マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

甘いものを食べる前に

甘いものが欲しくなるには理由があります。
ストレスも大きな理由ですが、きょうはお食事との関係でみてみましょう。
塩分の多いお食事をしたあとに喉が渇く経験をした人は多いことでしょう。
でも、お魚やお肉を食べた後にも甘いものが欲しくなったりすることがあります。
この時には添え物のお野菜の量が少ないことも原因になります。
お魚やお肉の中には「古塩」(こえん)と言って、お魚やお肉の中に含まれる塩分が甘さを求めてくるのです。
それは付け合わせに大根やお野菜を摂っていればバランスが取れますので、甘いものへの欲求は減ります。
マクロビオティックを始めて動物性のお料理を減らすと、自然に甘いものへの欲求が減った経験をお持ちのかたも多いでしょう。
それは上のようなカラクリなんですね。
もし動物性のものを食べた場合、あるいは塩辛いお料理を食べた場合、あとで甘いものが欲しくなったら、すぐ甘いものに手を出さないでまずはお水を飲みましょう。
少し(20分くらい)経つと、甘いものがいらなくなっている自分に気づくはずです。
偏っていた体液をお水で薄めて戻してくれるのです。
この時にお水ではなく、甘いものを食べてしまうと、一時的に中庸になったような気がしますが、それは乱暴なやり方で、後でまた違う欲求を呼ぶことがあります。
つまり、また塩分をほしくなることがあるのです。
甘いものはミネラル不足に拍車をかけますので、出来れば瀕雑には摂りたくないものです。
お食事が終わって30分経っても1時間経っても、な?んにも要らない状態。
それがバランスの取れたお食事です。
おかずが出来上がったらお醤油を使う物ばかりだった、なんてことのないように、様々なお味が楽しめる食卓にしたいものです。
それが長い目でみると、真の健康に繋がることを意識してみてくださいね。
マクロビオティックを始めてもなかなか甘いものが減らない人は、味付けの濃淡と動物性の摂取量、それにストレスの存在を考えてみてください。
必ず答えが見るかるはずです。

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掃除と模様替え

東京の拡大放課後で、お部屋の片付けについての相談がありました。
簡単にアドバイスしたのですが、すぐに模様替えをしてメールを送ってくれました。
Before After の写真付きで。
いや?、それはもう別人のお部屋です!
それはそれは見事に片付きましたね?。
私の読みどおり、このお部屋は使いやすくて広かったのです。
今頃彼女はそれを実感されているのではないでしょうか。
もう一人分のお布団が敷けるくらいの空きスペースが出来たと喜んでくれたのが嬉しかったです。
これを散らからないようにキープ出来れば、彼女の氣の流れは相当良くなるはずです。
それにしてもアドバイスをしたのは日曜日。
その日は夜の帰宅ですから、5日以内に決行された陽性さが素晴らしいです。
寒さが和らいでコートが薄くなるように、あなたの生活も身軽にしてみませんか?
彼女の嬉しさを一緒に味わってみましょう♪
<Tさんのメールより> 抜粋

先週日曜日の拡大放課後ではレイアウトのアドバイスをありがとうございました。
今日、念願の模様替えを決行できたので、ご報告させていただきます!
中略
模様替えを決行することができました。
すると、布団を二枚敷けるんじゃないか!というくらい、スペースが出現しました(泣)
もうびっくりでした…
これまでのレイアウトは一体なんだったのだろう…という感じです。
特に机が、とっても使いやすくなりました。

…ちなみに拡大放課後の前は部屋の入り口も塞がり、どうしようもない有様でした…
わたしの場合、これまで何度も部屋の整理整頓、掃除に取り組みながら、いつも元の散らかり具合に戻ってしまうことに悩んでいたのですが、美風さんがおっしゃる通り、そもそもの部屋の使い方自体が、とても下手だったのだと思います。
そして、これまで一見整った風にしてもすぐ散らかってしまっていたのは、動線や、それぞれの家具・物の使いやすさを全く意識していなかったからなのだと気がつきました。
何より、自分自身の動きにくさにとっても鈍感になっていたことに気がつきました。
ちょっとくらい通りづらくても、あるいは物が取りづらくても何とかなってはいたのですが、通りやすく動きやすい方が、圧倒的に「氣持ちがいい!」のですね。
小さな澱みや溜まりで、何気ないストレスが積み重なっていたのではないか、と振り返るきっかけにもなりました。
それから、教えて頂いた、あらかじめ部屋や家具の大きさを測っておいて、配置を机上で決めておくという方法も、
省エネでスムーズに物を動かすのにとっても役立ちました。もう、感謝です…。

DK含め、まだ不要物があったりするので、もう少し頑張ってみます。
氣の流れを意識すると、文字通り動きやすくなるし、
自分自身の氣持ちが良くなって、それが周りにもよい影響になるのですね。
本当に、目から鱗でした!
素晴らしいお話をありがとうございました。
<マクロ美風より>
まだダイニングキッチンが残っているそうですが、ここは一にも二にも動線を意識してくださいね。
平面に広がらずに上下に広がって行く方が使いやすくなります。
動線が短くなるとお料理が手早く出来るようになって、お料理がもっと楽しくなりますよ。
それから室温もアドバイスどおりに出来ると、玄米ご飯が確実に美味しくなりますから頑張ってください。
◆参考記事
視点を変えると
なぜ掃除をするのか?
昔取った杵柄
氣の流れ
お掃除と決断力
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盛りつけ

今月の幸せコースは「盛りつけ」です。
盛りつけは楽しいですね?。
でも、盛りつけが苦手という人もいます。
この差は常々の意識の差にあります。
まず、それ相当のきちんとしたお料理を食べ慣れている人は、目が覚えているので割と上手ですが、それでも決まり事を知っていないと難しいです。
つまり、見ているのとやってみるのとでは違うということですね。
反対に普段まったくいい加減な盛りつけの食事ばかりしている人は、どのように仕上げたら良いのか分からないので苦戦します。
いつも塾生さんと接している中川さんや私は、盛りつけを始める前から塾生さんの盛りつけが想像出来ちゃいます。
そうそう、私は塾生さんのお家が片付いているかいないか、センスのある器があるかないか、失礼ながら想像出来ちゃいます。
だって、玄米投稿にすべて表れていますから。
そして幸せコースで裸の表情を見ていますから。
もう恥ずかしがることは何もありません。
思いっきり盛りつけを楽しんでください。
そして、どんな高級料理店に行っても恥ずかしくないようなマナーを身につけてお帰りください。
今月は知らなかったことを知る月にしましょう。
知ったことを出来るまで高めるためには、常々美しいものに反応したり、美しく盛られたお料理をいただいたり、綺麗なバランスの物を見ることが不可欠です。
たとえば心落ち着く庭には絶妙な配置があり、計算された美しさがあります。
そこには絵画や書にも通じる世界があります。
それらに対する心があるかないかが盛りつけにも表れます。
中川さんの盛りつけは早くて綺麗ですが、これは修業する前からその素質はあったようですよ。
写真ですね。
美しいものに対するアンテナ。
あなたには何があるかな??

それから、私の座学は判断力の話です。
マクロビオティックではとても大切なのですが、普通のお料理教室では触れることなく通過してしまう内容です。
むそう塾生には素敵な判断力を身につけていただきたいので、このお話をします。
判断力を高めて、幸せになって、充実した人生にしましょう。

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むそう塾の説明ブログを作りました

むそう塾に対するお問い合わせが多くなりましたので、まとめてむそう塾の説明が出来るように、別ブログを作りました。
初めてむそう塾の名前を知ったかたに対するサービスなので、こちらのブログをお読み下さっている方々にはご存知の内容ばかりです。
新しいブログは簡単なHPがわりなので、コメントなしで運営します。
こちらのブログは今までと同じように運営しますので、引き続きよろしくお願いいたします。
新しいブログ:「マクロビオティック料理教室 むそう塾」
ブログ管理者:マクロ美風

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春は光から

よく「春は光から」といわれます。
風はまだ冷たくても、降り注ぐ太陽の光はどことなく明るさが違います。
日脚も長くなって来ます。
ロウバイが咲き、梅が咲き、1月でも花が絶えることなく咲く関東に住むと、二十四節気どおりに季節が進まない北海道に暮らしていた時のことが思い出されます。
雪深い中に春を探したくて、雪を除けて無理矢理福寿草を掘り出して部屋の中に置いたこと。
同様にふきのとうも掘り出して部屋に並べて開くのを待ったこと。
庭先の桜や三つ葉ツツジの枝を折って来て、暖房の力で無理に開かせたこと。
早く長靴でない短い靴を履きたかったこと。
小学校の入学式に男の子が半ズボンをはいて、桜の花の下で笑っている雑誌の写真を、ずっとずっと不思議に思って子供時代を過ごしていたっけ。
だって、北海道の入学式はまだ雪があるんだもん。
寒くて半ズボンなんてはけないんだもん。
だから、二十四節気どおりなんかならないんだよね。
*   *   *

もうすぐ立春ですが、北海道はこれから最低気温を更新するんですよね。
そんな寒い地方で育った私は、どこかで物事を冷めた目で見ていたと思います。
子供心にも情報と自分の暮らし方は違うと感じていたのです。
と同時に、情報って東京を中心に発信されるんだなぁと思いました。
だから入学式は半ズボンなのです。
今思います。
何事も自分の感覚を優先する私の考え方は、この時期に土台が出来たのかも知れません。
東京の情報に流されない生き方は、変わり者ではあったけれど心地良かったですよ。
ひとりぽっちでも寂しくないし、頼るものがなくても不安にならないし、自由だったなぁと思います。
マクロビオティックを知った今となっては、な?んだ、結構マクロビオティック的な生き方だったなぁと思います。
雪国にお住まいの方々、今年の雪には本当に苦しめられますね。
こんな年には昨年までと違う季節のとらえ方も必要かもしれません。
旧暦だからといってカレンダーに踊らされるのではなく、ご自分の五感を信じてお暮らしくださいね。
春はそこまで。
でもまだ遠し。

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