幸せコース7月の復習  Miさん(103-1)

美味しそうに出来ています。 煮汁も濁っていないし。葱の鮮やかな緑も出ています。
召し上がった感想ですこし麺が柔らかかったようなので次回の茹で時間で調節しましょう。
敷物のおはなし
下に涼し気なランチョンマットを敷かれていますね。 素材感は良いのですが織り込まれた緑色が葱やすだちの皮の緑を殺しにかかっています。 相克なのですね。
全部ホワイトベージュであったらもっと煮麺の顔が魅せられたでしょう。

 
 

同じ理由でこちらの葱も鮮やかさを魅せられずにいます。 なにげなく使った敷物1つで料理を美味しくもまずくも見せることができるのです。 覚えておきましょう。
餡をもう少し練ってからかけましょう。

美味しそうに出来ています。  これは大丈夫そうな気がしますよね? ところが大事な振りゆずの鮮やかな緑が消されているのです。 次回敷物を変えるか外して全く同じ料理を3品撮影してみましょう。 勉強になります。


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幸せコース7月の復習  Kaさん(107-4)

美味しそうに出来ています。  麺のたばねも氷の白さも良いですねぇ。 ガラスの露猪口もよく似合っています。

すこし難しい話しをしましょうか? 理解できなくても今はかまいません。 この記事を読む塾生全員に届けます。

焼締のシックな良いお皿です。 それに白い氷、乳白色の稲庭うどんと最高の盛り付けがなされています。
問題は机(バック・背景)ですね。 この使い込まれたラットな感じの机の上にシックな焼締の皿の質感がカブルのです。
白木のカウンターや青竹のテーブルクロス、などのバックであればこの皿に載った料理はうんと映えたでしょう。バックと相乗効果、相生と言います。
ザラッとした質感どうしで相克の関係になってしまったためにグイと目立てなくなってしまいました。
こんなことからも盛り付け、料理写真を撮る楽しみを見いだしてもらえたらと思います。
私はこのつくえに興味津々です。 この上で料理写真を撮りたい意欲が生まれてきます。


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上級幸せコース7月の復習  Moさん(90-6)

美味しそうに出来ています。 よく染みてよく冷やせていますね。
野菜の美味しさを引き出すにはまず表面の温度の陰陽が不可欠なんだと学べたと思います。
そしてそれはズッキーニや万願寺の青色色素にも影響します。 暖色系の色素は加熱による退色が少ないのも色の陰陽として学びになりますね。
そんなことも考えながら楽しんで作ってください。


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上級幸せコース7月の復習   Moさん(90-6)

美味しそうに出来ています。  すこし加熱が過ぎましたね。
野菜のイキイキシャキシャキ感を残しながらしっかり火を通す、というのが妙技なのです。
練習してくださいね。

ラタトゥイユのほうは長茄子での練習なので今回は載せません。 賀茂茄子で復習出来たときにまた投稿してください。
ご存知かとは思いますが賀茂茄子と長茄子(千両系)では陰陽が全く違いますので私がお教えした料理法ではマッチしませんのでご注意ください。


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幸せコース7月の復習   Hoさん(100-1)

美味しそうに出来ています。  麺の束ねも上手ですねぇ。
氷も白いし涼しげです。  合格です。

器のチョイスも素晴らしいです。
茶色なんて暖色で涼しくないじゃない!?なんて思う方が居られたらそれは間違いです。
焼物にはコンプレッションによる寒暖の感じ方があるのです。
この焼物は焼成温度の高い炻器(せっき)と呼ばれる陶器で、備前・伊賀・信楽・常滑などが有名な硬い焼物なのです。
逆の柔らかものの陶器は楽焼など温かみを感じさせる性質があります。
高温で焼締た炻器には氷の白さが良く似合います。陰陽ですねぇ。


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