投稿者「マクロ美風」のアーカイブ

SNSうつ 自分の「幸福感」を打ち消してしまうのが問題 

今は「SNSうつ」というのがあるそうですが、その中でもInstagramからの影響が一番大きいのだとか。
これは文字より写真の方が記憶に残りやすいからですね。

特にInstagramうつで自信をなくしてしまう若者が多いそうです。
それはそうでしょ。
私だって溢れる情報や写真に接し続けていたら、自信をなくしてしまいます。
ということで、若者だけでなく年齢が上がっても、Instagramうつは起きているそうですよ。

SNSの何が問題かというと、多くの人が幸せそうな人、成功している人のように見えてしまうことです。
それに比べて自分は・・・・・と落ち込んでしまいます。

つまり、自分の中にあるはずの「幸福感」を打ち消してしまうんですね。
本来、人は「生きているだけ」でも「幸福」だと思える生き物です。

きょうも生かされている喜びを感じながら暮らすことの素晴らしさ。
この境地に達していれば、決して不安にもならないし、自信もなくなりません。
自信は比較するからこそ失われる側面があるからです。

*   *   *

先の記事に書いた「アンテナ磨き」。
これをすると、情報を取捨選択する力が増しますから、自分に必要な情報に時間を費やすことができます。

これっ!という情報源にはしっかり喰らいついて、そこを根っこにして自分を育てていったらいいですよね。
そのためには、情報を見抜く真贋力も問われます。

でも、これって実社会でも同じことなんですよね。
目の前にいる人をどの程度見抜けるか。

そのためにもアンテナ磨きを。

 
 

 
 

木の葉は宇宙からの情報です。
人工的な情報ばかりに接していないで、自然界からの情報を大切にする生き方。
それがマクロビオティックの生活法でもあります。

どれも同じ木の葉はありません。
みんな違って、それぞれが美しい。
それは言い換えると、微妙にそれぞれの陰陽が違うから美しいのです。

人工的なものは画一的で、美しさや息吹は感じられませんね。
人間だって同じことです。
そこに気づいたら、うつなんて飛んでいってしまうのですが。

 
 
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本来のマクロビオティックとは宇宙の営みと生活をリンクさせること

なんのためにマクロビオティックをするのか?
それは アンテナを磨いておきたいからだった

しかし、かなり一部分しか伝わっていない現実がある
排除食で宗教のような食事がマクロビオティックそのものだと思われてきた
だからマクロビオティックは広がらなかった

だが 本来のマクロビオティックは、決して何かを排除しろとは言っていない
宇宙の法則にしたがって生きようというだけだ

私たちは 太陽や雨や引力やいっぱい宇宙のことを知っている
それは学校で習った宇宙の知識だ

しかし 学校で習っていない力も宇宙にはある
洋の東西でそれを大事にしている民族もいる

この力に気づくと生き方は楽になる
分析の世界から調和の世界へシフトできるから

細かく見ていくと分からなくなることがある
しかし もう少し俯瞰的に見れば答えが出ることもある

マクロビオティックは、この俯瞰的な見方を説いたものだ
「陰」と「陽」の視点から

アンテナを磨くということは
感性を鋭くしておくということだ
「陰」「陽」を使って

このアンテナ磨きが実に楽しい♪
調和への道は心地よい

 
 


(八寸 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

自然界を感じながら盛り付けた八寸が美しい
宇宙の営みと生活をリンクさせること
それが本来のマクロビオティック

 
 
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本当に必要な情報とあなたのアンテナ

今、自信を持てない若者が増えているらしい

そりゃそうだ

情報が多すぎるもの

 
 

情報を減らしてごらん?

ノビノビできて、気持ちが変わるよ

 
 

でも、情報に置いていかれたら・・・・

大丈夫

本当に必要な情報は、あなたのアンテナがキャッチするよ

 
 


(柚子の飾り切りいろいろ 京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「『肴』 秋」講座を終えて 京料理人中川善博の世界

10月12日(火)は、2回めの「『肴』 秋」講座でした。
なんだか感動の陽性が強すぎて、昨日はすぐ記事が書けない状態でした。

お店仕様になっていない、どちらかというと家庭の台所と同じようなキッチンと道具で、8人分のお料理を一人で作って、ライブでお酒やお料理を楽しんでいただきました。

出来上がる過程を目で見ながら、音を聞きながらお料理をいただくのも、なかなか良いものです。
こんなに厨房丸見えのお店があったら、昔の私なら毎日通うことでしょう(笑)

お料理好きにはたまらないし、できそうなお料理は覚え書き付きという、よだれものの講座でした。
2回で16名の皆さんに、京料理人中川善博の世界を味わっていただけて嬉しかったです。

画像は中川さんのブログからどうぞ。
10月12日のゆきさんのコメントに、中川善博は男泣きしております。
1回目:9月26日
2回目:10月12日

 
 

【八寸】

懐石料理では料理人の腕の見せどころですが、それだけに深く印象に残るお料理でもあります。
皆さんも盛り付けの過程を楽しんでおられたので、ブログでもちょっとだけご紹介しておきましょう。

まずはよく湿らせた杉板に、「甘鯛蕪寿司」を置きました。

 
 

次はやっと手に入った紅葉した柿の葉です。
美しいですねぇ。

 
 

栗の皮むきの美しさが、こんなところでも問われます。

 
 

さあ、「松葉そば」を飾ります。
まるで工作のように手で作りました。
茶そばと海苔を使っています。

 
 

できました!

 
 

【格】

8年前に秘伝コースの授業が始まったとき、そのお料理の素晴らしさにみんなが驚きました。
そして、「ああ、このために幸せコースでの桂むきや、刻みや、包丁とぎの授業があったんだなあ」と思いました。
美味しくて、美しいお料理を作るためには、基本が大事だったのです。

そんな想いが、今回の『肴』の講座でもありました。
格を上げるために料理技術の研鑽があることを、今回もいっぱい感じました。

単なる美味しさではなく、格のある美しさと美味しさ。
それが京料理人中川善博の伝えたい世界のように思います。

最後に、みんなが嬉しそうにしている動画をご紹介しましょう。
終わりの方にゆきちゃんが「すいませんね」とご主人に話しています。
それは、過去に骨のある鱧を食べさせてしまったことがあるので、謝っているのです。
なんとも微笑ましく、骨切りの難しさを実感させる一コマでした。

 
 

 
 
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パーテーション 京都瓢亭さんの場合

昨日、瓢亭さんにランチを食べに行った。
そこで目にしたパーテーション。

わ〜、シック!
ちゃんと瓢亭さんの印である「ひょうたん」がくり抜かれている。

ちなみに、この日の東京の新型コロナ新規感染者数は49名、京都は8名、大阪49名。

感染者数の発表も、パーテーションも、早く不要になりますように。
あ、マスクや消毒もね。

 
 


(京都 瓢亭別館)

 
 
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