第87次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します!

愛クラス開催の記事を書けていないのに、もうパスポート取得者が登場しました。
つまり、昨日愛クラスを受講された方が今日パスポートなのです。
しかも、中学2年の男子!
一発合格も、年齢も、むそう塾始まって以来です。
素晴らしいですね。
新潟からご一家で京都入りされた甲斐がありましたね。
「おじいちゃんに僕の炊いた玄米ご飯を食べてもらいたい」といって頑張ったK君、おめでとうございます!
では、パスポート取得者を発表させていただきます。

<むそう塾 パスポート取得者>


   
Koさん(48−1)

<寸評> 中川善博より

見事にやって下さいましたね。
一発合格です。

ちゃんと講義中に伝えた大事な事が解っています。

あとはご自分でしっかり習熟するように定期的に炊いてください。 

おめでとうございます。

*   *   *

(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)?(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。
これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。
パスポートは出発点であり、到達点ではありません。
従ってこれは、第三者に教える力を認めたものではありません。
「中川式玄米ご飯の炊き方」は、中川善博本人のみが口伝の形でお伝えしております。
なぜなら、「中川式玄米ご飯の炊き方」はオーダーメイドの炊き方だからです。
パスポートを取得されましたKoさんは、これで玄米投稿の目的は達成されましたので、お写真を中川さんに送らなくても結構です。
パスポートの発行は、この記事をもって公表するとともに、個人宛へのメールでお知らせいたします。
このメールにはパスポートナンバーが記載されていますので、もし、届かなかった場合はご連絡ください。


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第2期幸せコース今後の予定(必読)

昨日幸せコースの3月の講座が終わりました。
今月はお魚を扱う内容でしたが、海の関係でお魚が一定せず、3種類のお魚で勉強しました。
それぞれのお魚についての写真は次のとおりです。
復習の参考になさってください。
カマス
・ツバス(5−1 5−2 5−3 5−4 5−5
・アジ(その1 その2 その3

次に今後の幸せコースについてご案内します。
<4月の各クラス>
◆料理タイム:各自がお弁当を持参する
・自宅でお弁当を作って卒業作品として持参する
・お弁当の主食は玄米、白米、パンのいずれでも良い(ただし陰陽のバランスがとれていること)
・おかずに動物性が含まれていても良い
・おかずは幸せコースで習わなかったものでも良い
・お弁当箱としてタッパーウェアの使用は避ける(重箱の使用はよい)
・行楽弁当のように何人かで食べる量であっても良い
・飛行機使用で前泊する人はおむすびでも良い
・おかず各種を保存容器に入れて、教室に来てから詰めてもよい
・誰に食べてもらうお弁当かをはっきりさせて作る(重要
・持参されたお弁当は中川さんの手直しなしで写真に撮り、ブログにアップする
・昼食は持参したお弁当をみんなでシェアしていただくので、別にお味見用としておかずを持参してもよい
◆座学タイム:マクロ美風からの簡単な話
・各自が1年間を振り返って話す
・記念品の贈呈
・一人ずつ記念撮影
<修了式>
◆4月30日(土)
・ホテルグランヴィア京都にて
・お食事(吉兆のお料理)
・記念撮影
・修了証書授与
・記念写真プレゼント
以上ですが、不明な点は下記にコメントをお寄せください。


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暗がりの中で玄米ご飯を・・・

秋田県にお住まいのHさんからメールをいただきました。
嬉しかったです。
お母様の変化も嬉しかったのですが、お嬢様の変化に感動しました。
むそう塾をしていて本当に良かったです。

<Hさんのメールより> 抜粋

 

今日の美風さんのブログ記事を読んで胸が熱くなりました。

地震のあった日に家に帰ると、ろうそくを灯して娘が玄米をシラルガンとカセットコンロをつかって炊いていました。
涙がでました。

四月からは娘は○○市内の大学に行くことになり一人暮らしをするので、卒業式を終えてからは炊飯の練習をしていました。
娘は中学の時には一時、教室にも入ることができなくなり、高校に入学したものの三年間通うことができるのかと誰もが心配する状況でした。

myさんのお料理教室に参加したことを皮切りにぢゅんさん、美風さん、中川さんをはじめいろんな方との出会いがありおかげさまで今に至っております。
地震の日も私の両親と娘の三人が「くよくよしてもはじまらない」と帰宅した私を笑顔で迎えてくれました。

そんな娘のことに思いをはせる一週間でしたが、昨夜父と話していて気づいたことがひとつありました。
去年の母だったらこの災害時に薬を飲まなくても耐えることができただろうか?

母の体力が大幅にアップして喘息の発作をおこさなくなったことに気づきました。

我が家でひとり玄米を食べれなかった母です。

その為に私は愛クラスに参加したのです

一番の弱者(小さいお子さんや胃腸の弱い人)に照準を合わせたご飯であること。

我が家の弱者は母でした。
その母が美味しいと言ってくれる御飯をむそう塾に参加して炊くことができるようになり本当によかったと思います。

地震が何度も起こる中、初めての土地に娘を送りださなければならないことに不安は覚えます。

けれどカセットコンロとシラルガンと玄米、お水、塩があれば娘もやっていけるんじゃないかな?と思ったりします。

この先日本がどの方向に進むのかそれはわからないけれど、自分がブレないことが一番大切だと思っております。

 


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東北関東大震災に想うこと

 

阪神淡路大震災の際、避難所となっていたお寺(西法寺)の上原照子(現副住職)さんが、朝日新聞記者のインタビューに応じた記事が参考になった。
被災者で避難所暮らしを経験した人でなければ分からない気持ちが書かれている。
役割分担、生きる力に 〈伝えたいー阪神から〉より 抜粋

被災者の間で、「炊き出し係」「掃除係」「お風呂係」と、役割分担を決めた。みんな「これからどうしよう」と後ろ向きな気持ちになりがちだった。でも、それぞれ与えられた役割を続ける中で、「私は必要とされている」と生きる力が湧いていった。

 避難所で不可欠なのは、みんなを引っ張っていくリーダーの存在。うちは夫の上原泰行(たいぎょう)・前住職(当時59)=2008年死去=がほとんど寝ないで駆け回って、被災者の話を聞いた。リーダーのいない避難所では、けんかなどのトラブルもあったと聞くが、おかげで何もなく乗り切ることができたと思う。

 

 健康を維持するため、みんなで早寝早起きの規則正しい生活を心掛けた。寒さ対策に、壊れた家の材木をドラム缶に入れてたき火をした。炎を見ると癒やされる効果もあるようだ。夜はドラム缶の周りに集まって、将来の夢を語り合った。冷たいおにぎりもフライパンで焼くなどして、なるべく火を使って温かいものをほおばれるように工夫をした。

 

 あのとき何よりもうれしかったのは、応援メッセージが書かれた全国からの手紙だった。「希望を捨てないで」「つらいだろうけど頑張ってください」と書かれていた。「私たちは見捨てられていない」と感じて涙が出た。
– – 引用おわり – –
*   *   *

この中で、「私は必要とされている」「私たちは見捨てられていない」という言葉が胸に響いた。
この気持ちは被災した人だけではなく、子供もお年寄りもすべての人間に共通のものである。
つまり、人間の生きる力の源である。
だから私たちに出来ることは、お金や物や労働の提供や被災者の受け入れなど沢山あるけれど、「生きる力につながること」をいつも意識して行動したいと改めて思った。
決して自己満足にならないように。
なお、「炎をみると癒される効果もあるようだ」という点も頷ける。
マクロビオティックをしている人は熱源の陰陽ですでにご理解できると思うが、目に見えない熱源に癒しの効果は少ない。
例えばIH。
炎を見ながら料理をすると心が落ち着くのは、炎の持つ陽性さゆえである。
そして炎から出て来る遠赤外線が、強ばった身体の芯をほぐしてくれるのである。
だからこそ、人間は火を炊いて火に癒される時間が必要だとつくづく感じる。
昔、深沢七郎が自分の家の庭で火を燃やせなくなっちゃぁお終いだと言って、さっさと田舎に引っ込んでしまったことを重ね合わせて思った。
本物の生き方がこの頃からすでに出来なくなっていたのだろう。
この震災は私たちに警告を与えるための強烈なメッセージなのだと思う。
それにしては余りにも痛々しい。
しかし人間は愚かだから、このくらいの規模でなければ氣がつかないということなのか。
それにしては過酷だ。
亡くなった方々の無念さを決して無駄にしないためにも、この辺で政治も経済界も私たち個人も目覚めることが急務だと思う。
今。
直ちに。

 

 


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今こそマクロビオティックを!

今回の地震発生以来、マクロビオティックをしている者として気になることがあります。
それはマスコミを通じて流されるニュースやネットの情報に、あまりにも影響を受けすぎていないかと言うことです。
ニュースは大事ですが、それをそのまま受け取るのではなく、自分の目で、頭でもう一度陰陽に置き換えなくてはマクロビオティックをしているとは言えません。
あなたはこんな時に陰陽だなんてと思いますか?
いいえ、こんな時だからこそ陰陽なのです。
どんなに混乱した状態の時にあっても、必ず陰陽で考えることが解決の道を用意してくれます。
東京脱出の話も身近でおきています。
しかし、平常時にはマクロビオティックといっておきながら、異常時にはマクロビオティックを実行出来ないのなら、それは本物ではないと私は思います。
まわりが混乱しても自分は冷静に対処できる。
これでこそマクロビオティックをしている価値があるのだと思います。
今するべきことは、いかに吸収してくれる玄米ご飯を炊くか。
そしてそれは、一番の弱者(小さいお子さんや胃腸の弱い人)に照準を合わせたご飯であること。
食べ物の陰陽を今まで以上によく考えて摂取すること。
このことに尽きます。
今こそマクロビオティックが試されている時です。
非常時には非常時のマクロビオティックがあります。
それはとてもシンプルです。
むそう塾生にはそれを伝えてあります。
どうかいたずらに過敏に反応せず、もっとマクロビオティックの原点を思い出してください。
そして、どんな時にも羅針盤があることを思い出してください。
マクロビオティックを知らない人と一緒になって、ご自分の進むべき方向を見失わないように。
被災地の復興を願いつつ。


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