札幌で「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」を始めてから、色々考えるところがありました。
それから、「マクロビ井戸端会議」を各地で開催していくうちに感じたこともありました。
そんな思いが、ふっと一つになった瞬間があり、まるで、天から降りてくるように「美風ゼミ」の名前が決まりました。
「マクロ美風」の名前が決まったときもそうでしたが、自分が決めるのではなく、「外からやって来る」感じでサラ?っと決まったのです。
「マクロ美風」も「美風ゼミ」も、いわゆる大吉の画数ではありません。
気を引き締めて、細心の注意を払いながら、一歩一歩進みなさいということなのでしょう。
この画数の持つ意味を、肝に銘じて慎重に行動したいと思っています。
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ところで「美風ゼミ」は通称です。
正確には、「ゼミ形式で学ぶマクロビオティック」と命名しました。
私個人としては、「何かを身に着けるには、学ぶ人の理解度に応じるのが絶対必要」だと思っています。
その原則を追求していくと、「個人個人の疑問に答える場」が必要だと、かねてから痛感しておりました。
それをそのまま形にしたのが、「ゼミ形式で学ぶマクロビオティック」、通称「美風ゼミ」です。
一方的なセミナー形式ではなく、個人個人が感じる疑問をぶつけながら、参加者みんなで解決していくのです。
そのプロセスでの議論・考え方こそが、自分の力になると思うのです。
ですから、私は先生ではなくチューターです。
私が知り得るすべての知識・情報を総動員して、参加者の皆さんと一緒にマクロビオティックを語りたいと思います。
ただし、参加者の皆さんはマクロビオティックが初めてという方が殆どだと思いますので、毎回、ゼミの最初に私のお話タイムを設けます。
マクロビオティックの基本から実践にいたるまで、あらゆる角度からのお話になります。
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この講座を東京や大阪でも開催してほしいというご希望のメールも頂いており、嬉しい限りです。
いつも忙しい私は、少し整理しなければいけないことも多く、すぐにはご希望に添えないのですが、検討させていただきます。
あくまで慎重に、マクロビオティック界の知人との関係も考慮してから決めたいと思います。
バランスや信頼関係を崩すことのないように。