投稿者「マクロ美風」のアーカイブ

「マクロ美風の家事アドバイス講座」の進め方 投稿の要領など

本日「台所講座&家事アドバイス講座を受講される皆様へ 持参するもの」という記事を書きました。

当日は中川さんの「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」とは別に、私の講座も抱き合わせで開催することになっています。
私の方は後からアドバイスする内容が多いので、当日は図面や写真を見せてもらって、ご相談の内容を確認する作業をします。

具体的には、ご希望された方に、私の方から「マクロ美風の家事アドバイス講座を受講されるに当たって」というメールをお送りします。
そこには講座の進め方の要領が書かれていますので、それに則って進めていただければよいのです。

図面の描き方やレイアウトの手順なども書いてありますが、とても忙しい方は写真で代用してくださってもかまいません。
ただし、今後模様替えやお引っ越しがあるときには、レイアウトまで作っておくととても助かりますよ。
家財道具を購入するときにも重宝します。

私から上記のメールが届きましたら、すぐ採寸と写真撮影を始めてください。
そして、それをメールに添付してお送りしてくださったときから、アドバイス期間がスタートします。
アドバイスに期間を設けるのは、お片付けを効率的に進めるために有効だからです。

家事アドバイスがスタートしますと、メールでやり取りして記事にてお返事を差し上げます。
ただし、記事には向かない内容の場合は、個人宛にメールでお返事を差し上げます。

すでに、受講ご希望のメールが届いていますので、一緒にスタートできる人がいるといいですね。
仲間がいると途中で挫折しそうになったとき、励まし合えるので精神的に助かるのです。
陰陽で生活環境を整えて、良い氣の中で暮らしましょう。

なお、23日の講座を受講しなくても、私の講座は受けられます。
その時には、メールで「家事アドバイス講座を受講希望」としてお送り下さい。
教室に来られた方と同じようにアドバイスをさせていただきます。
その場合の受講費は33,000円となります。

 
 

(桜餅 料理:京料理人 中川善博 秘伝コース2月の授業より マクロビオティック京料理教室 むそう塾 )

 
 
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台所講座&家事アドバイス講座を受講される皆様へ 持参するもの

2月23日()には、「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座・マクロ美風の家事アドバイス講座」を開催予定です。
当初は3名だけだったのですが、当日のレアなお食事にも惹かれて(笑)、現在は6名まで増えました。

この講座を受講してくださった塾生さんは大変多くて、いかに皆さんが片付けを真剣に考えていらっしゃるかよく伝わって来ました。
しかし、世の中には片付けが苦手な人も多く、中には障害的な理由によって片付けられない人もいます。

たとえば、図形問題がとても苦手だったり、バックで車を駐車できなかったり、道幅の見当がつきにくかったり、よく何かにぶつかるというような人がいますね。
そういうタイプの人は物の幅の把握や、奥行きの把握が正しくできないので、どうやって片付けたらいいのか分からないのです。
つまり、しまうことができないのです。

簡単な道具の操作も苦手で、壊してしまうことも多くて、日常的には「不器用ねぇ」で済まされている場合があります。
具体的にいうと、「これがここに入る」とか、「これはここに入らない」というように、視空間を認識することに障害があるのです。
ですから、片付けることができないんですね。

そういう人を除けば、片付けの方法を知らないだけの人が多いので、その方法を知ればとても使い勝手のよい空間が実現できます。
ところで、片付けの方法ですが、お料理をする人としない人では、片付けにも天と地ほどの差があります。
ですから私は、むそう塾生の皆さんには中川さんの片付け方法が合うと思っています。

 
 

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【図面や写真の持参は必須】

この講座では、受講される人の現状を正しく把握しなければ、より良いアドバイスができません。
一般論ではなく、相談されている人だけが対象のお返事をしますから、図面や写真を必ず持参してください。
写真はプリントアウトして、必要事項を記入されると効果的です。

こんなふうにされている先輩もいました。
(写真が歪んでいますが、歪みは修正しておきましょう。)
換気扇の構造がわかると、換気扇を利用できるかどうかも分かって便利です。
ついでに、磁石がくっつくかどうかも確認しておきましょう。
冷蔵庫も最近は磁石がくっつかない部分があるので、そちらも確認しておきましょう。

 
 

【コンセントの位置もお忘れなく】

それから大事なのは、コンセントの位置です。
電化製品を使うことが多いので、コンセントの位置は正確に測っておきましょう。
こんなふうに丁寧に記入してくれた人もいます。

 
 

 
 

お忙しい場合は写真でも構わないので、短時間でできる方法を採用してかまいません。
図面を書くのが苦手でない人は、図面を採用してくださってもOKです。
ご自分が気持ちよく進められる方を選択してください。
片付けも整理も楽しくが一番です♫

 
 

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【マクロ美風の家事アドバイス講座】

当日は、「マクロ美風の家事アドバイス講座」も抱き合わせで開催します。
キッチン以外の場所についてのアドバイスがほしい方は、事前にその旨をご連絡ください。
(受講費は台所講座の受講費だけでOKです。)

それから、以前の「マクロ美風の家事アドバイス講座」では、最終日を決めてスタートしていました。
その方が効率的に頑張れるからです。
その方がよい場合は、そちらもご連絡ください。
ご希望に沿った形で進めて行きます。

 
 

【まだ間に合います!】

これから受講したいよ〜という方もまだ間に合いますから、この機会を逃さずに気持ちの良い空間を実現しましょう。
本当に氣が変わりますよ!

 
 
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運転の上手な人に共通している繊細さ

今日、高松からの帰りに京都駅から乗ったタクシーの運転手さんが、とても運転が上手だった。
なめらかに、這うように、道を進む。
信号で停まるときも、早めに速度を落としてスルスルと停車する。
信号が青になったら、ゆるりとスタートする。

その流れがまるで日本舞踊の足元のようだ。
丁寧に丁寧に運転しているのが伝わってくる。
あまりにも心地よい運転をするので、その旨を運転手さんに伝えた。

すると、「前にトラックに乗っていたんです。精密機器を運んでいたので、その癖があるのかもしれません。」とおっしゃる。
「ちょっとでも荷物に影響を与える運転をしたら、凄い損害になりますから。」とも。
なるほど〜。

そういえば、昔マクロビオティックの陰陽の勉強をしていたとき、こんな例があった。
バレエは陰性で日本舞踊は陽性というもの。
バレエはご存知のように上へ上へと伸びてつま先で立つ。
一方日本舞踊はすり足で足の裏全体で滑るように移動する。腰の位置も低い。

ふと、運転にも陰陽があるなぁと思った。

 
 

16年前になるだろうか。
一度だけ中川さんが運転する車に乗ったことがある。
むそう塾を始める準備をしていて、教室で使うテーブルや椅子をオーダーするために奈良まで行ったのだ。

さすが萬亀樓さんの配達で鍛えた運転技術は素晴らしく、盛り付けたお料理が崩れないような繊細な運転だった。
中川さんによると、道路の白線の厚みも計算して運転していると話していた。
ちなみに、白線の厚みは1.5mmだそうで、10円玉1枚と同じだそう。

そこまで氣を巡らす運転と、意識すらしない運転の差は、やはり結果が違って当然かなと思う。
数字の問題というより、氣の問題ね。

 
 

マリンライナーから瀬戸内海を望む)

 
 
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「第2回  小豆絹玄米ごはんの炊き方教室 少量炊き」を終えて

昨日(2月3日)は、「第2回  小豆絹玄米ごはんの炊き方教室 少量炊き」を開催しました。
懐かしい塾生さんも受講してくださって、とても嬉しかったです。
講座の様子はこちらの記事をごらんください。

小豆も玄米も離乳食にできそうなくらい柔らかく炊きあがって、全員がビックリするやら、嬉しいやら。
少量でこの炊きあがりは、本当に奇跡に近い結果なのです。
全員がきちんと結果を出してくださって、この方法が正しいことを証明してくれました。

お一人暮らしの人でも、気軽に小豆玄米ごはんを炊いて、健康の土台を作ってくれたらいいなと思っています。
講座が終わって、懇親会も楽しかったので、いくつか写真を載せておきましょう。
飲み物もあれこれお代わりして、盛り上がっていましたよ(^o^)

 
 

おやおや?
なにやら赤っぽい色の飲み物を3人が。
一人だけ面白い手付きをしていて、さすが!
まだ、オーダーしたものが来ないのです。

 
 

こちらでも、いただいてま〜す♪
こちらは飲み物の色がちがうぞ?

 
 

お代わりが来ました。
あれ? まだ赤いのを気に入ってお代わりした人がいる(^o^)

 
 

どれどれ、私も飲んでみましたよ。
あら、珍しく美味しいじゃない(笑)

 
 

この赤い飲み物は、オークラの2階にあるBar「チッペンデール」が開発したもので、紫式部をイメージしたものだそうです。
細長いタンブラー・グラスの方がアルコールあり、私が飲んでいた方がノン・アルコール(モクテル)です。

 
 

【カクテル 藤袴】

 
 

【モクテル 若紫】

 
 

色々なお話で盛り上がって、楽しいひとときでした。
またこんな時間を作りたいですね。

 
 
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陽性だけが健康に良いのではない マクロビオティックの陰陽

昨日、お味噌汁と参鶏湯風スープの陰陽について、塾生さんとX(旧Twitter)で話をしていました。
元の記事はこちら
そのやり取りを読んだ他の塾生さんから、質問のiMessageが届きました。
どうも多くの人が「陽性が健康に良い」と思っておられるようです。

その一つに、体調が悪い時に参鶏湯風スープをいただいて元気になったから、やっぱり陽性がよいのだと理解されているようです。
しかし、体調が悪い時に効果があったのは、果たして陽性だけの力でしょうか?

一般的に参鶏湯スープには、生姜・ネギ・にんにく・胡椒などの陰性食材も使われています。
鶏肉だけのスープではないのです。
その陰性の力が陽性な鶏肉の毒消しをし、体内に入って血管を開き、血の巡りをよくするわけです。
その結果体が温まり、汗も出て、症状が改善されることが多いのです。

これがお味噌汁の場合ならどうでしょうか?
お味噌汁は出汁に何を使うかで陰陽が変わりますし、お味噌をどんな種類にするかでも陰陽が変わります。
さらに、お味噌汁の具を何にするかでも陰陽が変わりますが、多くのお味噌汁の場合は、参鶏湯スープのように生姜・にんにく・胡椒を同時に使うことはあまりありません。
ネギはよく使いますけどね。

 
 

***

参鶏湯スープは、陰性な人のためだけのスープではありません。
陽性の人でも美味しく飲めます。
それは、色々な陰性食材のおかげなのです。

お味噌汁もネギやお豆腐が入っていると飲めるけど、根菜類が入っていると飲みたくないという人がいます。
お味噌に根菜類だと陽性の食材ばかりなので、重く感じるんですよね。
ましてや三年味噌のように長い間寝かせたお味噌を使うと、ピッと拒否する人がいます。

まとめとして、体によいのは陽性だけなく、陰性もよいのだと認識を改めてほしいのです。
ややもすると、陽性信仰に陥ってしまうのがマクロビオティックの問題点なのです。
陽性も陰性も「その時」の体に必要なものが一番力を発揮するだけのことです。

人の体というのは面白いもので、ほんのちょっとした成分に反応して美味しく感じたり、まずく感じたりします。
それが味覚であったり、体調であったりするので、「元気になるためには陽性を!」と思い込まないようにしましょう。
陰性を摂ってもらった方が元気になる人もいるのですから。

なお、お味噌汁の陰陽を詳しく知りたい方は、「陰陽別お出汁の取り方とお味噌汁大全講座」を受講してください。
ご希望があれば開催させていただきます。

 
 

(京都市左京区の梅 満開になりました)

 
 
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