なぜ掃除をするのか?

先日京都に出かける前に、家の中をせっせとお掃除をしていました。
忙しいとつい後回しになってしまうこともあるお掃除ですが、元々の私は物凄い掃除魔でした。
一人暮らしが好きだったのは、部屋を汚す人が自分しかいないという快適さが気に入っていたのかも知れません。

しかし、ヒョンなことから結婚し、子供が生まれると事情は一変しました。
部屋をきれいに維持しようとすると、子供を必要以上に叱るか子供の行動を制限することになります。
私はそのどちらもしたくありませんでした。
その結果、部屋の中は私の気に入ったとおりの状態に維持出来ませんでしたが、子供の精神面を考えたら汚れなんてちっぽけなものだと思えました。

夫も「ホコリじゃ死なないから大丈夫さ〜」なんて他人のようなことを言っていました。
(ムムム・・・、それがいいような悪いような、複雑な思いでしたが・・・。)

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さてさて、お掃除って何故するんでしょうね?
モッチロン、清潔にするためという第一目的はありますよね。
でも、ちょっと精神的に考えてみると、お掃除をするとスッキリしませんか?
気持ちいいですよね。
散らかった部屋にはない心地よさ。
それがお掃除の効用だと思います。
だから、気持ちをスッキリさせるためにお掃除をするとも言えますね。

よく、12月になると大掃除をして新年を迎えますが、あれは掃き清めることによって「氣」を整え、「氣」の流れを良くするための準備段階なんですね。
ですから、お掃除は「き・取りく」ものなんです。
決して掃除機にウィーンと吸いとって、溜めておくことではないのです。

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マクロビオティックの創始者「桜澤如一先生」は、お掃除に関する文章をあちらこちらで書かれています。
桜沢先生が説くお掃除とは、次のようなものです。

お掃除とは秩序をつけることである。
そして、秩序とは宇宙の秩序を模倣し、再現することにほかならない。

つまり、秩序をつけるためにお掃除をするんですね〜。
秩序をつけるということは、「物事の順序が整う」ことでもあります。
解りやすく言うと、部屋の中がグチャグチャしている人と言うのは、頭の中もグチャグチャしていると推測できますね。
頭の中がグチャグチャしていては、良い氣は流れません。
だからこそ、良い気を流すためにお掃除をするのです。

新年を良い氣で迎えるためにも、大掃除をして氣の流れを良くして初詣に行くんですね。
日本人って何と精神性の高い国民なんでしょう。

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というわけで、お掃除をするとスッキリするというのは、「氣」の流れが整うからなんですね。
「気持ちいい」とは、ピッタリの表現だと思います。

私の掃除魔は、そんな気持ちを小さい頃から感じていたのかも知れません。
そうそう、私の悪い癖があります。
試験の前になると、なぜかお掃除をしたくなるのです。
本来ならお掃除をする時間を省略して、試験勉強に振り向けるべきなのでしょうが、そんな時に限って念入りにお掃除をしたくなります。
心理学的にいうと、一種の逃避でしょうかね(笑)
そんなつもりは毛頭ないはずなんですが。。。

ま、いずれにせよ、お掃除好きなことに変わりはないのですが、最近はイマイチお掃除の時間が気の済むように取れません。
ブログなんか書いていないで、お掃除をした方が気持ちいいに決まっているのですが、このブログっていうのもまた楽しいんですよね〜。
ああ、楽しいことがいっぱいあって、満腹。
少し腹八分目にせねば。

 


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「むそう塾 幸せコース@秋期」開講中止のお知らせ

ただいま京都からの帰りです。
新幹線の中でこの記事を書いています。
先日「むそう塾 幸せコース@秋期」開講の予告をさせていただきました。
中川さんと途中まで打ち合わせをしておりましたが、急に私の側に困難な事情が発生しましたので、急遽予定を変更して、開講を見合わせることになりました。
実は北海道に住む母に乳癌が見つかり、手術をすることになりました。
96歳という高齢なので、手術はしない方が良いと私は思うのですが、本人に痛みがあってその痛みを取り除きたいと母が言うのだそうです。
(姉からの話のため間接的な表現です。)
私のところに届いた情報だけでは、本当に乳癌かどうか怪しいのですが、母の希望を聞いてあげたいという兄からの連絡もあって、手術に同意することにしました。
そのために、今後私は北海道に通うことが多くなると思います。
母は高齢ゆえ、どんなことがあるか分かりません。
どのような場合にも対応できるように、これ以上責任ある予定を入れない方が賢明だと判断しました。
秋の開講を心待ちにしてくださった皆様には、大変申し訳ないのですが、このような事情が発生しましたので、何卒私のわがままをお許しくださいますよう、心からお願い申し上げます。


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中川さんの見事な手さばきをご覧ください

昨日「むそう塾 幸せコース」の日曜Bクラスがありました。
すでに終了した「日曜Aクラス」の塾生さんから前日に、「中川さんの手元をイメージでは覚えているのですが、もう一度確認したいので、ビデオで撮って送ってもらえますか」とのメールがありました。


そこで中川さんと相談した結果、塾生さん間の公平を期するために、ユーチューブでお届けしましょうということになりました。
早速私が iPhoneで撮影して、中川さんのブログでアップしていただきました。
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中川さんの手つきにご注目ください。
「クリームパン」と呼ばれる(笑)人気の手ですが、その動きのなんと美しいこと!
まるで踊っているかのような流麗な手つきに、私はユーチューブの前で釘付けになりました。
私の経験上、お水の中に細い麺類をつけて作業をすることは、麺がのびてしまうため、相当に手早くしなければ台無しになってしまいます。
それを形を整えながら綺麗に盛り付けることは、見ていると易しそうでも実際は難しいものです。
そのことを中川さんにお聞きしましたら、「200回くらい練習したらうまくなりますよ」と涼しい顔でおっしゃる。
(う、200回。。。汗)
そんなことをしていたら夏が終わってしまいそうだから、麺をゆでたらその麺は練習用と割り切って、何度も何度も同じ麺で練習すれば良いのだろうか?
それとも、指に触れる麺の硬さの感覚も、麺の量を決めるためには必要なのだろうか?
きょうは「幸せコース 月曜Bクラス」があります。
中川さんに確認してみます。
   
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中川さんのブログのコメント欄に書かれた中川さんのお返事に、素敵な文章がありますので、それもご紹介させていただきます。
盛りつけは食べ物の氣を整えてバランスを取る事です。
これが狂うと味も落ちてしまいます。
不思議ですが本当です。


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糠床はお元気ですか?

お嫁に行った糠床の管理にSOSの人が増えて来ました。
中川さんによると、半日でも乳酸菌は暴れるそうですから、朝晩のお手入れは怠らないようにしましょうね。
糠床も玄米もまったく同じですね。
気持ちを注いであげると、きちんと応えてくれます。
糠漬けの理論をきちんと把握したら、自分が今なにをするべきなのかが判ります。
・乳酸菌って何なのか?
・なぜ漬かるのか?
・酸素がいるのかいらないのか?(← これは重要)
・どんな条件の時に発酵するのか?(← これが一番重要)
中川さんはすべてこれらのことを講座で説明していますが、ご自分でももう一度再確認なさってくださいね。
発酵のメカニズムを知ったら、あなたのお料理の腕もグンとアップしますよ。
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こんなに不在にする私でも、糠床を維持しています。
「時間がない」なんて諦めないで、糠床と対話してください。
糠床は生き物です。
生き物と対話することは、エネルギーの交歓をすることでもあります。
(交換ではなくてね。)
今、なんらかの理由で体調不良のかた。
ぜひ、糠床を育てながら、糠漬けを食べながら、お元気になってください。
毎日糠漬けを食べ続けることによって、あなたの腸は元気になります。
腸が元気になったら、体調不良のかなりの部分は解決されます。
発酵食品あなどるなかれ。
糠漬けバンザイです。
きょうはこれから京都入りです。
だんだん蒸し暑さが増して来ますが、暑さに負けないで頑張ります!
大丈夫!
我が家の糠床は元気に育ってくれているから。
参照記事
 お嫁に行った糠床たちへ – 管理上の注意点 –


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「第24回・第25回 むそう塾 愛クラス」は満席になりました!

「第24回・第25回 むそう塾 愛クラス」はすべて満席になりました。

 

お申し込みをいただいた皆様ありがとうございました。

第24回:2009年8月8日(土)  満席

 

第25回:2009年8月24日(月) 満席

 


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