免疫力アップ

昨日、原発事故の終息宣言がありましたが、誰がこの宣言を安心して受け止めるでしょうか?
むしろ不信感が募っただけという気がしてなりません。
と同時に、いよいよ自分の体は自分で守らなければならない時代だと、危機感をより一層強くしたことでしょう。
自分の体は自分で守る。
こんなことは当たり前で、いつの時代にもみんなが自然に行なっていたはずなのですが、よけいな雑音に洗脳されて、すぐ何かに頼るスタイルが身についてしまっている現代人がいます。
そんな人は放射能問題でアレコレといっぱいの情報で、頭がパンク寸前になり、むしろ不安感だけが重くのしかかっている状態ではないでしょうか。
確かに放射能問題は今までに体験したことのない危機です。
しかし、それから逃れようにも現実はヒタヒタと押し寄せて来ます。
外から内から私達の体は影響を受けることになります。
そんな時には逃げる(避ける)ことも大事ですが、もう一つ絶対に実行したいことがあります。
それは自己免疫力を最大限にしておくことです。
私たちは知らず知らずのうちに、免疫力を低下させる生活をしています。
こちらの記事でも書きましたが、冷やすことも免疫力を低下させます。
でも、何といっても一番影響の大きいのが食べ物だと思います。
なぜなら、毎日2?3回も継続して口にするものだからです。
*   *   *
本来人間の体には自然に自分の体をコントロールする力が備わっていますから、その邪魔をしない食べ方と食材を選ぶことがとても重要な選択になります。
あるいは時には食べない選択も必要です。
単純なことですが「お腹がすくまで食べない」。
これだけでも素晴らしい免疫力のアップにつながります。
主食の量を今までより多くしておかずを少し減らす。
これもバランスのためにとても良い選択です。
そして、何を主食とするかはもっと大事です。
なぜなら文字どおり、主食は肉体や精神の主になる源だからです。
主食と副食のバランスを保つことは、その人の心身のバランスを保つことになります。
それからもう一つ大事なのは、排出効果の高い食品を多く取ることです。
これからはどうしても内部被曝の問題が出てきますから、私たちは体に有害なものをいち早く外に出す力を強めておかなければなりません。
そのために威力を発揮するのが玄米です。
玄米のもつ排出力は目を見張るものがあります。
私は玄米のおかげで体調が好転した人をたくさん見てきましたが、本当に自分の体験を通じても玄米を知らないままでいたら、どんな一生になっていたのだろうと思います。
大学の食堂や企業の社員食堂がブームになり、そのような本が売れること自体、人々が免疫力アップを知らず知らずに求めていることなのでしょう。
ただし何かを積極的に取り込むことより、まず排出する力を高めることが先であることをお忘れなく。
「排出する力=免疫力」だと言っても過言ではないと私は思っています。

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コメント

  1. より:

    美風さんこんにちは。
    先日の冷えに対する記事に引き続き、大切なことを改めて、ありがとうございます。

    美風さんが、危機感を持って発信してくださっている、迫力を感じました。
    大切に、何度も読み返しました。

  2. マクロ美風 より:

    直さん、こんばんは。

    はい、私は危機感を感じて発信しているのですが、多くの人は二極化しているようですね。
    オロオロする人と居直る人と。
    でも、正しく把握して腹を据えて向き合うのが一番不安にならないと思います。

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