マクロビオティックの陰陽についての感想文(8) 子どもの陰陽を間違えないように

マクロビオティックの陰陽の考え方を知ってもらうために、むそう塾では幸せコースの最初に指定本を読んでいただいて、その感想文を提出してもらっています。
今回は今年8回目の記事になります。
マクロビオティックの陰陽についての感想文(7) 人は食べ物で体調がこんなに変わるのか? 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(6) 無双原理より甘いものに関心が行く現実 2018.5.22
マクロビオティックの陰陽についての感想文(5) むさぼりの心が減った結果こんなことが 2018.5.21
マクロビオティックの陰陽についての感想文(4) 技術は小手先のものではなく心そのもの 2018.5.20
マクロビオティックの陰陽についての感想文(3) 日常の陰陽に気づくこと 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(2) 陰陽は相対的に考えましょう 2018.5.19
マクロビオティックの陰陽についての感想文(1) 砂糖の影響は大なり 2018.4.30

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<Sa(115-2)さんの感想文より> 抜粋 5/21提出

【指定本1】
今回、この本を読み、知れば知るほど全てに通じ、これに沿って生きられるということは、自分と家族と、自分に関わる人とそして全ての生き物に本来の幸せ、喜びと調和をもたらす考え方だなあと思いました。

この本からは、ミクロの世界から宇宙という壮大な世界まで、全て陰陽という調和の中にあるのだというイメージ、感覚を強く受け取りました。

頭で考えることの多い私が、考えれば考えるほど良く解らなくなるこの陰陽という世界、本来苦手なはずなのですが、解らないけどおもしろくてとても興味がありました。今回むそう塾に通わせて頂くことになり、より、陰陽という考え方、バランスを取るという感覚を必要とする場に通える事になったことは、まさに最も私の苦手な、そして今の私に必要な場所に導かれたと思い、大いなる力に感謝しています。また、それも陰陽なのかな・・なんて、思っています。

思い返せば、今まで45年の間に色々な経験があり、喜んだり悲しんだり、必死になったり・・良く解らないなりに調和を取ろうとしていた自分にクスッと笑ってしまいますね。
今でも、すぐに心配したりイライラいしたり、一生懸命何かとバランスを取ろうとしている自分がいます。

【指定本2】
こちらは、事例がたくさん載っていて、とてもおもしろかったです。
自然界の中の陰陽、行動の陰陽、味の陰陽、とにかく本当に全てに行き渡っているのだと改めて驚き、興味深かったです。ひとつのものの中にも陰陽があり、目的を持って使い分けるのだということ、つまり、目的が変われば同じものをみても陰陽は違うということですよね。そして同じものも立場が違うと陰陽が逆転する・・。ここでも改めてバランス、調和が目的なのだと知りました。
これは、本でいくら勉強しても身につかないはずです。生活の中で感じながら身につけていくものなのですね。

私が陰陽という考え方に惹かれる理由が大きく2つあり、そのひとつは子育てです。
頭ではのびのびと子どもらしく自由に育って欲しいと思いながらも、後から思えばどうでも良いことで口を出したり、自分の物差しで子どもをみて判断したり、小さな事でイライラしたり、何とかもっとおおらかにできないものかと、常々思ってきました。
もっと勉強して、目に見える現象に惑わされることなく、その奥にある陰陽という視点でみて判断し行動できるようになりたいです。

娘は、食事はどちらかというと体を冷やすものを欲しがります。
動物性のものは、基本受け付けません。お出汁も野菜出汁を好みます。
体としては陽性に傾いているのかと思いますが、行動はのんびりを行きすぎてダラダラとしたり、朝が弱く、きちんと起きはしますが、起きてすぐは全然エンジンがかかりません(大好きな事や、やる気を出した時は猪突猛進ですが・・)。そして、どうやったらそんなに時間をかけられるのかと思うほど、マイペースというか、何というか、私にはとても陰性な行動が多いように見えます。
本の中に時間は陽性、空間は陰性という項目がありました。
のびのびと時間を気にせず、空間の中で生活していた保育園時代と一変して、時間に区切られ時間に追われる小学校生活は一気に陽性に傾き、きついんだなあと思いました。
行動の陰性さを食事で改善しようと思っても、彼女の好みからしてなかなか難しく悶々としていました。でも、この本にもあるように陰陽は全てにあてはまることなので、他にも何かうまくバランスをとれることを考えたいと思います。また、むそう塾で教えて頂けるお料理を私が習得できれば、大きな力になってくれることと思います。

もう一つは私のアトピーを含めての病気と健康という観点からの興味です。
4年前にアトピーを発症してから、食べ物の体への影響というものを否応なしに、しかも食べてすぐに感じられるようになってからは、本当に必死でした。ただただ自分の体の声を聴き、ひたすらに料理、掃除、体のメンテナンスと修行のような毎日を過ごし、必ずいつか改善するという思いだけで真っ暗なトンネルを手探りで歩いていたように思います。でも、食事や生活で改善できるという漠然とした信念があり、それで乗り越えることができました。
4月のカレー講座に参加させて頂いた時、本当に何年ぶりかに飛行機に乗りました。以前、体に何の不都合も感じなかった頃は、良く仕事で飛行機にも乗り、新しい刺激を受けて帰ってきていました。そんな、ずーっと過去の事を思い出しながら、重力を感じて空から下を見た時、一つ一つの小さな家、その中に本当に閉じこもらざるを得ないようにして過ごした数年を思い、今、解放されて、どこにたどり着くかわからないけどどこかに向かって飛び立っていけているということに、涙が出ました。
この環境や生きるサイクルも、陰陽の調和しようとする力の上に成り立っているのですね。
無理矢理にでも飛び立ってみようと思わせてくださった、中川さんや美風さんには本当に感謝しています。

食べ物で性格も考え方も変わるなんて以前の私では信じられませんでした。でも、こうやって全ての物事がつながっているとわかれば、当然の事なのですね。
同じ世界で生きているのに、この考え方を知ってからは別の世界に来たように感じます。同じ景色も違って見えますね。とてもおもしろいです。
ついつい感覚よりも思考が先立ってしまう私ですが、変わりたいという気持ちを持ち続けて感じてみることを意識していきたいです。いつか、意識しなくても自然とそうなれたらその時はまた違った自分になっているのかなと思います。

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<マクロ美風より>

まずは指定本1から。

この本からは、ミクロの世界から宇宙という壮大な世界まで、全て陰陽という調和の中にあるのだというイメージ、感覚を強く受け取りました。

はい、そうなんですよ。
身近なミクロの世界では、先日あなたが手にされた糠床の微生物も陰陽の世界で生きています。
ですから、陰陽のことを考えながらお世話すると、ご機嫌に育ってくれるはずです。

思い返せば、今まで45年の間に色々な経験があり、喜んだり悲しんだり、必死になったり・・良く解らないなりに調和を取ろうとしていた自分にクスッと笑ってしまいますね。
今でも、すぐに心配したりイライラいしたり、一生懸命何かとバランスを取ろうとしている自分がいます。

あなたが今まで一生懸命生きて来られたことが、良く伝わって来る文章ですね。
実は私もマクロビオティックを知る前は、宗教や哲学に人生の悩みの答えを求めていました。
でも、マクロビオティックの陰陽の考え方で行くと、とてもスッキリと分かりやすく整理できて、生き方がグンと楽になったのです。
それまでの経験を後から陰陽で考えてみれば、「ああ、あの時にはさっさと前に進めばよかったのね」とか、「あのことは問題にすらするべき内容ではなかったのね」とか、「あの人にはサヨナラ言って正解だったのね」などと、後から納得出来ることも多くて安心したものです。
ですから、これからあなたにも、そんな整理期間が訪れて、心の大掃除が出来る日が来ると思いますよ。
楽しみですね。

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次に指定本2について。
あなたのお気持ちをブログを読んでくださる方も共有出来るように、多くの部分を掲載させていただきました。
誰でも陥る部分がありましたので、そこを指摘しておきますね。

のびのびと時間を気にせず、空間の中で生活していた保育園時代と一変して、時間に区切られ時間に追われる小学校生活は一気に陽性に傾き、きついんだなあと思いました。

おっしゃるとおりです。
お子さんはきつい環境に置かれたのです。
でも、それが合う子と合わない子がいます。
あるいは耐性とでもいいましょうか、合わないと感じ取っていても、その場をやり過ごせる子もいます。
そこはすごく個人差がありますよね。
ちなみに我が息子は、保育園時代は毎日楽しそうに遊んでいましたが、小学校に上がると別人になって、目から輝きが消えました。
そして、すっかり猫背になってしまいました。
そんな子もいるのです。

娘は、食事はどちらかというと体を冷やすものを欲しがります。
動物性のものは、基本受け付けません。お出汁も野菜出汁を好みます。
体としては陽性に傾いているのかと思いますが、行動はのんびりを行きすぎてダラダラとしたり、朝が弱く、きちんと起きはしますが、起きてすぐは全然エンジンがかかりません(大好きな事や、やる気を出した時は猪突猛進ですが・・)。そして、どうやったらそんなに時間をかけられるのかと思うほど、マイペースというか、何というか、私にはとても陰性な行動が多いように見えます。

ここにこの感想文のポイントがありますね。
視点は2つあります。
1 あなたの動物性料理がまずい。
2 お嬢さんは陰性ではない。
この前提で考えてみたらどうなりますか?

子どもは大人より陽性ですから、往々にして陰性のものを好みます。
しょっちゅう動き回る子どもが体を冷やすものをほしがるのも当然ですね。
そんなお子さんがまずい動物性料理を食べたがらないのも当然です。
しかし、美味しいと感じる動物性料理なら手を出して来ることが考えられます。
マクロビオティックでは無理に動物性を食べさせることはしませんが、もし不味いのならそれを改善した方がご主人様との関係でも良いかと思います。

次に、ご自宅でのお嬢さんの行動を観察して、お嬢さんは陰性だと判断されていますが、私はむしろ、お嬢さんにはしっかりした判断基準があって、興味の湧かないものにはその気にならないだけではないかと思うのです。
つまり、今のところ、小学校生活がそんなに楽しくないのかなと思います。
誰でもそうですが、楽しくないものには準備だってノロノロしたくなります。
あなただってそんな経験はありませんか?

それなのに、お子さんの行動の一面をとらえて陰性だと判断するのは早合点かなと思います。
事実、(大好きな事や、やる気を出した時は猪突猛進ですが・・)。という文章がありますしね。
もちろん、私は生のお子さんに接したことがないので、たったこれだけのことで判断するのは危険なのですが、こういう見方も出来るということでご参考になさってください。

それから、これが一番大事なことなのですが、しっかりとご自分をもっておられるお子さんが、陽性な環境の中で長い時間を過ごしているのですから、相当頑張っておられるのです。
その息抜きとしてご家庭でゆっくりしているのが、あなたの見ているお子さんの姿です。
24時間のうちあなたの知らない時間を、あなたは思いやっていないことになります。
それではお子さんが可哀想ですね。

この例は働き蜂のお父さんたちにも同じことが言えます。
ストレスフルな状態で昼間働き、ご自宅に戻ってホッとし、休日にはゴロゴロして過ごしていると、家人から粗大ゴミ扱いされる世の夫たちも同じですね。
どちらも家では陽性の反作用として陰性を求めるのです。
これが陰陽バランスですね。
ですから、お嬢ちゃんもご家庭では陰性を求めているのです。

ここで大事なあなたのお役目があります。
外で疲れて帰ってくるご家族のために、あなたは家の中を砂漠のオアシスにする必要があるのです。
オアシスとは、まさに良い陰性を指します。
長旅に疲れた渡り鳥が、海や湖のほとりで羽根を休めるのと同じように、あなたも空間もオアシスであるように努力することです。

あなたがそういう視点に立てれば、ご家族様は24時間の中にある陰陽をうまく使いこなせるようになります。
親はどうしても子どもに多くの期待をしてしまいがちですが、最終的には「生きているだけでいい」のです。
子どもに何かを求めるのではなく、その子が存在する意味を自分に問う方が自分の成長につながります。
私は今も自分に問い続けています。

*   *   *

空から下を見た時、一つ一つの小さな家、その中に本当に閉じこもらざるを得ないようにして過ごした数年を思い、今、解放されて、どこにたどり着くかわからないけどどこかに向かって飛び立っていけているということに、涙が出ました。

これこそが陰陽なんですよ。
陰陽は絶えず変化しているのですから、あなたはそろそろ外に向かっていくサイクルに入ったのでしょう。
春の来ない冬はないように、朝の来ない夜はないように、これこそが宇宙の営みであり、私たちは宇宙とともに生きているのです。
このことに気づくことがマクロビオティックの陰陽を知るということです。

食べ物で性格も考え方も変わるなんて以前の私では信じられませんでした。でも、こうやって全ての物事がつながっているとわかれば、当然の事なのですね。

性格も食べ物で変わりますよ。不思議でしょうが。
食べたものの波動がそのまま細胞に取り込まれるのですから当然ですよね。

同じ世界で生きているのに、この考え方を知ってからは別の世界に来たように感じます。同じ景色も違って見えますね。とてもおもしろいです。

面白いでしょう?
私はこの考え方に出会ってから、毎日が楽しいし、人生がとても分かりやすくなりました。
そして一番大きいことは、不安がなくなりました。
それはお金や物に執着しないからです。
すべてを受け入れて生きて行く覚悟が出来ました。

そうすると、とても心が穏やかになって、平和になるんですよね。
ぜひこの感覚をあなたにも味わっていただきたいと思っています。
長い記事になってしまいましたが、あなたにどうしてもお伝えしたいことばかりですから、うまく伝わったら嬉しいです。



(マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会出版)


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コメント

  1. きよ のコメント:
    美風様

    たくさんのメッセージ、ありがとうございました。ありがたく、また、心痛く受け取りました。娘のこと、私のみていない時間に思いをはせることを忘れていました。確かに、彼女は学校で非常に頑張っています。うちとは別人のじゃりン子チエのようなチャキチャキの感じみたいです。そして、非常に自分の気持ちがはっきりしていて、外では少し押さえているようですが私にはとても自己主張がはっきりしています。彼女の基準は明確で、楽しいか楽しくないか。確かに学校は、いけばそれなりには楽しんでいるようですが、モチベーションが上がるほどは楽しくないようです。なぜなら、すでにやることが決まっており、ワクワクがほぼ無いからです。本当にダラダラとなるのも、無理ないですね。私が何とかしてやろうなんて思うまでもなく、彼女なりにきちんとバランスを取っていたのですね。娘の方が陰陽のバランス感覚は私よりはるかに持っていると頭でわかっていたのに、実生活に落とし込まれていませんでした。私も、うちではできるだけ口を出さずに好きなようにさせようと思って努力はしているのですが、先に予定が詰まっている時などはついイライラして強くあたってしまうことがあります。でも、彼女なりにバランスを取っているということを肝に銘じて、常にホッとできる場所であるようにしたいと思います。自然の中にいると別人のような輝きを発する彼女に、自宅にいても少しでもそのような心地よさを味わえるようにしていきたいです。そして、そのためには私自身を整えておく必要があることも肝に銘じておきます。

    食事に関しては、私の動物性食材を使った料理のまずさもあると思います。なぜなら、私自身もほとんど食べないので、まともに練習してこなかったということもあります。ただ、2〜3歳の頃は、割と好きだったように思います。私が出すお肉やお魚、たまにお店で食べるものも食べていました。いつの頃からか、欲しがらなくなりました。保育園では、かなり食事には気を使って丁寧に作って下さって、バイキング形式でみんなで好きなだけそれぞれがお皿に盛って食べるのですが、いつのころからか動物性のものはおつきあい程度にほんの少したべる感じになっていきました。卒園して、お弁当になり、我慢して食べなくても良くなってからは、ほぼ欲しがらなくなりました。何かの集まりや、お友達同士で外食などの時、地元で比較的評判の美味しいお店でも、みんなが食べていて「おいしそう」と手を伸ばすのですが、一口か二口でもういらないといいますので、本当に必要ないのかなとも思います。ただ、私がむそう塾に通おうと思った理由の1つは、この子が美味しいというお肉やお魚の料理を何とか作れないかと思ったことなのです。沢山は食べなくても良いし、欲しくなければ食べなくても良いのですが、陰陽の調和のとれた、きちんと作られた動物性のお料理も嫌がるかな?という思いがあります。それでも受け付けなければ、そういうものと思えば良いのですが、単に味や体への負担が原因なら、これから大きくなる子どものタンパク源が植物性のみというのは大変な間違いをおかしてしまうので、そこをしっかり学び、習得したいとおもっています。もちろん主人に喜ばれることは間違いないと思いますし。

    色々な事がなんとなく ちぐはぐ で、うまく廻っていないという感覚がどうしてもぬぐえず、何とかしたいと思いむそう塾に申し込みました。私も家族も、陰陽という視点で巡る世界に心地よく巻き込まれたいなと思います。

    今回の感想文提出でとても大切な視点に気付かせて頂いて、ありがとうございました。
    これからまだまだ、たくさんの事に気付き、変わっていけることを楽しみに思います。
    どうぞ、よろしくお願い致します。

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