寒くなって蓮根が美味しい季節になってきました。
昨日も上級幸せコースで蓮根料理を何種類も作りました。
(蓮根饅頭 料理:陰陽京料理人 中川善博)
お子様でも大喜びで食べてくれる蓮根饅頭は、お母さんの手づくりおやつとしても重宝します。
呼吸器系の弱いお子さんにはせっせと食べさせてあげましょう。
蓮根の節の固い部分も、丁寧に刻んで入れてあげてね。一番力のある部分ですから。
ところで、鉄火味噌にも蓮根が入ります。
これによって鉄火味噌の造血作用が増すわけです。
鉄火味噌の中で最も生命力の強い食材が蓮根です。
え? 牛蒡のほうが陽性では? 人参のほうが陽性では? と思われるかもしれません。
でもね、生きるためには陽性ばかりでもダメなのです。
程よい陰性も必要なのです。
ですから、鉄火味噌を考案した人が蓮根を入れたことに唸ります。
軍隊の特別食にもあった鉄火味噌ですが、この時にはすでにその力が知られていたことになりますね。
こちらの記事でも緋乃ちゃんが鉄火味噌に助けられています。
このブログには「中川式鉄火味噌の体験談」というカテゴリーまであります。
こんなに人助けになる鉄火味噌ですが、作るにはいくつもの難関が・・・。
子象ちゃんが作りたての鉄火味噌のお写真を中川さんに送って来られました。
今回も美味しそうに仕上がっています。
刻みへの新しい意識が、さらに美味しさを増した感じがします。
てっぺんに乗っかっている玄米の粒が、とても大きく感じるほどの細かさに刻めています。
凄い技術だと思います。
(中川式鉄火味噌 料理:むそう塾生の子象さん)
白い無垢の器がまるで花嫁さんの綿帽子のようで、初々しさを感じます。
美風さん
こんにちは。
記事に添えて下さってありがとうございます。
刻みにはずっと違和感があったのですが、
先日のコース時に中川さんに一言ピシャリとおっしゃっていただき、それから意識が変わりました。
そりゃー自分でなんとか掴もうとしても無理、とあの時はまさに目から鱗でした。
いつもは、そのアドバイスに修飾をしてしまうのですが(汗)、
とにかく、あれこれ考えず、その言葉だけを意識するようにしました。
力を抜こう抜こうとするのではなく、いただいた言葉を実践しようしようとすると、
私の場合、力みが「邪魔になる」という感覚が出てきました。
その邪魔者を排除しようしようとしているうちに、身体が楽に動く瞬間があって、
その瞬間が少しずつですが長く感じられるようになっている、今はそんな状態です。
人間の染みついたものというのは手強く、少し意識が薄れると途端に力んでしまい、無意識レベルになるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
ですが、力みが邪魔という感覚が得られたことはとても大きく、中川さんのあの一言がなければ得られないものでした。
私の刻む姿を数秒見ただけですのに、、、恐ろしい方です(笑)。
お料理の基本である刻みですが、鉄火味噌は細かいがゆえに特にお味に影響するなと今回は特に思いました。
無意識レベルまで心地よく刻めるように練習を重ねます。
そして、さらに鉄火味噌が美味しくなればこんなに嬉しいことはありません。
頑張ります。
子象ちゃん、こんばんは。
>力みが邪魔という感覚が得られたことはとても大きく、中川さんのあの一言がなければ得られないものでした。
あの言葉は簡潔で解りやすく、しかも奥義中の奥義だったと思います。
逆に言うと、今だからこそ受け取れるレベルの子象ちゃんなのです。
中川さんの目が「今なら受け取れる」と思ったからこそ発した言葉なのだと思います。
引き続き一段上を目指して頑張ってください!