先日金沢のお蕎麦屋さん(といっても居酒屋でもある)で、お酒のおつまみに「さつま揚げ」を注文しました。
練り物は添加物が多いので普段は口にしない私なのですが、この日はふと食べてみたくなりました。
もしかしたら北陸の美味しいお魚を使ってあるといいな、なんて思いながら。
でも、チェーン店だから無理かなということで、期待をしないで注文しました。
食べてみると案外いけます。
添加物だらけのイヤな味もあまりしなくて、おかわりまでしてしまいました(笑)
写真を撮っていなかったのが残念ですが、どうやらそじ坊さんの手造りのようです。
むそう塾ならもっと美味しいのができるねと言う話になりました。
今は鱧の練習でどんどん鱧を消費している塾生さんがいるでしょうから、鱧でさつま揚げを作ったら美味しいそうです(๑´ڡ`๑)
中川さんにおねだりして、ぜひさつま揚げを教えてもらいたいとなったのでした。
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昔読んだ作家の向田邦子さんの本に、鹿児島のさつま揚げが美味しかった話が出てきます。
「さつま揚げ」というのは関東に伝わってからの呼び名であって、地元では「つけあげ」というのだそうです。
何度も何度もその話が出てくるので、よほど美味しかったにちがいありません。
向田さんは小学校高学年のとき、鹿児島に住んでいて、揚げたての「つけあげ」を頬張るのが大好きだったそうです。
それが「勘場蒲鉾店」のつけあげだったらしい。
このサイトで合っているかな?
そうだ!
むそう塾には鹿児島から通ってくださる塾生さんがいるので、今度感想を教えてもらおう。
ちょっと人参や牛蒡を加えると、繊維質も摂れて栄養的にもバッチリだから、鱧のさつま揚げにラブコールを送ります(^_-)-☆
小判型の茶色のさつま揚げ。
それを生姜醤油で食べるのが大好きな私ですが、お野菜とさっと煮浸しにするのも大好きです。
すぐできるごはんのおかずにリクエストしたいなあ。
作るのは時間がかかるけれど、冷凍しておけるから。
こちらに貴重な動画があります。
鱧の骨切りを練習されている方には、お宝画像ですよ。