7月17日に夫が脳梗塞で緊急入院してから、間もなく2か月半になります。
9月1日に退院してから、想像以上の展開が起きる日々が続き、ブログの更新もすっかり遠のいてしまいました。
無理して書いても良い氣を発しないと思い、あえて更新しないときもありましたが、何と言っても忙しすぎて、文章をつづる時間がとれませんでした。
唯一新幹線の中ではホッと一息つく気持ちになれるので、そんなときには本を読んでいます。
今の私にとっての本は、現実逃避の手段です。
現実を直視しすぎると精神的につらいので、あえて現実から離れるための方法としての読書です。
(息子は現実逃避の手段としてカメラを購入した模様)
読書といっても介護がテーマの本なのですが、この作者とはなんとなく波長が合って、以前から他の本も読んでいたのです。
そんな「村井さんちの介護」を、気軽におしゃべり感覚で学べる本です。
介護される人の心模様がよく分かって、学びになりました。
私は常々、人間関係を大事にした生き方をしたいと思っていました。
しかし、相手のテリトリーに入ることを余儀なくされる介護について、自分がどのようなスタンスでいれば相手の負担にならないのか、そのへんが知りたいと思っていました。
突然降って湧いた「老々介護」の現実に押しつぶされないために、とりあえずは現実逃避の時間を少しだけ新幹線の中で確保しています。
これで私は平常心を保てていますので、ご安心を(^o^)
実はね、これも陰陽を考えての方法なのです。
現実だけの時間は陽性になりすぎるので、そこから少し距離をとって陰性の時間を組み込むのです。
それで中庸に近づくわけですね。
ご心配してくださっている方から励ましのメールをいただき、大変ありがたく読ませていただいています。
中には介護経験者もおられて、思わず「ご苦労さまでした」と思ってしまいます。
私は今日も元気に頑張っていますので、ご安心ください。
なお、今は別の本を読んでいます。
読み終えたら、また感想を書きますね。

(義父母の介護 村井理子著)














