こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

点と点がつながった

何か変だな?

そういう直感ってとても大事。

私も今、あることを知って点と点がつながった。

お若いのに行動力があって、世界を飛び回っている人がいた。
その行動力がすごいと思ったのだが、ちょっと疑問に思っていたのだ。

最初のスタートはそこだったけど、後にその人の所属する政党を知って、「はは〜ん」と想像できた。

そして今、ある情報を得た。
これで納得。
だけど、その情報は本当なのだろうか?

あとは時間が解決してくれるかな。

 
 

だから、何か変だなと思ったときは、すぐ信用しないことにしておく。
仮に有名な人でも。

 
 

マリンライナーから眺めた瀬戸内海)

これは先日撮影したものだが、とても気持ちの良いお天気だった。
自然は素直に信じられるからいいな。
だから癒やされるのかもしれない。

 
 
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マクロビオティックにおける中庸を考えてみる 停滞しないために

連日忙しくしている私ですが、その合間に塾生さんとメールのやり取りをしています。
今は新しい講座の受講について、お悩みのご相談も寄せられるのですが、多くは時間の捻出についてです。

そもそも時間というのは誰にも平等に与えられていますから、あとはその時間をどのように使うかは個人の問題なわけです。
あれこれ頭で考えても、体がついてこなければ予定したことが実現しません。
どんなに優秀な頭脳を持っていても、健康な肉体がなければダメなのです。

そして、その次はそれを処理するスピードです。
これは精神面も強靭でないとスピードダウンしてしまったり、ストップしてしまったりします。
ということで、何かを達成しようと思ったら、一にも二にも心身両面が柔軟性のある状態が望ましいわけです。

 
 

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マクロビオティックでは陽性が良いように勘違いしている人が多いのですが、本当に理想的なのは中庸です。
体力が馬鹿みたいになくても、停滞のない流れを維持できる人のほうが結果的には良いのです。
この「停滞がない」というのがとても大事で、これを実現するためには氣の問題も絡んできます。

言い換えると、環境を整えるとでもいいましょうか。
家族や同僚(仲間)がいるなら、自分とその人達との関係をいつもスムーズにしておくことです。
いざという時に自分のために動いてくれる人はいるか?
それは常々まわりと滞りのない関係を築いていないと無理ですね。

それは究極的には「人の心を大事にする」ということに尽きると思うのです。
大事にすることは心で思っているだけではなく、きちんと相手に伝わるようにして初めて効果が出ます。
それはたった一言でもいいのです。
「ありがとう」でもいいし、「うれしかった」でもいいのです。
相手の立場になって発する言葉や行動は、必ず相手に響きます。

 
 

***

マクロビオティックでは、思っていても行動しなければ陰性と分類します。
陰性は物事を達成するエネルギーに欠けているので、どうしても満足感の少ない人生になってしまいます。
それを打破するためにも、まずは予定を入れてしまいましょう。
そして、後はその予定を計画どおりに実行するために、まわりの環境を整えるのです。

環境を整えるということは、当然自分の体調も整えることになります。
そのうえでまわりの人との関係をスムーズにしておくのです。
普段から体力がない人は、大きく体調を崩さないように、生活面をコントロールしましょう。
そんなとき、陰陽を知っていると便利ですよ。

体力があっても過信せず、絶えず宇宙のリズムから外れないように、余計なエネルギーを使わないようにセーブしておくことも必要です。
それは長いスパンで見た時の陰陽バランスを図るためです。

多くの皆さんが上手に陰陽の氣を転換しながら、日々が充実したものとなりますように。

 
 

(京都市左京区の梅)

一日一日と開花する梅の数が増えて来ました。
梅に雪も風情があるのですが、青空に梅も気持ちが良いものです。

 
 
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ビートたけしが明かす被災地への思い

こんな記事があった。

 
 

ビートたけしが明かす被災地への思い「“被災地に笑いを”なんて戯れ言だ」「震災のたびに芸人の無力さを感じるよ」 2024年1月15日

 
 

その中で印象的だった表現がある。

普段通りに仕事をして、安心して眠れる場所があって、しっかりメシが食える。それが揃ってヒトは初めて心から笑えるワケでさ。

うんうんと頷きながら読んだ。
人は命を守ることが最優先で、そこに血のにじむような力と時間が必要だと私は思っている。
そして、精神的にホッとできるようにならないと、本当の生き方は始まらない。

 
 

やっぱり大変な時に一番大事なのは想像力なんだよな。

ここで「想像力」を出してこられたところが、ビートたけしさんの素晴らしいところだと思う。
どこまで自分の想像力を膨らますことができるか?
それはやはり体験の多さもあると思う。

私はこの世に無駄な体験はあまりないと思っている。
どうでもいいような、しなくてもよかったと思える体験があるかもしれない。
しかし、それすらもいつか役立つことがあったりする。
それは、あるときには限界を知ることであったり、あるときには度胸となったりして、自分を支えてくれる。

そんな体験が想像力を豊かにしてくれるのではないだろうか。

そんなことを考えながら読ませてもらった。

 
 
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これからは人生の盛り付けを! “腕”と道具を大切に!

金沢から大阪に向かっています。
美容室の予約が入っていたため、今回は金沢からの直行になりました。

昨日は雨も雪も降らず、ときおり薄日がのぞくお天気に恵まれ、無事に塾生(おはる)さんのお引っ越しが済みました。
新しい住まいに荷物が運び込まれて、荷解きされていくたびにお料理道具が出てきて、彼女の人生の主要部分がお料理だったことがわかります。

懐かしいお鍋、懐かしい道具、懐かしいお皿。
すべてが彼女の細胞の一部になっています。
お料理の“腕”は形として見えませんが、いざ作り出したら、見えない“腕”が次々と形となって来るのは、なんとも素敵なことだなと思いました。
その“腕”も、道具たちもぜひ大切にしてほしいです。

 
 

ところで、中川さんが「これからは人生の盛り付けをしなくちゃね〜」と、いかにも中川さんらしい視点からの言葉で応援してくれました。
そうです。新しい生活をスタートさせたのですから、今までとは意識を変えて、これからの人生を力強く踏み出してほしいです。
新しい環境で紡ぐ人生が、素敵な盛り付けになってくれることを、私も心から願っています。

 
 

(琵琶湖付近にて)

 
 
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マクロビオティック京料理教室むそう塾 秘伝コース修了生と

昨日、むそう塾の秘伝コース1期生修了者、お二人とお食事をしました。
お一人はこれから転職を予定されているので、そんなことなども含めてあれこれ話をしました。
現在候補にあがっている職種が自分に合っているかどうかは、案外自分より第三者の方が正確に判断してくれる場合があります。
誰しも、自分のことって、知っているようで知らないものなんですよね。

話の中で、異世代の人たちとうまくやっていけるのか?
自分の気持ちに素直に動いた場合は、他の世代でそれを受け入れられるものだろうか?
自分の考えを押し付けていることになりはしないだろうか?
などなど、色々な疑問が湧いてきます。

どの会社でもそうでしょうが、先輩社員の考え方と新入社員の考え方は、時代とともに変化していて、そのへんで悩む人たちも多いことでしょう。
そして今は、ワ◯チ◯の問題もあります。
新しい職場がワ◯チ◯に対してどんなスタンスなのかは、大いに気になりますし、大変重要なことです。

 
 

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ところで、1期生が昔のむそう塾の授業を懐かしく話してくれました。
中川さんの職人肌がよかった。
情に厚いところがいい。
火力を絞らず包丁仕事と競争するところが好きだ、などなど。
桂剥きも出汁巻き玉子も、練習中は大変だと感じたけど、今、普通にキッチンに立てば、桂剥きも出汁巻きも自然にすぐ取り組めることに驚くと言う話もありました。

よく中川さんは、「桂剥きも出汁巻きも、技術というのは身についたら、水泳や自転車乗りと同じで、久しぶりにやってもできるんだよ」と話していました。
昨日の2名は、まさにそれを体験していて、やっぱり技術はすごいと話しておられました。

1期生を迎え入れた頃の中川さんは、今よりもっと厳しさもあったのですが、徐々に素人さんに合うように柔軟な指導もするようになりました。
それは「お弟子さんを養成するのが目的ではないから」と、女性にも合うようにソフトにしてもらった経緯があります。
でも、1期生はその厳しさがよかったというのですから、面白いものですね。

でもまあ、1期生が創ってくれた「秘伝コース」は、今もなおむそう塾の最高峰コースであることに変わりはありません。
このコースを体験した人と、体験しなかった人では、面白いことに精神面での変化に差があるんですよ。
お料理からそんなことが学べるなんて、面白いですよね。

<参考までに>
第1期生秘伝コース 土曜クラス
第1期生秘伝コース 日曜クラス

 
 

(京都市左京区にて)

 
 
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