お正月で食べ過ぎた人も多いでしょうが、私のお正月はご馳走とは無縁の暮らしです。
もうこの歳になると、特別美味しいものを食べたいという欲は少なくて、食べても良いし食べなくても良いし、という何ともあいまいな感じになるのです。
でもお腹がすく感覚はあるので、1回目の感覚の時には通過させます。
それでも、どうしても食べたくなったら食べるようにしています。
そうしたら結果として一日2食程度に落ち着きます。
時には1食のこともあります。
しかし食欲は人それぞれなので、何回が良いとは言えません。
1食抜くどころか、食事の時間が少し遅れてもブルブル震えだす人もいます。
特に血糖値との関係でそうなる人が多いのですが、低血糖症を抱えている人は私のような真似はしない方が良いです。
私は一日3食をきちんと食べる家庭で育ちましたが、20代のとき野口整体に出会ってから食べ方に変化が訪れました。
そしてマクロビオティックに出会ってみると、なんとまあそこには驚きの食べ方がいっぱいありました。
最初は半信半疑な面もありましたが、いざ実践してみると体調が良くなるので手応えを感じました。
もともとあった野口整体の考え方にマクロビオティックを重ねるようにして生きてみると、とっても開放感があってエネルギーが湧いて来ました。
実際にはエネルギーを通過させるのが効率的になったのだと思います。
ですから、少ない食事でも吸収がしっかりできているのかも知れません。
夫がよく私に「そんなに寝ないで、そんなに仕事ばかりして、よくもつね」と言います。
これはきっと仕事が楽しいことと、食に翻弄されていないためだと思います。
翻弄といってもピンと来ないかも知れませんが、「何をどれだけ食べるか」というのは、とても重要なことです。
そこを私はガッシリ押さえているので、安定しているのだと感じています。
過去にも「食を制する者は人生を制する」なんて生意気な記事を書いたことがありますが、これはかなり実感です。
こんなに食べる物が溢れている日本ですが、食に関心のある人はグルメ派と健康オタク派に分けられるでしょうか。
グルメ派でも健康な人もいますし、健康オタク派でも不健康な人もいます。
要するに食べ方に正解はないのですが、「過去の自分より今の自分の方が身体がラク」という実感がもてる食べ方が正解に近いのだと思います。
そのための一つのツールになり得るのがマクロビオティックかなと思っています。
そんな視点で参考になるのが下記の本です。
情報整理のつもりで確認的に読まれると良いでしょう。
食べ物に無頓着だった人は、食害の存在を知るだけでも有益です。
(医者いらずの食:内海聡著)