腰痛と冷え

お若いのに腰痛を訴える人が多いです。
腰という漢字は月偏(にくづきへん)に要と書くだけあって、身体の要(かなめ)部分です。
腰が思うように使えないと、すべての動作がぎこちなく、美しくなく、行動が不自由になります。
そして何より痛いということは、そこの部分の血液の流れが停滞していることを意味します。
一般的にはお年を召してくると、だんだん腰痛を訴えるようになり、腰が曲がったりして姿勢にも影響してきます。
しかし、最近はお若いのに腰の痛い人がいて、10代や20代でも腰痛が会話に登場してきます。
腰痛の原因はいくつかありますが、お若い人に限って言うなら、冷えが大きな原因です。
一番の問題点は甘い食べ物や清涼飲料水の取り過ぎですね。
これらは身体を内側から冷やします。
次はファッションによる冷えです。
腰ズボンに始まって、ローウエストのファッションが長く続いています。
屈めば下着がのぞき、ひどい場合にはお尻の膨らみが途中まで見えるほど露出しています。
夏であってもこのファッションはいただけません。
冷房冷えが考えられるからです。
ましてや真冬にこんなファッションをしていたら、病気になることを望んでいるようなものです。
腰の少し上には大事な腎臓があります。
腎臓は精気を司る臓器で、甘いものや水分の取り過ぎは腎臓に負担をかけます。
また腰のすぐ下には仙骨があり、特に女性にとっては命の骨ともいわれる重要な骨です。
ですから、腰やおへそが見えるファッションは、女性にとっては百害あって一利なしと言えます、
おっと、男性にとってもマイナス要素が大ありですよ。
腎臓が弱るとSEXが弱くなります。
毎朝腎臓の調子をご確認くださいね。
ということで、腰回りは絶対に冷やさないでください。
もしあなたが腰痛持ちなら、以上のような心当たりがありませんか?
冷えは本人が自覚していなくても、身体を蝕んでいきます。
もし症状が出ていたら、大急ぎで暖かくしてください。
患部を温湿布することも効果的です。
冷えると免疫力が落ちますから、感染症にかかりやすくなりますし、癌は治りにくくなります。
生足ファッションをしている女性は子宮頸がんにかかりやすくなるという情報もあります。
温熱療法が免疫力アップに効果的であることを考えると、寒い季節にアイスクリームを食べたり、身体が冷えるファッションがいかに無神経なことかを知ってほしいと思います。

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コメント

  1. hana より:

    美風さん、こんにちは。konohanano改めhanaです。
    腰痛持ちとして、頷きながら記事を読ませて頂きました。
    十年来腰痛と付き合っているのですが、
    腰痛には温めることが大事だと本当に痛感しています。
    自分の場合は物理的に酷使した結果として
    椎間板を痛めてしまったため、
    普通の腰痛とはやや違うかもしれませんが、
    血流をよくし凝り固まった部位をほぐすことが
    重要な点は全く同じです。
    ちなみに自分の症状が一番ひどい時に
    一番効いたのはカーボン光線治療器でした。
    大事なのは、痛くなったら温めるだけでなく、
    痛くならないよう温めることだと感じています。
    最近やっと遠赤外線の暖房を用意できたのですが、
    時々違和感を感じていた腰がずいぶん楽になっています。
    費用を気にして暖房をしなかったり、
    湯船につかる習慣をやめてしまったりして、
    自分以外にも怪我が長引く友人をたくさん見てきたこともあり、
    服装はもちろん、寝具が寝汗で冷えないようにするなど、
    いつも黙って頑張ってくれている腰を労って
    ひとりでも腰痛に苦しむ人が少しでも減ってほしいと思っています。
    そして、もっと内面から身体を温めることができるよう、
    もっと学んでゆかなければと改めて思いました。
    大事な記事をありがとうございました。

  2. マクロ美風 より:

    hanaさん、こんばんは。

    >ちなみに自分の症状が一番ひどい時に
    >一番効いたのはカーボン光線治療器でした。

    光線治療は効くでしょう?
    我が家には光線治療器が2台もあるんですよ。
    息子のアトピーのために買ったものですが、アトピーでも効果を発揮しました。
    しかし、最後はやっぱり食べ物でしたね。
    どんな方法で病状を良くしたとしても、毎日のお食事が体を作っている現実をいやというほど突きつけられました。
    体を物理的に暖めることも大切ですが、食べ物で内側から恒常的に温めておくことはそれ以上に大事なことだと感じています。

  3. より:

    美風さんこんにちは。

    記事にしていただいてありがとうございます。
    物理的に冷えることが体に悪い、当然のことですよね。

    着たもののようになる、の記事からおしゃれをしたいな~という気持ちがあるのですが、それと冷え対策との両立に少し迷走しています。

    でも、私は健康ではない体なので、自分を守ることが優先ですね。

  4. hana より:

    美風さん、お返事ありがとうございます。
    本当に、根本的な解決をするには
    内側から温めないといけないんですよね。
    そんな発想が昔の自分には全然なくて、
    玄米炊飯に出会ってはじめて気づけてよかったです。
    そして今日、こんなタイミングで腰がバキッとなってしまいました…(>_

  5. hana より:

    途中で切れてしまいすみません(汗)
    つづきです。
    情けない自分ですが、
    もっと身体の声を聞けるよう
    これからも学ばせてください。
    よろしくお願いします。

  6. マクロ美風 より:

    直さん、こんばんは。

    >着たもののようになる、の記事からおしゃれをしたいな~という気持ちがあるのですが、それと冷え対策との両立に少し迷走しています。

    よ~く分かりますよ~。
    こんな私でもおしゃれはしたいのですから、お若い直さんならなおのことだと思います。
    私が北海道にいた時、近所に住むお嬢さんにこんなことがありました。
    真冬でもナイロンのストッキングをはいて、スカート姿で洋裁学校に通っているうちに、両足が痛いと言い出しました。
    そのお嬢さんの母親はすぐに冷えが原因だと判断して、嫌がる娘にズボンをはかせました。
    するとほどなく、あんなに痛がっていた足が痛くないというのです。
    それからそのお嬢さんは真冬は必ずズボン姿でした。
    今のように長い脚のカッコ良いパンツスタイルではなく、まるで北朝鮮のようなファッションですが、それでも彼女は身体を取っていました。
    無事結婚してお子さんも何人も産み、幸せに暮らしています。

    身体も大切にしつつ、おしゃれに見えるファッションを心がけましょう。
    そして外見だけに目を奪われないで、真の直さんを好きになってくれる人を引き寄せましょう。
    これも着たもののようになる、ということです。
    つまり外見ではなく中身で勝負ということですね。

  7. マクロ美風 より:

    hanaさん、こんばんは。

    あれれ、腰がパキッと。。。
    きちんと治さないと腰の異常は癖になるんですよね。
    そして、腎臓が疲れていても腰にアクシデントが多くなります。

    あと考えられるのは、勉強の時に座っている椅子の形と高さですね。
    はたまた座卓の場合は座り方です。
    これらは冷やさないことと相まって大切な要素です。

  8. より:

    お忙しい中、お返事をありがとうございます。
    さらにコメントを返してしまうのですが

    自分が健やかで幸せでいられるように、丁寧に仕立てられていたり選んだりした衣服を身につける。
    そうやって、自分を丁寧に扱うことで、自分も大切にしてもらえるようになる、ということだと理解しました。

    おしゃれは気持ちを明るくしますし、もちろん健康が心も健やかにしてくれますよね。
    そんなスタイルを見た目も、生き方も目指します。

  9. マクロ美風 より:

    >自分が健やかで幸せでいられるように、丁寧に仕立てられていたり選んだりした衣服を身につける。
    >そうやって、自分を丁寧に扱うことで、自分も大切にしてもらえるようになる、ということだと理解しました。

    そうですね。
    「氣」を着ることだと心得ましょう。

  10. hana より:

    美風さん、こんばんは。
    お忙しい中、再びのお返事をありがとうございます。
    今コメントを拝読して、
    「そういえば最近、図書館で座っている席、これまでの席と机の高さが違う……!!」
    とはっと気づきました(汗)。
    確かに、調整した自宅の机・椅子とだいぶ違う寸法です。。。
    座る場所を工夫して、経過を見てみます。
    椎間板自体を痛めているため、根本的な治癒は不可能と
    病院に言われているので、なおさら気をつけて過ごしていきたいと思います(><)
    ありがとうございました…!

  11. マクロ美風 より:

    ああ、やっぱりそうでしたか。。。
    以前から腰痛のご相談を受けていましたから、日常生活でこのようなことも影響することなので書いてみたのです。
    座面の高さも大切ですが、背もたれの部分も非常に重要なので、確認してみてくださいね。

  12. hana より:

    美風さん、覚えていてくださってありがとうございます。。(涙)
    自宅での机・椅子はかなり気をつけていたのですが、
    家以外の場所での机・椅子は、
    制限のある中でも選べる部分はもっとあるので、
    気をつけて確認してみたいと思います。

  13. マクロ美風 より:

    hanaさん、おはようございます。

    長時間座る場所から改善するといいですね。
    お互いに腰は大事にしましょう。

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