糠床の容器と冷蔵庫の使用について

むそう塾は常に進化する。
これは塾生さんならいつも感じておられることだと思います。
いつも中川さんと私が最高だと思えるものをお伝えするからです。
お料理についても、中川さんは輝かしい実績と実力があっても、いつも研究を続けています。
つまり歩み続けているんですね。
その姿には本当に頭が下がります。
糠漬けに関してもそうです。
お仕事がある人のために、以前は一時的に(時間単位で)冷蔵庫の使用も認めていたのですが、そうすると安易に冷蔵庫に頼る人が多くなって、結果的に乳酸菌が家出状態になってしまう人が増えました。
そこで、次なる方法をお伝えしたのが今年の糠漬け講座でした。
そして更なる方法は、容器の大きさを大きめにすることです。
中川さんは60リットルの琺瑯容器で糠床の管理をしています。
蓋をとると、と?っても良い香りがして、思わず中に入りたくなるほどです。
つまり、大きめの容器に6分目くらいの糠床だったら、良い状態で管理ができるのです。
さらに縦長であること。
これは重要です。
次は、糠床は冷蔵庫に入れないこと。
自分がされて嫌なことは糠床にもしない。
これは最初からお伝えしていることですが、これを徹底していただくために、あえて容器を大きくして糠床の安定をはかるようにしてみました。
糠床の量を増やすことによってダメージを受けにくくする作戦です。
ということで、今受付中の糠漬けクイック講座と糠床宅配については、すべて野田琺瑯の10リットル容器(ラウンドストッカー 24センチ)で届きます。
中川さんの糠床(中川菌)が10リットル届くと勘違いされている方がいますが、上の文章からそれは間違いであることに気づいてくださいね。
10リットル容器に5割を超える量を入れてお届けしたいと思っています。
上の空間を残すために。
冷蔵庫に入れないで美味しい糠床を維持するためのノウハウは、この他にもありますがそれはすでに講座でお伝えしました。
今年はその方法で乗り切ってみてください。
もうひとつはお届け時に注意書きとして書いておきますから、実践なさってみてください。
では、中川菌の到着をお楽しみに?♪

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コメント

  1. minmin より:

    おはようございます。
    早速の回答、記事にしていただいてありがとうございます。
    「糠床宅配」早急に考えてみます。(即決できないところがまだまだですね。でもある意味この慎重さは私らしさかと。)

  2. マクロ美風 より:

    minminさん、おはようございます。

    美味しいのはもちろんですが、芳醇な香りのする糠床をぜひ味わってみてください。
    お母様もきっと喜んでくださると思います。

  3. てんこ より:

    美風さん、おはようございます。

    先日の講習会で、冷蔵庫での管理の話がなかったな~、と思っておりました。
    家出防止策だったのですね。
    私も留守にする時間が長いので冷蔵庫にはお世話になっていましたが
    今年はお留守番していてくれそうなしっかり者の中川菌が育っているようです。
    蓋を開けるたび、気持ちいい香りに癒されています。

    ありがとうございます。

  4. マクロ美風 より:

    てんこさん、おはようございます。

    私も2年間試しましたが、やはり冷蔵庫での管理は乳酸菌に相当のダメージを与えます。
    糠漬けは春になってから本調子になることを思えば当然ですね。
    私たちだって、冷蔵庫の中の温度では暮らせませんから、当然といえば当然ですが。

    >蓋を開けるたび、気持ちいい香りに癒されています。

    良かったぁ!
    その調子で「きょうのひと糠」を!

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