5月に幸せコースで糠漬けの講義をして、糠床の種を塾生さんにお持ち帰りいただきました。
その後毎日中川さんのところにはおびただしい数のメールが届きますが、皆さんが菌を育てるとはどういう事かを理解されていません。
乳酸菌というものを知らなさすぎるんですね。
それを理解していただくためにレジュメもお渡ししているのですが、それだけでは足りない(書ききれない)部分があります。
そんな中で1期生のNさんに宛てたメールには、皆さんにも気づいていただきたい(書ききれない)内容が含まれています。
糠床の管理が思うように出来ていない人は、今一度ご自分の暮らし方、ひいては心のありようをよ?く思い返してみてください。
きっと心当たりがあるはずです。
家事アドバイス講座で私から指摘されたことのある人は、それが大いに関連します。
では、中川さんのメールを抜粋でご紹介します。
* * *
(前略)
白カビや黒カビが生え出すと、Nさんのキッチンがそういう環境に整ってしまい、眼に見えない胞子がいろんなところに付着したりさまよったりしてますので、微生物に都合のよい環境を作ると先にそれらのカビが繁殖してしまいます。
だから私はみなさんに豊富に乳酸菌が増殖した「種」をお渡しして一番むつかしい初期をはしょれるようにしているのです。
なかなか難しいですが、2期生の卒業生でも昨日見て欲しいと福ZENの日に持参しましたが、糠と塩から上手に乳酸発酵させていました。
一度すべてを捨てて琺瑯を熱湯で洗い、日に干してください。
キッチンや床を綺麗に掃除して換気し、カビが住みにくい環境を作ることが大事です。
部屋の氣が湿っていませんか?
気持ちが湿っていませんか?
だいたいぬか床が腐るときは管理する人がじめじめしている時が多いですね。
昔は姑にいじめられていじいじ泣いている嫁にはぬか床を混ぜさせなかったとも聞きます。
手からは氣が出ます。
微生物も楽しい氣を感じて美味しくなります。
案外そこらへんにヒントは無いかな?