こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

ミゾイキクコさん Twitterが評判で出版へ

たまたま「ミゾイキクコ」(@kikutomatu)さんという人の存在を知りました。
下記に関連記事があります。
「コンピューターおばあちゃん」と呼ばないで~フォロワー5万4千人・81歳ミゾイキクコさんが語るインターネット愛
Twitterを2010年から始めて、現在81歳で58,546人(2016/2/6 8:45現在)のフォロワーを持って、そのつぶやきが本になって出版されたのだそうです。
「何がいいかなんて終わってみないとわかりません。」

少し読ませていただきましたが、「うんうん」と頷くことが多くて、私の性格や視点と相容れる文章が多く見受けられました。

「何事も自信ができてからやるものではないんですよ。やってるうちに自信が持てるもの。」
「ともかく自分の人生は自分のもの。自分のために生きるのが当然。そして自分の責任。人が何とかしてくれるものではない」

テレビでも取り上げられたそうですが、私はテレビを観ていないので分かりません。
64歳のころパソコンを始められたそうですが、この方は前向きに人生を生きるタイプですね。
むそう塾で塾生さんをたくさん見ていると、その人の老後が予想されます。
生き方のタイプから見えてくるものがあるからですね。

お若くてもインターネットに尻込みしている人がいますが、私はインターネットは上手につき合うべきだと思います。
なぜなら、インターネットには無から有を生み出す力があるからです。
よく「炎上」とか「傷つく」とかいう事態を心配して、ネットから遠ざかる人がいますが、それは世渡りが下手なタイプだと思うのです。
だって、ネットの世界だって人間が発信しているんですから、実社会と同じように色々なタイプの人がいるわけです。
だから、実社会と同じように「空気をよむ」気持ちで接すれば問題ないと思います。

ところで、ミゾイキクコさんも書かれていますが、私も最初から自信のある人なんてそんなにいないと思っています。
多くの人は実際に経験しながらジワジワと自信がついてくるのです。
まだ見ぬ世界に飛び込もうとするか、自信がないから周りをウロウロするだけにするか、それで人生は180度変わって来ます。

マクロビオティックではその辺のところを陰陽で考えることが出来ます。
陽性さがあれば前に進めるし、陰性さが増せば躊躇するという具合にね。
私は文明の利器は大いに活用して、「その時代」を燃焼し尽くすように生きたいなと思います。
同時代に存在しているご縁のあるものすべてに感性を反応させて生きるって、寝る間もないくらい愉しいことだと思えるからです。

そう、愉しい。
これが生きる基本ですね。

 
 

瀬戸内の海

 
 

(瀬戸内海 マリンライナーからの景色 2016.2.4)

 
 
カテゴリー: こころ・想い | 5件のコメント

マクロビオティックと睡眠時間

マクロビオティックでは人の陰陽判断基準として睡眠時間を参考にします。
社会一般では睡眠は8時間取りましょうと言われていますが、マクロビオティックの考え方にもとづいて体に負担をかけない食事と暮らし方をしていると、8時間より短くなるのが普通です。
大体6時間前後で充分になる人が多いですね。
昔のマクロビオティック指導者は、睡眠時間の長短を競うような面があったようですが、それは陽性が良いと思われているふしがあったので、どうしても睡眠時間が短い方に傾いて行ったのでしょう。

事実桜沢先生の本にもそのようなことが書かれていますが、それは結核を代表とする病気が多く、敗戦後の食糧事情と国民の喪失感の中では陽性が必要とされたからに他なりません。
しかし今はその当時とは時代背景も異なりますので、桜沢先生の本をそのまま自分に当てはめると失敗する人も多いです。
「ああ、この人はマクロビオティックで失敗したんだなあ」という人に沢山出会って来ました。
そういう人は外見からもすぐ判りますが、飲み物や食べ物を観察していると確信に変わります。
そのくらいお食事内容の影響は大きいです。

今回は睡眠時間のことだけ取り上げてみますが、玄米と多めの野菜、そして毒消しが理想的な食生活で、あまりストレスのない暮らし方をしていると、必然的に睡眠時間は短くなって来ます。
夢もほとんど見ません。
ところが、ここに動物性が入って来ると、人によってはその負担が睡眠時間に影響してきたり、夢を見るようになったりします。
必然的に睡眠時間は長く、質の低下もおきてきます。

動物性がどの程度体に負担になるかは、個人差が大きいので誤解を避けるため具体的には書きません。
だからこそ、マクロビオティックは押し付けるのではなく、個々人の体質と体調を見て判断しなければ危険なのです。
私の経験上、動物性の質が睡眠時間に与える影響は大きく、お野菜もその質が影響するのが実感出来ます。
食べたものを体が処理するのに頑張っているんだなあと、口にしたものをふり返りながら睡眠を観察しています。

当然のことながらお食事が理想的でも、日常的にストレスをたくさん抱えた暮らし方をしていると、お食事の良さは半減してしまいますね。
ですから、まずは精神面が穏やかに暮らせるように環境を整えることがとても大事です。
どんな人と接するか、どんな仕事をするか、どんな時間の使い方をするか、どんな所に住むか、どんな空気を吸うか、そこまで考えてみましょう。
お食事は重要ですが、空気も重要です。
それは酸素や窒素を含む空気だけでなく、その場の雰囲気としての空気も意味します。

清々しい空気を吸って、心地良い氣の中で生きる。
そんな時間の過ごし方を目指しましょう。

 
 

京都の梅

 
 

(京都の梅 2016.1.12撮影)

京都の自宅前では梅の花が咲いていました。
これから日一日とお花の数が増えて行くことでしょう。
七十二候では「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」時季ですから、こうして春の動きを伝えてくれるのですね。
こんなことを意識しながら暮らすことが健康にもつながります。

 
 
カテゴリー: からだ, こころ・想い, マクロ美風の体験的マクロビオティック | 2件のコメント

マクロビオティックとポテトチップス

ポテトチップス マクロビオティック京料理教室 むそう塾1

 
 

(ポテトチップス 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

ポテトチップスの好きなお子さんは多いですね。
さらに、お若いお父さん世代でもお子さんと同じようにポテトチップスが好きな人がいますね。
小さい時から食べてきたからでしょう。
私も子供を育てている時、甘いお菓子よりはいいかなと手づくりのポテトチップスを食べさせていたことがあります。
実家(北海道)から送られてきたじゃがいもをスライスして揚げるのですが、温かいポテトチップスはなかなか美味しいので、遊びに来た子供たちも大喜びで食べます。

子供会のお土産や行事の景品にもポテトチップスが入っていることも多くて、友達でも袋入りのポテトチップスを持参して遊びに来る子もいました。
息子のポテトチップス量も増えてきたので、私が揚げるポテトチップスと市販されているポテトチップスの違いを説明して、ある実験をしました。

それはボールに体温と同じ温度のお湯をキープして、そこにポテトチップスを入れるのです。
その変化をしっかり子供に見させて、次のように説明します。
「このボールを洗うときには洗剤を使わないと油汚れは落ちないけど、体の中に洗剤は入れられないよね。そうすると、体の中もこのポテトチップスの油でギトギトしてくるね。」と。
そうすると単純にびっくりして、以後ポテトチップスに対する認識が変わります。

昨夜、息子の方からポテトチップスの実験の話が出ました。
今でもはっきり憶えているそうで、「あれはビックリした」と話していました。

 
 

ポテトチップス マクロビオティック京料理教室 むそう塾2

 
 

(それなのに、幸せコースではポテトチップスの作り方もお教えしました 笑)

同じことでも文章で理解するのと目で理解するのとでは理解度に差がでます。
文章だと「理解したつもり」になっていることも多いですね。
マクロビオティックでは最初に陰陽の説明をしますが、その陰陽が難しいと感じる人も多いので、昨日はちょっとした陰陽の実験をしました。
まずは、私たちは陰陽のエネルギーが働いている世界に生きている現実を認識すること。
その次に、実際に陰性と陽性ってどんなふうに働きが違うのだろうか?ということを目で確認すること。
こんなことを感じていただく一日にしました。

マクロビオティックを知ると、陰陽を覚えようとする人が多いのですが、「陰陽は覚えるものではなく感じるもの」です。
風を感じ、空気を感じ、熱を感じ、寒さを感じるのと同じように陰陽を感じるのです。
食材の陰陽ばかりに目を走らせているのではなく、ぜひ生き方としてマクロビオティックの陰陽を取り込んでほしいと思います。
そうすると、不可能が可能になるような希望を持てたり、積極的な生き方が出来るようになったり、醍醐味のある人生にすることが出来ます。
私もマクロビオティックのそんなところが大好きで、毎日愉しく気持ち良く生きています。

ところで、冒頭のポテトチップスですが、私が子供に伝えたかったのは、油の摂り過ぎの問題と、油の質、それにお塩の質や添加物のことです。
実際に食べさせて、味として子供にその差を知ってもらいたいと思いました。
口で説明しても幼い子供は判りませんからね。
いくら安心な食べ物でも、量が多ければ体には負担になります。
しかし、体に負担だといっても、暴飲暴食をして結構長生きする人もいますから、人の個人差って本当に大きいのです。
その個人差と好みを考慮してお食事を考えなければ、その人にピッタリの美味しさと楽しさにはなりません。

マクロビオティックの人にありがちな「押しつけの食事法」ではなく、心から美味しいと思える健康的なお食事を私はおすすめします。

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, こころ・想い, 食べ物あれこれ | 2件のコメント

信じることは陽性のエネルギーをもらうこと

突然ですが、「信じる」「信じられる」という関係はすごいエネルギーを生み出します。
まずは「信じる」ことですが、これはある程度陽性さがなければ出来ません。
陰性な状態ですと、気持ちが今ひとつ集中しないので、必ず迷いが入り込んで氣が散らかってしまうからです。
ということで、信じる行為には陽性のエネルギーを伴いますので、そのエネルギーは信じた人だけでなく、信じてもらえた人にも大きなエネルギーを与えます。
ですから、双方に良いことづくめなのです。
誰かに信じてもらえた経験がおありの人は、すごく嬉しかったでしょ? それですね。

それなのに人はなぜ信じないことが多いのか?
それは失敗を恐れるからですね。

私の経験から言わせてもらうならば、信じて信じて信じまくると、多くの場合は信じられた人は裏切れなくなる方向に行きますね。
(あいつだけは騙せないなって言う感じです。)
それでも裏切れる人は、最初からそれなりの匂いを感じますので、そういう人は信じる対象に選ばなければ失敗はグンと減ります。
(若気の至りで失敗することは勉強なので良しとしましょう。)

もしあなたのそばに「信じても良さそうな人」がいたら、とことん信じ抜いてみてください。
必ず変化が起きるでしょう。

この時、静かに信じるのではなく、必ず行動で表わすことが大切です。
想いというのは相手に確実に伝わって初めて動き始めるのですから。
「自分の気持ちを分かってほしい」というのは甘えです。
分かってもらいたければそれなりに自分が努力すること。自分のことを理解してもらうまで行動することです。

また、信じるという一見行動に移せないように思えることでも、献身的な態度とか素直な気持ちの受け取り方とか、そういう行動の断片からも相手に伝わります。
相手が心ある人ならば、自分が信じていることをちゃんと感じとっているはずなので、あとはそれにパワーをつけるだけです。
何事も中途半端が一番いけません。
時間の無駄ですね。

これぞ!と思う人がいたら、ぜひ信じ抜きましょう。

マクロビオティックでは物事をエネルギーで判断しますが、陽性のエネルギーを相手に与えると、もらった相手が元気に気持ち良く行動できます。
ですから、誰かを信じて相手に陽性のエネルギーを与えると、その人がより陽性になって、その陽性のエネルギーがまた自分に還って来ます。
ということで、信じるということは、双方にとって陽性のエネルギーをもらえることになるのです。

このことは生き方の基本ですが、子育てにも夫婦間にも恋愛にも適用されますね。
まずは信じること。
今年はこの力をフル稼働させてみてください。
色々なことが解決の方向に進みますよ。

不満を口にする時間があったら、信じるための時間に充てましょう。
その方が自分の気持ちも清々しくなります。

 
 

瀬戸内海

 
 

(瀬戸内海 2016.1.8)

 
 
カテゴリー: こころ・想い | 16件のコメント

人間の究極の幸せは4つ

物やお金があれば幸せなのではない。
人間の究極の幸せは4つ。

①愛されること
②ほめられること
③役に立つこと
④必要とされること

働くことによって愛以外の三つの幸せが得られる。

 
 

結び紅白 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

(結び紅白 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

今が満たされていないとお思いの方、この4つのどれかが欠如している可能性があります。
我が身に照らし合わせて、今自分がするべきことを実行しましょう。

 
 
カテゴリー: こころ・想い | 10件のコメント