私たちは自分の意志より大きいものに生かされています。
自分の意識より無意識の時間の方が圧倒的に多いです。
だから、その意志より大きいもの、無意識の世界を少しでも知っておくと、より生きやすくなります。
それを知る一つのツールがマクロビオティックという考え方です。
マクロビオティックとはマクロビオティック料理のことだと思っておられた方々、残念でした(笑)
マクロビオティック料理は、マクロビオティックの物の見方考え方を具体的に実現するための入り口にしか過ぎません。
それは健康と精神の安定を獲得出来るためのツールでもあります。
もっと大事なことは、その肉体と精神で「どんなふうに生きるのか?」ということです。
生きるというと自分が主体になりそうですが、実は「どうやって生かされ切るか?」というのが本当の姿だと私は思っています。
生かされ切るためには、生かそうとするものに気づくのがいいですね。
それが宇宙(自然)の営みです。
たとえば赤ちゃん。
妊娠から成長まで、私達人間はそれを見守ることしか出来ません。
何一つコントロール出来ないのです。
人間は生かされていることを実感する場面です。
こんなにぷっくりしたほっぺもお手々も、そして骨も歯も、み〜んな母乳だけで賄っているのです。
母乳って勝手に配合されているんですよね。
まさに生かされているのです。
そのことに気づく方法をマクロビオティックは教えてくれます。
美風さん、こんにちは。
>妊娠から成長まで、私達人間はそれを見守ることしか出来ません。
仰る通りですね。いつも、私たちにできることはほとんどないのだと思います。
せいぜい、母体が少しでも持てる力を発揮できるよう良い方に導くことくらいしか出来ない、いえ、それが出来ればまだいいと思っています。
でも、世間では病院が医者が何とかしてくれる、何とかなるはずだと信じられてしまっています。
自分の命が人任せでは、生き物として不十分だと思うのですが。。。
その人の持てる力を発揮してもらうために何が出来るのか?模索の日々です。
てんこさん、こんにちは。
私はお医者さんでもあるマクロビオティックの先生から、「私たち医者ができるのはほんの一握りしかないんだ。あとは本人次第なんだ。だから“想い”が大事なんだ。」と教わりました。
その背景には、人間というものを見つめ尽くした師の集大成がありました。
今こうして自分も当時の先生の年齢に近づいて来ると、本当にそうだなぁと先生の言葉を噛みしめる日々です。
子供を産み育てながら、人々は己の無力さを知り、見えない力に生かされることを知るのだと思います。
でも、いつしか自分(人間)を過信して、傲慢になり、欲の中に身を委ね、不都合なことが起きて初めて、また原点に立ち返ることを繰り返すのでしょう。
>自分の命が人任せでは、生き物として不十分だと思うのですが。。。
まったくそのとおりですね。
今は自分の人生を丸投げする人が多すぎます。
もっと自立した人生を送りたいものです。
美風さん
こんにちわ。
>何ひとつコントロールできないのです。
今子供が1歳になりました。
とってもとっても元気です。
そんな子供に自分の体がついていかず(苦笑)
また一日があっという間にすぎてしまい、
自分の時間がほしーいと 子供の行動や時間を色々と
コントロールすることばかりしてしまいがちです。
鼻をずるずるしだした子供にも、陰性がいいのか陽性のご飯がいいのか。。。
と考えることばかりしていました。
美風さんのコメントをみて、 あっちょっとほっておいてもいいかなーと
心のゆとりが大事やなーと。
自分さえもコントロールできない『私』なのに、こんなに元気な子を
コントロールできるわけないし・・・と。
でも、大事なことは伝えられるようになりたいです。
毎日子供に色々教えてもらって、、、磨かせてもらっています。。
美風さん、、いつもありがとうございます☆
お花