早織さんの記事の「ゆりかもめ」や京都のこと

女優の早織さんが「トーキョーでキョートみつけた 早織」という記事を書かれていた。

その中に、「真冬の鴨川でゆりかもめを見上げていた子どものわたしを思い出したことを話そうとしたのだ。しかし胸の中にあった京都の景色が出てきただけで、それは他者に共有され得る代物ではない。」という文章があった。

この記事を読んで私は、「う〜ん、京都の感性を言葉にして伝えるのは難しいだろうなあ」と思った。
ましてや広い東京で京都的なものを見つけるのは。
でも、早織さんは女優だから、私なんかと比べ物にならないくらい引き出しをいっぱいお持ちだろうし、私が行けなかったところにも行ける環境に恵まれている。
きっとこれから、彼女独自の視点で「東京にある京都」を探し出してくれることだろう。

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ところで、最初の記事の「ゆりかもめ」だが、私も気になって調べてみた。
すると、ご丁寧に鴨川のゆりかもめのことが書かれていた。(wikipediaより)

海岸、内陸の湖沼や河川に比較的大規模な群を作り生活する。大きな河川では河口から10 km以上も遡る。夜は海に戻り、沖合のいかだなどを塒とする。京都市鴨川でも多くの個体が観察される。鴨川のものは比叡山上空を通過し、琵琶湖で夜を過ごす。

なるほど。鴨川のゆりかもめは琵琶湖から通勤していたのね(笑)

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私は京都に毎週通うようになってから丸10年経つ。
2015年には京都にマンションを借りたので、京都に滞在する日も多くなってきた。
去年の11月から、毎月東京での「おしゃべり陰陽Cafe」に参加するたびに感じる「東京の景色」は、私が東京で働いていた頃とは変わって来た。

京都も10年前とは私が知っているだけでも変わって来た。
時代とともに変わるのは当然なのだけど、京都の変わり方とは少し違うなと感じた。
どちらが肌に合うかという問題かもしれないが、私は人生の最後を京都で終われたらいいなと思うようになった。
理由は、京都にいると落ち着くから。

 
 

(菜花と筍の炊合せ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

京都塚原の筍(白子)は、甘さがあってやわらかくて、本当に美味しい。
竹やぶに生えただけの筍とは大いに異なる。

 
 

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