<Mo(90-6)さん>
お写真とレイアウトの図面をありがとうございました。
なんと申しましょうか、よくこの状態で15年間を過ごして来られたなあと思います。
さぞかし不便だったことでしょう。
注文建築なのですが、とても使いにくい設計になっていて、図面を見ているうちに頭がしびれて来ました。
さあ、どうしましょう、という内容なのですが、まず、暮らし方の根本的なところをご主人様やお子さんも含めて見直す必要があります。
現在もご一家で2階にお休みになっておられますが、お子さんが二人とも男の子なのですから、すぐにでもご夫婦とお子さんたちが離れて寝るようにしましょう。
お部屋の独立がもうすでに遅すぎるほど遅いです。
小学生の段階でそれぞれの部屋にしてあげるべきでした。
一般的ですが、2階にお子さん二人のベッドと持ち物を集中させ、お子さんたちが勉強部屋として使っている1階の寝室を、本来の使い方であるご夫婦のお部屋としてベッドと荷物を集中させるのです。
これが設計士さんの考えた使い方ですが、まったくこれを無視した使い方をされていたので、どうしても片付かない家になってしまったのです。
さらに、木の床に直接お布団を敷いて寝ておられますが、これも本来の使い方ではありません。
この床ならベッドでないと、体への負担が大きくなってしまいますし、疲れがたまってしまいます。
今のお布団の敷き方は、床が畳の場合ならOKでした。
ご長男さんは大学受験ですから、そっとしておきたいとのことでは、どうしても片付けができません。
その場合は片付けを延期するしかありません。
なぜなら、お子さんたちに二部屋も使われていて、ご夫婦はお子さんの隣で寝るだけだと、あまりにも子ども天国の使い方だからです。
お子さんの成長とともに部屋の使い方は変えるべきであって、それがまったくされないままなのですから、それはあなたが不便でしょうがないのは当然です。
あなたに片付け能力があるかないかの前に、決断がまるでないことが原因ですから、はっきりと親の部屋と子どもの部屋を分けてください。
スタートはそこからです。
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この商品を購入して納戸に置こうかと思うとのことですが、まだ買い物はしないでください。
まず買い方から改めてほしいので、アドバイスの期間中は勝手に購入するのはやめてくださいね。
それから、過去の家事アドバイスの記事にもあるのですが、「とりあえず」という置き方は止めましょう。
それがある限り家の中は片付きません。
私は最初にあなたに申し上げました。
「物に住所をあげましょう」と。
ですから、宙ぶらりんな置き方は住所がないので、これが片付かない一因にもなるのです。
今は「いる いらない」の判断をしていただいている最中ですが、いるものだけになったら、それらの物に住所を決めてあげましょう。
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それから、現時点でもできること。
それは食卓に物を置かないことです。
食卓はお料理をいただくところですから、お食事をしないときには何も載っていない状態でなければなりません。
新聞・郵便物・雑誌などは、それぞれ定位置に置く癖をつけましょう。
それだけでも食卓が広く感じるし、スッキリ感が出て気持ちよく感じます。
なお、一般のご家庭にある応接セットやテレビが見当たらないのですが、そういうのは不要とお考えなのでしょうか?
家具にはこだわりのある方も多いので、お伺いします。
部屋も家具も本来の目的に応じた使い方をすることが、氣の流れとしても良くなります。
どうしてもアレンジしたい場合は、本来の使い方より良くなる場合にのみOKです。
不安定な氣は陰性であり、その場所の効果を半減させてしまいます。
そういう視点で考えると、お部屋の作りと使い方が合っていないので、ベストの落ち着きではありません。
ここを改善すると、良い氣が流れるようになりますよ。
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【次回お送りいただくもの】
1 ユーティリティの全体写真
2 キッチンの全体写真
3 キッチン側からリビングに向けての全体写真
4 下記部分の全体写真(玄関脇のクロークも含む)
(前回ご紹介した方法でお送りください。)
今回のアドバイスは以上になります。
大きなことと向き合わなければならないので、その大変さに気持ちが萎えてしまうかもしれませんが、間違いなくこの問題を整理することが、問題解決につながりますので、頑張って乗り越えましょう。
私も本気であなたのことを思っていますし、お子さんのためにも良い方向に導いてあげたいと思っています。
一緒に頑張りましょう。