感じられるようになるためには、ちょっとだけ時間のかかる人もいます。
そのような人がお財布にもやさしく鉄火味噌を入手出来るようにしました。
お手間代はそのままですが、量が増えたことによって、鉄火味噌を食べられる回数が増えます。

先の記事のように、たった一日でも鉄火味噌の効果を感じる人もいれば、なんとな〜くしか判らない人もいます。
それはその人の体調もありますし、食べ方にもよります。
中川式鉄火味噌の欠点は美味しすぎることです。
ですから、ついつい食べ過ぎてしまうのです。
鉄火味噌は食材やお味噌の水分を全部飛ばしてありますので、ものすごく陽性です。
マクロビオティックの陰陽でいうなら、いわゆる極陽性です。
ですから、食べ方は食べ過ぎてはいけないのです。
だからといって、耳かき1杯でもいけません。
その辺の食べ方は申し込んでくださった方には、私からアドバイスをさせていただきますのでメールをください。

なお、大事なものだからといって、飾っている人もいました(笑)
そうではなくて、最初は喉が乾く経験をされてもいいのです。
そうして、「陽性とはこういう身体の状態をいうのかあ!」と万年陰性の人には体験してほしいのです。
後で喉が乾けば、「ああ、これは食べ過ぎなんだ」と気づくわけです。
その後はその量を減らして行けばその人にピッタリの量がつかめます。
200グラムほどのご飯なら、ティースプーンで2〜3杯かけるとおかずがまったくいらない塩分量です。
もちろん、お味噌汁なんて見たくもない塩分です。
こんな食べ方は1回だけにしてくださいね。
ですから、鉄火味噌を食べる場合は、1食でどの程度の塩分量になるかを全体で調整してくださいね。
体質で大きく差が出ますので、ここにはこれ以上具体的に書くことは控えます。

鉄火味噌をご希望のかたは、マクロ美風宛にメールでお願いいたします。
召し上がった人の体調を把握して、アドバイスができるようにするためです。

 

027A2824

 

カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 食べ物あれこれ | 4件のコメント

最高の美味しさ!「お持ち帰り鍋」の作り方(レシピ・動画・注意点付)

本来は中川さんのブログで記事にするべきなのですが、新しい人はなかなか過去記事を読まれていないので、今回はこちらで記事にさせていただきます。
むそう塾名物に「お持ち帰り鍋」というのがあります。
まるでお鍋の材料をテイクアウト出来るようにした料理名のような印象を受けますが、実は寒い季節に大活躍のお鍋料理の名前なのです。
中川さんが料理屋さんを経営されている時に考案されたお鍋だそうで、お客さんから絶賛されたメニューだったとか。
それもそのはず、このお鍋は本当に美味しくて、もう夢中になって食べてしまいます。
中川さんがあらゆるお鍋を研究し尽くして考案されただけのことはあります。

 
 

お持ち帰り鍋 むそう塾

 

●お持ち帰り鍋の作り方(おまたせ! お持ち帰り鍋のレシピだぁ!!
●お持ち帰り鍋用つみれの取り方(「お持ち帰り鍋」用つみれ丸
●お持ち帰り鍋用穴子の下処理(「お持ち帰り鍋」用の生穴子の下処理

<注意点>
●材料が全部揃わない時には絶対作らないこと
●コメントにはヒントがいっぱい隠されているので、必ずコメントもすべて読むこと。
●男性には大喜びされること間違いなしなので、意中の男性と一緒に食べ終わったら、火元の確認だけして急いでベッドに行くこと。

来年もお持ち帰り鍋ベビーの誕生を期待しています♡

 

カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理, 食べ物あれこれ | 2件のコメント

松茸蕎麦には京都らしい紅葉麩がお似合い

松茸蕎麦  京都

(松茸蕎麦:京都 松葉)

昨日のお昼に京都駅で食べた松茸蕎麦です。
お蕎麦に入っている花麩を見て、ああ、紅葉も間近だなあと思いました。
京都は言わずと知れた和の文化がいっぱいありますので、当然お料理にも和の文化がもつ繊細性が反映されています。
新幹線が往来する駅中のお蕎麦屋さんであっても、たった1枚のお麩に季節感が漂っていて素敵だなと感じました。
たとえば花麩には、梅麸・桜麩・竹麸・青もみじ麸・赤もみじ麸・かえで麸などがあるので、それを踏まえて松茸の季節には赤もみじ麸なのです。
松茸に梅麸や桜麸の組み合わせはあり得ませんね。

むそう塾では車麩料理を教えていますが、塾生さんたちは京都に来ると生麩を買う人も多いようです。
美味しいお麩のお店は中川さんから教えてもらえるので、安心して買えるのがいいですね。

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | コメントする

京都「晦庵 河道屋 本店」の松茸蕎麦

松茸蕎麦 河道屋

(松茸蕎麦:時価 京都 河道屋 本店)

今年初めての松茸蕎麦をいただきました。
今回は中京区の麩屋町にある河道屋さんの本店に行ってみました。
風情のある佇まいが京都らしいなぁと思います。
かなり古い建物です。
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブスがこのお店を気に入っていたとか。
ジョブズは日本の古い物が好きだったようですね。

河道屋1
暖簾をくぐるとこんな感じです。
河道屋2

1階が中庭のように作りになっています。
河道屋5

お食事が終わって入り口を見上げると、ザクロが何個か色づいていました。
河道屋6

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | コメントする

松茸と無着色ベーコンのパスタ酢橘風味

松茸と無着色ベーコンのパスタ酢橘風味

 

昨日の「圧力鍋料理とモバイル味噌汁講座」で使った松茸が残っていたので、中川さんが夕ごはんに松茸のパスタを作ってくれました。
作り方を見ていると、ちゃんとコツがありましたよ。
なるほどね〜、やはりそうなるよね〜、という繊細さでした。

私は松茸の食べ方で一番好きなのは焼き松茸です。
焼き松茸でも土瓶蒸しでもそうですが、松茸にはなぜかスダチが合います。
このパスタにはやはりスダチが添えられていましたが、その食べ方が面白いのです。
フォークをちょんとスダチに刺してから食べるのです。
1回ずつちょんと刺します。

そんな食べ方は初めてだったので、なぜギュッとスダチを絞らないのか中川さんにお聞きしてみました。
すると、絞るとスダチの香りが強くなってしまうからとのことでした。
な〜るほど!
確かにそれは言えるなあと思いました。
松茸の香りの上を行かないけれども、口に運んだ時にふっと漂うスダチの香りがあると、何だか嬉しくなってしまいます。
日本人らしいなぁというより、京都人らしいなぁと感じた食べ方でした。
もっとお聞きしてみると、日本料理にはそのような食べ方をするお料理があるそうです。
日本人の感性の鋭さや、その繊細さに改めて惚れ直すお料理だなぁと感心しました。

それにしてもこの感覚って、人間関係にも通じますね。
主役があってこその脇役ですが、主役だけでも物足りない、脇役の存在感がありすぎてもいけない、絶妙のバランス。
誰しも主役を目指そうとしがちですが、案外脇役になる方が難しいものです。
ここにはまさしく陰陽バランスが働いていて、マクロビオティックの陰陽がこんなところでも生きているのを感じ取ることが出来ます。
人間関係のトラブルや不快感って、大抵は陰陽バランスが崩れた結果起きることが多いから。

あ〜、それにしても、美味しく学びの多いパスタでした。
お料理名は中川さんがつけてくれましたが、私がつけるなら「陰陽バランス学びのパスタ」とでも書いてしまいそうです(笑)
なお、これもちゃんと毒消し材料を組み合わせた陰陽料理になりますので、「料理人  中川善博の陰陽料理」のカテゴリーに入れておきます。

 

カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理, 食べ物あれこれ | コメントする