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マクロビオティックに想う(2)「塩分のとらえ方」

マクロビオティックを始めて一番迷うこと。
それは、「塩分」についてのとらえ方だと思います。
なお、ここでは、塩分の定義については省略します。
お手元のマクロビオティックの本に、書いてあるはずですから。
一般的な食生活の情報では、「塩分は控えめに」と耳に沁み込んでいますから、急に塩分はしっかり摂りましょうと言われても、??になってしまうのが現実だと思います。
私は、マクロビオティックを知るずっと前に「野口整体」を知っていましたので、「人間の体における塩分の大切さ」は、よ?く知っておりました。
ですから、リマ・クッキングスクールに通い始めて、「塩」についての説明を受けた時は、自分の知識を再確認する形で、安心しました。
ところが、最近は、いわゆる逆輸入のマクロビオティックを始めた人の中で、体調を崩す人が出ているのも事実です。
これには、説明が必要です。
それは、日本で誕生したマクロビオティックは、アメリカをはじめとして、世界の各地に伝わって行きました。
しかし、お米とお味噌汁・お醤油の食文化を、そのまま海外の人達に受け入れてもらうのは困難で、現地の人達の味覚に合わせながら浸透していったのです。
その過程で、お肉を沢山食べている人達には、塩味を薄くしたり、サラダ感覚のお料理になったり、お味噌汁がスープ風になったりしたのです。
なぜ、そのようにする必要があるのか?
それは、「体がそのような味を求める」からです。
お肉には、「血」があります。
生きている時の牛・豚・鳥・魚などには、血が流れています。
その血の中には、「塩分」があります。
「ナトリウム」ですね。
ここがポイントです。
動物性食品を多く摂っている人は、すでに、体内にナトリウムの在庫があるので、そんなに多くの塩分を求めないのです。
ですから、「塩分が薄いお料理」を美味しいと感じるんですね?。
(本当は、ナトリウムの質に違いがあるのですが、複雑になるので省略します)
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そして、そのお料理法が日本に上陸して来ました(いわゆる逆輸入)。
それに伴って、そのお料理法を教える所も増えました。
しかし、ここで問題が。
本来なら、ここで日本バージョンにアレンジするべきなのに、逆輸入のまま教える所もあるのです。
その結果、マクロビオティックを始めてから、体調が良くない人が出てくるというわけです。
原因は「塩分不足 or 陰性よりの料理法=A」。
反対に、日本に従来からあるマクロビオティックを始めて、体調がつらくなる人がいるのも事実です。
原因は「塩分の摂りすぎ or 陽性よりの料理法=B」。
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これは、どちらが正しいかという問題ではなく、「どちらが、その人の体質と体調に合っているか」ということです。
今まで、お肉やお魚をいっぱい食べている人が、のように塩分の強い陽性よりのマクロビオティック料理を始めると、「最近、体が硬いんだよな?」となりやすいですね。
反対に、今まで、甘いものやパンが大好きで、ご飯をあまり食べなかった人が、のように少ない塩分と陰性よりのマクロビオティック料理を始めると、「最近、体がだるくて、起き上がるのがおっくうなのよね?」となったりします。
これは、本に書いてあるとおり、あるいは、得た情報をそのまま「これがマクロビオティックだ」と思って実行した結果、「その人に合っていなかった」だけなのです。
マクロビオティックを始めるには、まず最初に「自分の体質を知る」作業が必要です。
単純にいえば、「極陽性・陽性・中庸・陰性・極陰性」のどのあたりに自分がいるのかな?と、見当をつけるのです。
分類の仕方は、マクロビオティックのガイドブックに、必ず載っているはずです。
それに従って、自分が極陽性 or 陽性だなぁと思ったらのマクロビオティック料理を、極陰性 or 陰性だなぁと思ったらのマクロビオティック料理を始めてみます。
そのうちに体は変化して来ますから、「心地よくない・美味しくない・楽しくない」と感じたら、「 or B」へと料理法を変えるのです。
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マクロビオティックに初めて出会うのは、人それぞれ違います。
その時、どのタイプのマクロビオティックに出会ったかによって、体調が分かれます。
自分の体調に合ったマクロビオティックの本や情報に出会えば、マクロビオティックの本に書いてあるように、体調もどんどん良くなって、楽しいマクロビライフを送れるでしょう。
しかし、自分に合っていないマクロビオティックの本や情報に出会ってしまうと、マクロビを始めない方が体調が良かった、ということになります。
もし、あなたが、今の体調に楽しさを感じないのなら、料理法を変えてみるのもいいですよ。
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さて、結論です。
ご存知のように、日本には梅雨があって、じっとりとしたをかきます。
DNAの中には、「お米・漬物・味噌汁」が組み込まれています。
そんな遺伝子を持つ国民は、逆輸入のマクロビオティックに出会ったとしても、もう少し塩分を意識してもいいかも知れませんね。
しかし、日本人であっても、欧米化した食事を続けていらっしゃる方なら、薄い塩分でスタートなさるのも良いと思います。
どちらであっても、一つだけ注意点としてあげたいのは、時代と共に食生活も環境もライフスタイルも変化しているということです。
それを考慮することなく、桜沢如一先生の本に書かれてあることを、表面だけ捉えて忠実に再現することは、むしろ、危険な場合があると思います。
(深く読み込めば、むしろ普遍的であることと、変化に対応することの大切さが、きちんと書かれているのですが・・・)
桜沢如一先生が本を書かれた頃の日本人は総じて陰性な体質の人が多かったようですね。
しかし、今の日本人は、学校給食も影響して、当時より陽性と陰性の両方が入っている体質の人が多く、複雑になっています。
ですから、たとえ桜沢先生の本であっても、時代背景を考えながら、妄信することなく、「現代のマクロビオティック」を自分の頭で考えながら、塩分量も決めたいものですね。
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なお、塩分の摂取は、甘いものが止められないことに、深い関係があります。
次回の記事で、その辺の関係を書きますね。

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千葉の美味しいお蕎麦屋さん

土鍋の会」の続きです。
そば工房 篠」さんのお話。

 

篠さんは、国産の厳選蕎麦を石臼で挽いて、それを手打ちにしてくださるのです。
ですから、そば粉の酸化を最小限に押えることができ、充分な水分を保つため、ホワッとした仕上がりになるんですね?。
それに、香り・甘味があります。
さらに、挽きたてのそば粉を生かしたメニューになっていて、その自信の程がうかがえます。
その証拠に、お蕎麦以外のメニューはありません。
例えば、おうどんとか丼物はないのです。
こんなお店に入ったら、迷わず「蕎麦がき」です。
これが絶品でした!
ちょっと焦げ目をつけてあって、器とともに最高です!
次に「とろろ蕎麦」。
尾形先生のお話によると、この辺は良いとろろが採れるのだとか。
その通りで、とってもしっかりした、惚れ惚れするとろろでした。
そして、よくありがちな「うずらの卵」が入っていないのです。
これには感激!
この方が、とろろのお味が判ります。
もちろん、わさびも本物ですよ?。
それに、蕎麦つゆが、う?んと甘さ控えめでした。
マクロビアンにとっては、嬉しいことばかりです。
なんと言っても嬉しいのは、「玄蕎麦」があることでした!
マクロビオティックをしていると、「玄米」「玄小麦」「玄蕎麦」となりますが、その「玄蕎麦」がここにあるのです!
嬉しいですね?。
それから、蕎麦プリン
これは、豆乳とお蕎麦で出来ているそうです。
う?ん、これもイケル!
いつも腹七分目の私は、さすがに食べきれないので、手伝ってもらいましたよ?。
最後に、蕎麦湯ですが、これも感激!
小さなすり鉢があって、それに蕎麦粉が入っています。
それをゴリゴリして、蕎麦湯に入れます。
すると、フワ?っと蕎麦の香りがするというワケ。
どれも、あまりに美味しかったので、家族へのお土産に「蕎麦くずもち」を買ったほどです。
帰宅してから、夫にその話をすると、今度連れて行ってくれるそうな。
電車だと無理なんですね?。
何しろ、成田空港まで6キロで、近くにはゴルフ場があるのですから、想像できるでしょ?
◆「そば工房 篠
山武郡芝山町大里1586?7
TEL・FAX:0479?78?1147
地図
◆営業時間
平日 10:30?20:00
日祝  8:30?16:00
◆定休日 土曜日

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「尾形妃樺怜先生と土鍋を囲む会」を終えて

2月23(金)・24日(土)、「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会」を開催しました。
23日はあいにくの雨。
でも、尾形先生のお話をお聞きしたい一心で、9名が集まりました。
男性の参加者が2名。
そのうちの一人は、なんと群馬県から、誰も知らない集まりに勇気を出して参加してくれました。
「マクロビオティックを勉強したいけれど、学ぶところがなくて」とおっしゃって。
嬉しかったです!
こんな方が参加してくださって、本当に「準備して良かった?」と思いました。
実は、当初、この会は24日(土)・25(日)で開催するつもりでした。
でも、会場である「産直の家」の予約がとれず、1日繰り上げての開催になりました。
平日開催だったため、お仕事がある人のご希望に添えなかったことを、とても申し訳なく思います。
泣く泣く断念された方も多くて、心が痛みました。
ごめんなさい。
*    *    *    *
さてさて、「土鍋の会」ですが、結論から言って、「良かった?!!」です。
やっぱり、尾形先生のお話は凄い!
奥が深い!
解りやすい!

リマ・クッキングスクールでの尾形先生は、当然ですが「先生の顔」。
でも、「土鍋の会」での尾形先生は、「かわいい純粋なマクロビアン」という感じ。
リマでの尾形先生を、「厳しい先生」と思っていらっしゃる方には、と?っても意外なはず。
とにかく柔らかくて、穏やかで、それでいてポイントはしっかり押える。
そんな、とても頼もしい(失礼)先生です。
あ、前置きが長くなりました。
まず、会場の「産直の家」ですが、これは、古民家を移築した建物で、「ちばコープ」が所有しているものです。
「古民家」ということで、もう想像できるでしょうが、とにかく広い、ゆったり、のんびり。
立地場所も、畑と田んぼの真ん中。
日常の喧騒から開放されること間違いなしです。
そんなところで、囲炉裏を囲みながら、炭の赤い炎をみつめ、おでんとマクロビオティック料理に舌鼓を打ち、ご好意で持ち寄ってくださったお酒で、しっぽりと語る極上のひととき。

マクロビオティックの理論や、実践上の悩み、問題点などを次々語り合いました。
特に、桜沢如一先生の教えや、大森英櫻先生・大森一慧先生の穀菜食、さらに、久司道夫先生のマクロビオティックについてのお話は、とっても現実的で、腑に落ちることばかりでした。
お料理以外のマクロビオティック。
それが、今回の大きなテーマだったように思います。
夜中の2時ごろまで語り続け、炭がなくなってしまったので寝ることに・・・。
(炭があったら、何時まで話していたのだろう?)
*    *    *    *
翌日は快晴!
朝からお風呂に入る人や、掃除をする人や、全員が清々しい顔。
中でも感心したのは、群馬から参加してくださった好青年さんが、前夜、尾形先生が教えてくださった雑巾がけの姿勢を実行していることでした。

 

いやはや、それは、きつ?い姿勢なのですが、それを頑張って実行している姿を見て、彼の本気度を再確認しました。
彼の将来が楽しみです。
さて、朝食も、尾形先生に教えていただきながら、全員で用意して、囲炉裏を囲んで「美味しい!」を連発しながらいただきました。
お食事をしながら、「朝食の意味合い」など、またまた尾形先生の奥深いお話があって、ず?っと時間を忘れて話しておりました。
最後に、みんなでお掃除をして、雨戸を閉めて、Iさんの車を待ちます。
Iさんは、八日市場(今は匝瑳市)で、マクロビオティックのレストランを営む方で、今回はご夫婦で参加してくれました。
営業の都合上、夜中にご自宅に帰り、早朝から仕込みをして、私達と一緒にお昼を食べるために、車を出してくださいました。
「産直の家」を出てから、まず、を見に行きました。
風が強くて、波が荒かったのですが、海なし県に住む私は、最高に満足でした!
Iさんは、八日市場の生まれ育ちなので、海岸線がこんなに変化しているんだと、昔と比較して具体的に説明してくれました。
ここでも、確実に地球は壊れつつあることを実感します。
それから、お目当てのお蕎麦屋さんへ。
前夜は、吾妻庵本店で昼食をと思っていたのですが、Iさんが「他にも美味しいお蕎麦屋さんがあるよ」というので、みんな一斉に「そっちに行こう!」となったのです。
そのお蕎麦屋さんは、「そば工房 篠」。
ホームページがなくて、とっても残念です。
でも、考えようによっては、「知る人ぞ知る」でもいいのかなとも思いますが。
お蕎麦屋さんのことは、長くなってしまうので、続編でどうぞ。
*    *    *    *
◆まとめ
この「土鍋の会」は、尾形先生とマスタークックの会社の方と、3人でお茶を飲んでいて、ひょんなことから「やろう!」ということなりました。
3人とも大忙しの毎日でしたが、同じ想いを胸にして開催に漕ぎ着けました。
参加していただいた皆さんが、「とっても良かった!」とおっしゃって、その日のうちに「次はいつにする?」という言葉が。
それで、まず、尾形先生のご予定をお伺いしたのですが、もう4月いっぱいまで、土日はビッシリです。
(ああ、土日開催は無理かなぁ?)
それで、会場探しをして、また、案を練ろうと思っています。
産直の家も最高なのですが、ちょっと遠いので、もう少しみんなが集まりやすい所がいいかなぁ?と思っているのですが、どうなりますことやら・・・。
もしかすると、5月の連休明けになってしまうかも知れませんね。
ま、無理のない、自然体の集まりですから、心地よい風が吹いた時に「それっ!」と開催することになるのでしょう。
*    *    *    *
今回は、Iさんご夫妻のお蔭で、美味しいお蕎麦屋さんにも行けました。
とっても感謝しています。
Iさん、ありがとうございました。
Iさんのお店は、ホームページがないので、後日、ブログの記事としてご紹介させて頂きたいと思います。
また、遠い場所にも拘らず、参加してくださった皆さん、お疲れさまでした。
マスタークックの会社のNさん、土鍋の荷造りをありがとうございました。
最後に、尾形妃樺怜先生。
お忙しい毎日なのに、快くこのお話をお引き受けくださり、その上、会場の手配までしていただきまして、本当にありがとうございました。
心より感謝しております。
尾形先生のお蔭で、益々マクロビオティックが面白くなりました。
ありがたいことです。
では、また、皆さんと再会できますことを、心待ちにしております。

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コメントの投稿ができないかも知れません

いただいたコメントにお返事を書いて、「投稿」ボタンをクリックすると、「入力内容に不正なURLが含まれているため、コメントできません」と無情なメッセージが出ます。


2週間ほど前にも、「コメントをしようとしたけれど、出来ないよ?」と、mixiの方に問い合わせがありました。
この時も、「入力内容に不正なURLが含まれているため、コメントできません」とのメッセージが出ました。


つまり、私からも、コメントをくださる方からも、コメント欄に投稿が出来ないことがあるのです。


 ・時間が経ってからやり直す
 ・もう一つ同じ画面を開いて、そちらにコピペしてから「投稿」ボタンをクリックする


この方法で、今まで乗り切って来たのですが、きょうは、その方法もダメな時があります。


ちなみに、URL欄にURLを入力しないで「投稿」ボタンをクリックすると、OKでした(フーッ)
私のURLのどこが不正だっていうのよっ(怒怒怒)


でも、でも、どうしてなんでしょう?
どなたか、解決方法をご存知ですか?


gooブログをお使いの方、同じ現象はありますか?

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「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会」の通知

きょうは、とても暖かくて、私が花の蕾なら、「ワ?イ、春だわぁ?♪ 開いちゃおっ」と、せっかちに咲き乱れてしまいそうな陽気でした。


さて、明後日(23日)は、待ちに待った「尾形妃樺怜先生とマクタークックの土鍋を囲む会」の開催日です。
昨夜24時に締め切りまして、本日のお昼過ぎに、参加希望者へ個別メールをお送りしました。


全員にお送りしたつもりですが、もし、「申し込んだのにメールが来ない」という方がおられましたら、お手数ですが、申し込み時のアドレスまでご一報をいただくか、この記事のコメントとしてお知らせを頂きたく思います。


当日は、良いお天気に恵まれて、参加される皆さんが「命や心の洗濯」が出来たらいいなぁと思っています。


それでは、23日午後1時過ぎ、匝瑳市「産直の家」でお会いしましょう♪

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