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京都四条通を歩きながら思ったこと
今日、用事があって銀行に行った。
窓口カウンターに日本語を話せない外国の女性が立っていて、少し日本語の話せる男性がそばにいた。
銀行側の女性は日本語で対応している。
大きな銀行なのに、開いている窓口は2つだけ。
あとの6つの窓口は目隠しされて閉じている。
色々な手続きが昔とは様変わりしていて、そこには活気もなく、立ち入ってはいけない場所のような氣が漂っていた。
もう一つの銀行に寄ったら、こちらはまあまあの感じだった。
その違いは、閉鎖された窓口がなかったのと、流れがスムーズだったから。
どちらも四条烏丸で向かい合っている銀行だ。
企業でも氣の流れは重要だ。
その後四条通を歩いてApple京都に寄った。
iPadの確認のため。
そこからさらに歩いて京都高島屋へ。
その間にすれ違った人は、外国人と日本人が半々かもしれないと思うほど。
ここは京都。
あの落ち着いたシックな京都はどこに行ったのだろうか?
不愉快な服装(着物姿を含む)が目立ち、私の心は不協和音を奏で始めた。
…お前が古いのだ…
…これが今の流行だよ…
私が好きな京都なのに、今では外に出ると波長が合わない。
それは、私が変われば済む問題なのか?
私がアップデートできていないだけなのか?
***
それはともかく、何人も追い抜いて歩いていた(私は歩くのが早い方なのだ)ので、体はすごく爽やかだ。
やっぱり歩くのは気持ちがいいね。
じゃあ、毎日歩けばよさそうなものだが、健康のために何かをするというのが嫌いな私なのだ。
あるYouTuberが軽く脳梗塞を起こして、その後健康のために歩くようになったと話していた。
この寒い季節でも毎朝起きたらすぐ歩いているそうだ。
続けられるコツは、朝起きたらすぐ外に出る支度をして、お茶をいっぱい飲んでからスタートするそうだ。
そうすると、寒い中に出ていく億劫さがなくなるとのこと。
やっぱり一度脳梗塞を起こしたから真剣なんだろうね。
私にないのはこの真剣さだけど、歩いたあとの爽快感の経験が少ないのも問題だ。
でも、今年は変化することを意識しているので、もしかしたらいつかトトトッと歩き始めるかもしれない。

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
今度は外で桜を写せるようになるといいかもね。
変わろうと思ったら早速変化が! 新しい動きに感動!
お正月に埼玉から京都に戻るとき、夫が商品券をくれました。
実は子育て中にも夫はよくゴルフに行って、商品券をもらってくることがあったのですが、そんなときは私に渡してくれます。
そうすると私が大喜びするので、きっと今も渡してくれるのでしょう。
事実、大喜びしました(笑)
先日その商品券でセーターを買いました。
こちらの記事に書いたように変化をしようと思ったら、新しい色のセーターが着たくなったからです。
春色の淡い色合いのセーターを買いました(安かったので3枚も買っちゃった^^)
早速授業の日に着てみましたが、気分が明るくなってワクワクして良いことづくめです。
実際に年齢は変わらないのに、若くなったような錯覚に陥って面白いものです(笑)
明るい色合いが顔のそばに来ると、顔色がよく見えたり、健康そうに見えたりして良いものですが、精神面でも確実に変化が出るのがいいですよね。
実は、10年以上着ているコートも、来年こそは買い替えようと毎年思っていたのですが、代わりになるお気に入りのコートが見つからなくて今年も着てしまいました。
それなのに、新しいセーターを着たらコートの色合いと合わなくなって、コートまで新しい色のものが欲しくなりました。
こんなふうに着るものの色を変えると、気持ちにググーンと変化が出てきますよね。
これが色の波動の影響であることを、多くの人は気づいているのですが、一歩踏み出す勇気がなかったりします。
人目を気にして躊躇する人もいますよね。
でも、いいんです!
自分の人生なんだから、自分の好きな色を着ましょうよ。
な〜んて記事を書こうと思っていたら、今年の「満足コース」に珍しい塾生さんからお申し込みがありました。
先日の単発講座にいらしてくれて、久しぶりにお話をしていたのですが、彼女の美しさキープの方法に唸っていたところだったので、それはそれは嬉しかったです。
お申し込みの備考欄に「私も変わります。」と書かれているではありませんか!
なんだか「変わりますブーム」が起きたら面白いなぁと思ってしまいました。

(新しいセーター)
76歳にしては派手と言われそうですが、気にしない気にしない!
パステルブルーを選ぼうとした私に、「こちらの方がお似合いでは?」と店員さんが勧めてくれたので、すぐ飛びついたのでした(笑)
私が変化を求めるきっかけになった甥の存在
先日、「育ち方が一生を支配するのは間違いない 新しい自分へ」という記事を書きました。
これにはちょっとしたきっかけがあります。
お正月に私の兄の子ども(甥)と、初めて長電話をしました。
冠婚葬祭の時しか故郷(北海道)に帰省しない私は、甥や姪ともすっかりご無沙汰していますが、家族の近況報告を兼ねて甥が電話をくれたのでした。
もう亡くなった私の両親のことや、6歳年上の私の兄のことなどを甥の視点から話してくれたのですが、それらの人が私の思っている姿と違っていてとてもびっくりしました。
人間は立場の違う人から見ると、まったく別人のような評価になったりすることに、ある種の驚きも感じました。
そのとき甥は色々な人の人生を語ってくれました。
すべて私の知っている人の人生ですが、すべて人生の晩年に生き方が集約されていって、とても興味深かったです。
その時思ったのです。やはり「育ち方が一生を支配している」と。
そんなことも影響して、ふと「私は何者?」と考えたのでした。
自分としては悪事に手を染めず、真面目に生きてきたつもりですが、第三者から見た私ってどうなんだろう?
自己満足だけで生きてきたのではないだろうか?
これから何年生きられるか分からないけれど、今までしなかったことをしてみようかなと思ったのでした。
今までと同じことをしていては変化の乏しい人生になるので、ここらへんで生き方の角度を変えてみようと思ったのでした。
ズバズバと物事をはっきり言う甥の存在は、私を面白い方向に押し出すきっかけになりました。
私が高校1年生のときに兄が結婚して、第1子が甥でした。
子ども好きの私は嬉しくて嬉しくて、甥の名前も候補にあげて兄に採用されたのでした。
ですから、私の思い入れもひとしおです。
こうして若いエネルギーの考え方がきっかけとなって、私自身が新しい自分になりたいなと思えたことがとても嬉しいです。
人は何がきっかけになるかわかりませんね。
<関連記事>
・育ち方が一生を支配するのは間違いない 新しい自分へ 2025.1.15
・変わろうと思ったら早速変化が! 新しい動きに感動! 2025.1.20

(レモンゼリー 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
今日の授業でこのレモンゼリーが大人気でした。
さっぱりした酸味にしびれました。
これからの人生の味付けにも参考になりましたよ。
育ち方が一生を支配するのは間違いない 新しい自分へ
先日、むそう塾の座学で私としては珍しい内容のお話をしました。
その後の塾生さんの反応を見ていて、あれこれ感じることがあります。
割と多くの人が「変わりたい」とか「もっとよくなりたい」と思っていらっしゃるんだなとも思いました。
むそう塾ではお料理をきっかけに変わることもできるのですが、他の切り口があってもいいのかもしれないと感じています。
でもね、この年齢になると、人はなかなか変われないということも実感としてあります。
しかし、そのように言い切ってしまうと、将来に絶望的になってしまう境遇の人がおられるかもしれませんね。
どんな境遇の人であっても、今より良い生き方ができるように、希望が持てるきっかけを模索するのは必要なことだと思います。
しかし、人生にはこんな一面があります。
「育ち方が一生を支配する」のです。
色々な場面でそれが顔を出すのです。
本人が望むと望まないとにかかわらず。
ですからそれを踏まえて、あるいはそれも計算に入れて、現実的な模索が必要かと思います。
私のように親に真面目一辺倒に育てられた人間は、この歳になってもなかなか要領のよい生き方ができません。
しかし、多少のルーズは織り込み済みの育てられ方をしていれば、また違った人生の展開になっていたかもしれないと思います。
塾生さんでもいらっしゃいます。
ものすごく生真面目な人が。
そこまで生真面目でなくても、もっといい加減(適度なゆるみ)でもいいんだよと言いたくなる人が。
そうかと思うと、箸にも棒にもかからなくて、笑ってしまうほど面白い発想をする人もいます。
でも、本人はいたって「普通だと思っている」のですから、わからないものです。
私はその背景には育ち方があると思っています。
どんな大人と接し、どんな環境で生きてきたかはとても影響が大きいです。
でも、人生はそれで終わりではありません。
そこから自分の人生を創り上げていけばよいのですから、まずは自分を知って、具体的に動くことをするのがよいと思います。
2008年に中川さんと一緒にむそう塾を始めて、中川さんの素晴らしいお料理に魅了され続けてきましたが、ふと「私は何者?」と考えたときに、塾生さんと一緒に新しいマクロ美風になるのもいいなと思えて来ました。
さあ、どんなふうになりますことやら?
<関連記事>
・私が変化を求めるきっかけになった甥の存在 2025.1.17
・変わろうと思ったら早速変化が! 新しい動きに感動! 2025.1.20

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 自由人コース2の授業にて)
陰陽は人生という航海の羅針盤 京都タワーは灯台
昔、マクロビオティックを知ったとき、「陰陽は人生という航海の羅針盤」だと教わりました。
そのときは「へ〜」という感じでしたが、ほどなく「羅針盤」の意味が理解できるようになりました。
そうしたら陰陽が俄然面白くなって、年月を重ねるたびに私のしっかりした柱になってきました。
「羅針盤」とはよくいったもので、これを持っていると自分の進むべき方向が確認できるので、とても安心できるのです。
夜の大海原に放り出されたら、誰だって死を覚悟することでしょう。
でも、どんなときにもこの世は陰陽で動いていることを知っていると、なんとかしてそれにすがろうとするでしょう。
そうです。
すがってもいいのです。
陰陽は日々の生活に根ざしていた方が、諦めない生き方ができるのです。
だから、どんどん日常に役立てましょう。
昨日もちょっと陰陽の話をしました。
自分の性格ってなかなか変えられないものですが、一歩だけ踏み出してみると、陰陽の違いを感じることでしょう。
そうやって、自分の目指す方向に歩んでみませんか?

昨日、神戸から京都に帰ってきたら、京都タワーがショッキングピンク色になっていました。
この京都タワーは、町家の瓦屋根を波に見立て、それらを照らす灯台をイメージしているそうですね。
(日によってライトアップの色は変わります。こちらに色の解説あり。)










