(京都 菊乃井本店)
昨夜、京都の菊乃井さん本店に行って来ました。
たまたま帰省中だった中川さんのお嬢さんと3人で、京都の良さをしっかりと堪能してきました。
私は京都の良さって何?と問われたら、迷わず「懐の深さ」と答えます。
たとえば、東京と同じような料亭であっても、それはただお料理を味わうという場所ではなく、生きることを噛みしめる場所だと思っています。
お料理はお腹に満足感を与えますが、料亭のお庭やおもてなしは心に栄養を与えてくれます。
菊乃井さんのご主人である村田吉弘さんは、サイトに次のように書いておられます。
『料亭にとって料理は、一部であって全てではありません。店の佇まい、しつらえの贅沢さや風情、女将のもてなしなどが、複合的に楽しめる場所が料亭で、私は「大人のアミューズメントパーク」だと思っています。』
そうなんですよね。
お料理すらも時として演出の一部になるのが京都の限りない魅力だと思っています。
美味しいお料理に舌鼓をうちながらも、調った美しさと氣を楽しみ、自分の生き方を確認し、同席した人たちから考え方の刺激を受けたりして、「明日も頑張ろう!」と思える陽性のエネルギーを注入出来る奥深さが京都の料亭にはありますね。
ちなみに菊乃井さんの女将さんはとても気さくな話し方をされる人で、一気に引き寄せられる陽性さを持ったかたでした。
今度はむそう塾生と一緒に訪れたいと思ったお店です。
美風さん、こんにちは。
「調った美しさと氣を感じる」
今まで、ぼわーんと感じていたことを、美風さんが的確に言葉に現してくださって、なんだかとても嬉しかったです。
そう、美味しいお料理だけを食べに行ったり、盛り付けの勉強をするためだけに行く感じじゃないんです、わたしも。。。
異次元にワープしていくような感覚があって、静かに感じていると、心が拡がって、とても心地よくなります。
自分の調っていないところもわかって、けど、同調していると自然に調っていく感覚があって。
優しい気持ちで、一緒にその場にいる人と、静かで愉しい時を過ごせる♪
現実的で合理的な人には、きっとわかってもらえない世界。
同じように美風さんが感じてくださってることが、とても嬉しかったです。
ありがとうございます。
ふみよ丸ちゃん、こんにちは。
>異次元にワープしていくような感覚があって、静かに感じていると、心が拡がって、とても心地よくなります。
そうそう、そんな感覚ってありますよね。
日常生活で置き忘れているちょっとしたことを、料亭のお庭やお料理や器から感じ、その空間を包み込む氣を感じ、心のあかを落として新しい氣を注ぎ込むところが料亭の良さだなぁと私は思っています。
ふみよ丸ちゃんはお父様にいっぱいそんな体験をさせてもらいましたね。
その想い出を大事になさってください。