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「第91回玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を終えて

昨日は「第91回玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を開催しました。
(愛クラスの様子はこちらから。)
ご参加くださった新人さんは、宮城県1名・埼玉県1名・大阪府1名・兵庫県1名、再受講者は東京都1名・石川県1名・岡山県1名の計7名でした。

今回は再受講の方2名がお鍋やお米を持参して、実際にご飯を炊きました。
お二人とも愛クラス直前の決断だったのですが、やはり実際に目の前で炊き方を観察していると、自分流になっているところがあり、それを本人は分からない状態でした。
こういう人が実はほとんどではないかと思います。
時間の経過とともに素の自分が出てきますから、陰性の特長や陽性の特長が顔を出してきて、それが炊き上がりに影響しているわけです。

今回は初めて、再受講の人が炊く場面を新人さんも見ることが出来たのですが、先輩が真剣に玄米炊飯に向き合っている姿を見て、いっぱい学ぶことがあったと思います。
この雰囲気がとても良かったので、これからの愛クラスも今回と同じように再受講の人が炊けるようにして対応したいと思います。

今回は宮城県から乳飲み子を含む3人のお子さんとご主人様で京都入りしてくださった人がいました。
自己紹介でかつて私が仙台に美風ゼミでお邪魔したときにお会いしていたことが判明し、とても感激しました。
忘れずにずっとブログを読んでいてくださったこと、ずっと京都に行きたいと思い続けてやっと実現したことをお聞きして、二人でウルウルしました。
このようなご縁に心から感謝しています。

また、懇親会の会場でご主人様やお子さんたちにもお目にかかれて、ご主人様の陽性さも確認出来たので大変参考になりました。
あのご主人様ならキュッとした玄米ご飯は食べたくないはずです。
彼もまたマクロビオティックの被害者的立場でしたね。
サイトの「マクロビオティックの盲点」もすでにお読みのことと思いますが、玄米ご飯にこだわらず、世界一美味しい(愛情たっぷり)白米のご飯を食べてもらうこともマクロビオティックです。

では、ちょっとだけお写真を。
こんなふうに、美味しい玄米ご飯を炊くために集まる時間って何度開催してもいいですね。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 玄米の炊き方1

 
 

愛クラスの最多受講者おはるちゃんは、毎回新鮮な喜びがあるようですが、私にはそのお気持ちがよ〜く分かります。
おはるちゃんって人間が好きなんだと思います。
実は私も人間が大好きです。
私と中川さんにとっても愛クラスが原点であり、大切にしたい講座です。

おはるちゃんの無敵の笑顔です。
何歳になってもこんな素敵な笑顔をキープできるおはるちゃんって凄いです。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 玄米の炊き方3

 
 
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「マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座」についてのご説明

ここ2,3日、立て続けに講座のご案内をしておりましたので大忙しでした。
ご案内した講座は次のとおりです。
・5月日 2014年春のお弁当講座メニュー再開催(1回目)
・5月日 玄米の炊き方秘伝(第88回愛クラス)
・5月24日 マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座
・5月29日 2015年度糠漬け講座(1回目)
・5月30日 2015年度糠漬け講座(2回目)
・5月31日 2014年春のお弁当講座メニュー再開催(2回目)

このうち「マクロビオティックの陰陽で考える食べ方生き方講座」は、初めての講座なので若干ご説明が必要かと思います。
すでに何名かの方からお問い合わせのメールをいただいていますが、この講座は東京開催のみになります。
日程の関係上、京都や関西での開催予定はありませんので、ご足労でも東京までおいでくださいませ。
すでに関西からお申込みくださっている方もおられます。

当日は参加された方々からのご質問にマクロ美風がお答えしていく内容になりますが、お答えするときにマクロビオティックの陰陽を使って解説しますので、とても生きた陰陽のお勉強になります。
2013年、2014年と開催した「マクロ美風の陰陽落とし込み講座」の実例版になりますので、数多くの実例に接することによって、よりマクロビオティックの実態や陰陽が理解できます。

過去に美風ゼミの時にも参加者の皆さんがおっしゃっていたのですが、「他の人の質問が自分にも当てはまって凄く勉強になった」という面があります。
特に孤独にマクロビオティックをしている人は、大抵の人が本やネットが頼りですので、根本的な間違いをしていても気づくことがありません。
マクロビオティックの教室に通っていても体調不良になる人がいるのですから、独りぽっちならなおのこと大きな勘違いをしていることも多いのです。
そのような人のために、たった1日で自分の勘違いに気づいていただく場を提供するのがこの講座の目的でもあります。

今現在特別に体調不良はないけれど、マクロビオティックの勉強がしたいから参加するという方もおられます。
私は本も出さないし、ブログでもある程度のところまでしか書きません。
それは本やブログを読んだ人が勝手に真似をして、そのために体調不良になることを恐れるからです。
でも、教室や今回の講座では、ブログに書いていない内緒の話もいっぱいします。
それは相手を見られるし、後々のフォローも出来るからです。

人はそれぞれ体調や体質、お仕事や暮らし方、性格や家族構成やお住まいの地域も異なります。
それらを忘れて一部の情報だけ取り込むことは、マクロビオティックからかけ離れたことになるため慎重にアドバイスをしています。
それは責任ある伝え方として当然だと思うからです。

よく、一度もお目にかかったことのない人からご質問のメールをいただきますが、ある程度のことまでは言えても肝心なその人にピッタリのところはお返事できません。
それほどその人の体調を重視するのがマクロビオティック(食養)だからです。
今も私のところに寄せられているメールには、陰性で体調不良になっている人が何人もおられます。
しかし、陰性と一口に言っても、内面に強い陽性を秘めた陰性の人と、もうぜ〜んぶ陰性という人ではまったく異なった扱いをしなければなりません。
その辺の微妙なところは、やはり望診しなければ判らないのです。

お医者さまは診察をしないとお薬を出しませんが、マクロビオティックのストイックな食べ方はそれと同じくらい慎重にしないと、大きく体調を崩すこともあるので要注意なのです。
その人の「今まで」と「これから」の両方を判断するために、やはり望診は欠かせません。
そのような背景があってのこの講座なのですが、ちょっと講座名が硬すぎたかなと思っています。
「生き方」を入れたところが硬すぎる印象を与えているかも知れません。
でもね、食べ方は生き方そのものなのです。
逆に言うと、生き方が食べ方に表れているとも言えます。
その辺のところを含めてのネーミングでした。

では、当日会場で活発なご質問をお待ちしております!

<参照記事>
マクロビオティックの人も要注意!「菜食はなぜ老けるか」
この記事中の写真はオーバーですが、これに近い人は結構います。
勘違いをなくしましょう。陰陽バランスをとりましょう。

 
 

加賀屋 京都店

 
 

(加賀屋 京都店にて)

 
 
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マクロビオティック料理はまずい? マクロビオティックは危険?

私は素敵なマクロビオティックの先生に恵まれました。
どなたも大変な実力をお持ちで、私が一生かかっても追いつけない知識とご経験だと思っています。
その先生ですら、今の人達にとってこれは合わないかなと思うところは、かつて出版した本の内容までも修正する姿勢を示され、そのための講座も開かれています。
なかなか出来ることではありませんが、ご自分が発信した内容で体調不良になる人を出したくない一心なのだと思います。
すべてはマクロビオティックを実践する人が、ご自分のさじ加減で決めれば良いことなのですが、どうしても本に書いてあることを優先してしまうので、その結果マクロビオティックをしてから何だか体調が今ひとつという人が出てくるのです。

さらには最初は快調だったけれど、その方法を続けているうちに何だか体調がすぐれないなあと感じるようになって、それでも気づかずにそれまでと同じ方法を続けてさらに体調が悪くなっている人も多くいて、むそう塾にもそのような人が毎月来られます。
そんな現実を見ながら私はいつも完全にフォローできる状態でマクロビオティックをお伝えしたいと思っています。
そうでないと責任あるマクロビオティックの伝え方は出来ないと思います。

これは私がむそう塾を始める前に、「マクロビ井戸端会議」や「美風ゼミ」で全国を歩いていた時に、多くのマクロビオティック難民と接した経験が土台になっています。
こんなにもマクロビオティックを誤解している人がいるのかと驚き、衝撃でもありました。
それはかつて私が歩んだ道でもありましたから、なぜそのようになるかは手に取るように理解できます。
ですから、マクロビオティック難民のための駆け込み寺を作らなくてはという思いが日々募っていったのです。

その結果がむそう塾なので、むそう塾では徹底的にフォローをしています。
メールでのご相談も、緊急で複雑な場合はお電話でのお返事もしています。
もちろん、教室に来られる塾生さんのことはその度に健康チェックしていますし、Twitterでは刻々と状況のやりとりをしています。
そこまでしなければマクロビオティックの食事法は誤解を招きかねない内容になっています。
マクロビオティック料理の作り方を教えるスクールや教室は、今や全国いたるところにかなりの数がありますが、食べ方をていねいに教えているところは圧倒的に少ないなあと感じています。

食べ方というのはマクロビオティックにとっては車の両輪です。
どんな体調の時にどんなものを口にするか? そしてその量は?
ここが一番難しいところなのですが、多くの場合はそこがないがしろにされているか、難しいからといって排除食に力を注いでしまうのです。
そこがマクロビオティック難民を生み出す原因だと思っています。
マクロビオティックを伝える人はそろそろ伝え方を工夫しないと、マクロビオティックは収斂され淘汰されていくことでしょう。
マクロビオティック料理はまずい、マクロビオティックの考え方は間違っている、マクロビオティックは危険だと。

GOレター マクロビオティック

 
 

(G.Oレター)

桜沢如一という人は動物性の完全否定はしていません。
今伝わっているマクロビオティックの多くは極端すぎます。

 
 
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「むそう塾@東京新年会」を終えて 新たなる想い

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朝から雪の東京。
一日中降り続いてまるで雪国の景色です。
そんな中、遠方では福岡・鳥取・兵庫・大阪・滋賀・金沢・新潟・石巻・仙台・栃木からも駆けつけてくださいました。
朝から横殴りの雪だったので、欠席者が出るのかなと思いましたがさすがむそう塾生です。
1名の欠席もなく集まってくださいました。
遠くからご主人と一緒にお子様を連れて出かけてくれた何組もの塾生さんには、特にご苦労さまでしたとお礼を申し上げます。
悪天候なのに幼い子供さんを連れて出かけるのは本当に大変ですもの。
でも、お蔭様でどのお子さんも元気に育っていることが確認出来てホッとしました。

昨日はやはりお料理の試食が多かったですね。
中川さんは延々と試食で体にご負担だったことでしょう。
それでもニッコリして講評をしていただいて、とても勉強になったことと思います。
中川さんの講評は、毎年じっと聴き入りたいすごい内容なので、実は私もそばで聴いていたかったんですよ。
そういう私はお悩み相談ばかりしていて、全体をくまなく歩くこともままならず大変失礼致しました。
相談内容がとっても深くて、まさに人生を左右する内容が多いのでおのずと時間もかかってしまいました。
もっとお一人おひとりとお話する時間を取りたかったです。

その意味も込めて二次会ではあちこちのテーブルでお話をさせていただきました。
薄暗い雰囲気が手伝ったのか、かなりディープな内容も多く、バンド演奏の音にかき消されないようにみんなで体をくっつけて話をして楽しかったですね。
何やら「夜の美風ゼミ」の開催を望んでいるような声がチラホラ(笑)
そろそろ話すだけの講座も必要かなぁと思っていたので、スケジュールと相談してみます。
あ、「夜の・・・」とは限りませんが。
しかし、人間関係の根幹はその「夜」部分が大きな影を落とすことは間違いありません。
マクロビオティック的にみてもこれは大きな意味をもちます。

むそう塾はコース制をスタートしてから今年で5年目を迎えます。
マクロビオティックの哲学部分をさらにしっかりと受け取っていただくために、座学だけの日を設けるのもいいかなと感じた新年会でした。
マクロビオティックを知って良かったと思えるのは、精神的に不安がなくなることが第一です。
そこまで達していない場合はまだマクロビオティックをきちんと理解されていないと思いますので、そこのところを解説してあげたいと思います。
あなたの心の中にふつふつとあるもの。
それをなくして快晴の日々になるようお手伝いできる年にしたいです。
頑張ります!

 

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「塾生の声」Is(27−9)さん

「塾生の声」のつづき。


【Is(27−9)さん】
(4期幸せコース受講中 宮城県 2012.11.3記)

<むそう塾に寄せて>

私とマクロビオティックの出会いは子供のアレルギーがきっかけでしたが、学んでいくうちに自分自身を充実させてくれる哲学としてどんどんはまっていきました。ご縁があって美風ゼミに参加することができ、美風さんに惚れ込んでしまった私は京都に伺う事を決心し、むそう塾とのご縁をいただく事になりました。2011年の震災の際には被災地在住の塾生のためにご支援いただき、美風さん、中川さんだけでなく塾生の方々からの『安心』という贈り物を受け取り、感謝しています。

今年念願の幸せコースに通わせていただいています。こんなに美味しいお料理をいただけて幸せにならにはずがないと毎回感じます。そして学ぶほど、通うほどにお二人の底知れない懐の深さを感じ、むそう塾のスケールの大きさを感じます。塾生が理解できるよう噛み砕いてお伝え下さっていますが、その土台にはずっと幅広く分厚い経験・理論が隠されていると思います。とても12回の講座で学びきれないような濃い内容の授業を考え抜かれたカリキュラムで伝えようとしてくださっています。

その想いに必ず応えたいと思いますが、ままならない事もあり、自分の未熟さを知り、それがまた学びになっています。 お二人のお人柄、生き様に触れ、人間はこんな風に生きる事が出来るのだと知る事ができました。私の一生の財産です。そして、むそう塾を信じ選んだ自分をえらい!と密かに思っています。 人生はこんなに楽しいと教えてくださったむそう塾。お二人への感謝の気持ちを自分の中でじっくり育てて、私の周囲へ伝えていけたらいいなと思っています。 これからもどうぞよろしくお願いします。

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