ときどき「美風さんはお元気ですね!」と言われることがあります。
その理由を聞かれることがあるので、「陰陽バランスと玄米ご飯かな?」と答えることが多かったです。
ここでいう「陰陽バランス」とは、お食事はもちろんですが、生活全体での陰陽をさします。
そして、一番大きいのは精神面での陰陽バランスだと思っています。
人は誰しも気分の浮き沈みがありますが、私の場合はかなりそれが一定しています。
マクロビオティックを知ってからは、さらに安定しています。
そして、腹を立てるということが若いときからほとんどありません。
さまざまな要因を考えると、怒れないことが多いんですよね。
それより、むしろ感謝の場面が多いから、そのようになるのかもしれません。
「ありがたいな」「うれしいな」と思っていたら、気持ちは明るくなるし、仕事効率も上がります。
先日も大阪からの帰りに、中川さんのところで夕ご飯をご馳走になって、幸せの塊状態で帰宅しました。
中川さんの思いやりが本当にうれしかったのです。
相手が今置かれている状況の、一歩先を考えて行動する中川さん。
そんな中川さんの大きな愛に包まれて、今までむそう塾を続けて来られたのだなと思います。
私が元気でいられるのは、私が感謝の気持ちを持ち続けられるように行動してくれている中川さんのおかげなのだと思っています。
それがありがたいからこそ、そのお気持ちに応えようと、頑張るエネルギーが湧いて来るのです。
誰かによくしてもらったら、誰でもうれしいですよね。
うれしいから、自分でもそのお気持ちに報いたいと思いますよね。
そんな循環の中にいたら、悩みや迷いで時間を浪費することもなく、不安や不満を感じたり、腹を立てて内臓に負担をかけることもなく、いたって健康的に暮らせるのだと思っています。
感謝できる環境、これが元気の秘訣かもしれません。
そういえば、夫は昔、二人の友人からとても助けられたことがあって、その二人の言うことは何でも聞くという姿勢でした。
死ねと言われれば死んでもいいとまで言っていました。
ですから、いつも感謝の気持ちを持って生活していたと思います。
幸い、そのお二人ともご健在で、時々ゴルフにも行く間柄です。
夫がそんなふうに恩義を大切にするタイプであったことも、私の精神面が安定していることの要因かもしれません。
今では留守にしがちで申し訳ない妻なのですが、お互いに感謝の気持ちでつながっている夫婦かもしれません。
ありがとう、二人の男性。
京都 貴船川