喉が痛いときは鼻うがいをしてみましょう

私たちは自分の体のことを一番よく知っている名医なのですが、時として勘違いする場合があります。
その代表格が「喉が痛い」という症状ですね。

実は、喉が痛いと感じるときは、鼻の奥(上咽頭)に症状があるのに、喉の奥に炎症があるように感じてしまうことが多いそうなのです。
上咽頭にある舌咽神経が痛みをキャッチするので、喉が痛いと脳が錯覚してしまうからなんだとか。
面白いですねぇ、脳の錯覚だなんて。
痛みの震源地は②と思いきや、実は④だそうですよ。

 
 

 
 

 
 

画像は次の動画からお借りしました。

 
 

ところで、この上咽頭は実に多くの体調不良に関係していて、かなりびっくりします。
いつも頭がボーッとする人はもちろん、頭痛に悩まされている人もここに問題がある人が多いそうです。
昨日も塾生さんが喉が痛いというので、この話をしたのですがポカンとしていました。
でもね、「鼻うがい」をすることによって、納得できることがあるかもしれませんよ。

先日も歯科医師さんと話をしていたら、睡眠時無呼吸症候群のため、自動車で事故を起こした人が、鼻うがいで病気を克服されたということでした。
塩水で鼻を洗うのですから、マクロビオティックの陰陽で考えても大納得ですよね。
炎症やむくみで膨らんだ細胞は陰性状態にあるからです。
改めて陰陽の理の面白さを感じたものです。

 
 
カテゴリー: からだ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です