京料理人中川善博の思いやりに心が温まった一日

昨日、大阪まで出かけた帰りのお話です。

塾生さんのテーブルを決めて、他にも本棚を見てまわって、お店を出たのは19時過ぎ。
京都に着くのは何時になるだろう?
お食事できるお店は開いているかな?
ちょうど今日から、京都も「まん延防止等重点措置」の対象になっているので、困ったなと思っていたら、中川さんからiMessageが。

「マグロがあるので食べずに帰ってきませんかー?」とのこと。
「うわ、嬉しい!」
迷わず中川さんのところへ直行です。

21時過ぎに中川さんのところに到着すると、テーブルの上にお料理が3人分並んでいて、お嬢さんも一緒に待っていてくれました。
こんな遅くまで、私に合わせて食べずに待っていてくれるなんて。
ウルッとしてしまいました。

しかも、私の好きなお料理ばかり並んでいました。
「美風さんがFuさんのために頑張ってるから」と、中川さん。
そして、「たくやさんを応援したいから」とも。

たくやさんというのは、むそう塾でお世話になっている大阪のお魚屋さんなのですが、緊急事態宣言のためにキャンセルが相次いでいるのだそうです。
ですから、こうして授業がないときでもお魚を送ってもらっているのでした。

こういう人の心の温もりって嬉しいですね。
さりげなく口にされる中川さんですが、深いところで相手を思いやる気配りが、中川さんの本当の姿なのです。

うっかりして写真を撮り忘れてしまいました。

 
 
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