塾生さんの中川式玄米炊飯投稿は
まずはNaさん(51-1)からです。
25分でしゅーと圧が抜けた音がしたと云うことは
蒸らしの圧は25分しか保てなかったと云う事です。
天地返しをするときに水分があるのは前にも言いま
したが、圧が抜けて中の高圧水蒸気が一気に結露し
たものが玄米にかかっているからです。
鍋の中でお茶漬け状態になっているのです。
26度も室温があれば、正しい保温方法をとって
いれば30分の蒸らし時間は圧は保てます。
できないという事は他の原因が必ずあります。
合板の材木が冷たくないか? 調べてみましょう。
籐やコルクでできた鍋敷きがあると理想です。
米袋のスカートのすそ部分がぴったりテーブル
面に密着しているか。スリットにピンチをして
隙間をふせいでいるか。 チェックしましょう。
それでもピンが早く落ちるときはその前の炊き方
に問題があると云うことです。
次はSuさん(51-6)です。
火が強すぎです。 こんなに焦げてはダメです。
鍋底の中心部分(野球のボール程度)の範囲に
こうばしいキツネ色の焦げができるのが正しい
炊飯です。
あなたの焦げ方ですと、30分の炊飯中、ずっと
蒸気が圧力調整弁から「しゅーーしゅーー」と
でっぱなしになっていたはずです。
ふわふわとやさしくくゆる湯気は見えてもかまいません。
しかし、しゅーしゅー噴出する蒸気はダメです。
もうすでに愛クラスでお話した大事なことを
忘れていますね。 困ったことです。
しっかりデモや水実験したときの体感を思い
出して再現して下さい。 がんばりましょう。
次はKoさん(51-1)です。
とっても判りやすい写真集をありがとうございました。
いろいろ問題点がみつかりましたよ。
まずは保温の仕方。
米袋のスカートのすそ部分が隙間だらけです。
鳥の巣状に米袋を上にむけて置いても隙間から
熱気が逃げて行きます。
他に木のテーブルは無いのでしょうか?
あればこんなに不自由な事をしなくても
木のテーブルの上にコルクや籐で編んだ鍋敷き
を置き、その上に炊きあがった鍋を置き、
直ちにむそう塾米袋をかぶせて天を叩き
裾をテーブルに密着させます。それだけで
36?7分圧は保ててしまいます。
ですから20分くらいで米袋を外して調整し
ちょうど30分でピンが落ちるようにするのです。
工夫して下さい。
それからいろいろ書きたいのですが、1点。
鍋が汚いです。 もっと綺麗に洗いましょう。
鍋ふたのコーションラベルは剥がして下さい。
書いてある内容を読むのであれば、はがして
別のメモやノートに貼り付けて保存し、必要
な時に読んで下さい。
鍋蓋のくもりは炊く人の「心のくもり」です。
終わります。
お待たせしました。
久々の方も毎日の方も投稿してくださって
少しずつ賑やかになって来ました。
もっともっとどんどん炊いて上手になって下さい。
ヘタな方はどんどん炊いて問題点を洗いだして
おかないと、あとで困ります。
主食を整えるという意識を持ちましょう。
ありがとうございます。
写真が役に立つ物でよかったです。
問題点いっぱいあるという事、よろしくおねがいします。
激落ちくんとコルクの鍋敷き探してから、玄米炊き始めます。
なかがわさん、ご指導ありがとうございます。
板については、私も心当たりがあります。
おこめさんをいいところへのせてあげたいので、
わたしも鍋敷きを探して参ります。