「幸せコース」の１２月講座が１２月２８日に終わった。
１２月の講座では、「２０１０年度の幸せコース」との兼ね合いで、来年１月?４月の講座内容の変更についてお話をさせていただいた。
話の内容は来年の１月?４月のカリキュラムを変更して、「陰陽ひとり立ち講座」・「糠漬け勉強会」・「お弁当講座」のエッセンスを盛り込みたいというものだった。
途中からの内容変更になるため、皆さんのご許可を得たいと考えた。
これは「２０１０年度の幸せコース」では、「陰陽ひとり立ち講座」・「糠漬け勉強会」・「お弁当講座」の内容を要約して盛り込むことになったため、２０１０年度と２００９年度の間に差を作りたくなかったためだ。
日曜Ａクラスから始まって月曜Ｃクラスまで７クラスにお話をするのだが、日曜Ｄクラスのみ結論を出すのに１時間以上の時間を要した。
他のクラスは５分前後だった。
クラスの特徴が出ていて面白いと思った。
月曜Ｃクラスではとても印象的なことが起きた。
このクラスには「陰陽ひとり立ち講座」を受けた人も、「糠漬け勉強会」を受けた人も、「お弁当講座」を受けた人もいる。
すでに受けた講座内容がまた１月から受けることになると、重複してしまう。
その点が日曜Ｄクラスでも問題になったわけだが、月曜Ｃクラスの該当者のうちＦさんは次のようなお返事をしてくださった。
「確かに同じことをもう一度受けることになるけれど、今の私にとってはそれが必要なんだから学びなさいということなんだと思います。だからどのような結論になっても、その流れに任せたいと思います。」
* * * *
う?ん、お見事です。
Ｆさんは東京でしっかりした陰陽の先生についてお勉強をされていましたが、まさに「無双原理」の考え方そのものを即座に口にされました。
私が伝えたかったことはこのことなんです。
「今自分のまわりで起きることは、自分にとって必要なことなんだと思える。」
このことがどれほど心のありようを楽にさせることか。
生きていれば自分の意にそぐわないことはいっぱいあります。
しかし、それを拒否するのではなく受け入れることも選択の一つです。
私はマクロビオティックを知ってから、たくさんのことを学びましたが、この「受け入れる姿勢」が一番大きかったように思います。
巡り合わせを大事にするとでもいいましょうか。
周りで起きることにはすべて意味があるといいましょうか。
* * * *
昨夜ある人とお電話でお話をしました。
心に傷をもっていて、そのことで長い間苦しんでおられました。
忘れたいのに忘れられない心の傷。
そんな傷を持っている人は、傷の大小の違いはあっても、結構多いかも知れません。
そんな時は、見方を変えてみます。
「自分に起きたことは、すべて意味があったんだ」と。
しかし、どう考えても自分に落ち度はなく、不法行為や天災ですらそのように考えるのは無理があるのではという場合もあります。
それでも、自分にとっては意味があることと考えて受け入れます。
感情面では筆舌に尽くしがたいことがあってもです。
そのことだけを捉えると納得出来ないことでも、２代３代４代と長いスパンで見た場合には、何かに動かされていることを感じることがあります。
マクロビオティックの「無双原理」を知ると、そのことが理解できます。
初めてコメントさせていただきます。
＞「自分に起きたことは、すべて意味があったんだ」
ハワイのヒーリング法ホ・オポノポノもその考えですよね！
普段、自分の身の回りで起きることはそのように思えるのですが。。。
＞どう考えても自分に落ち度はなく、不法行為や天災ですらそのように考えるのは無理があるのではという場合もあります。
それでも、自分にとっては意味があることと考えて受け入れます。
感情面では筆舌に尽くしがたいことがあってもです。
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家庭内の暴力や性的虐待に合っていてもそう思える日は来るのでしょうか？
ご自身や娘さんがそのような目に合って、家族には相談できず、何にも顔に出さずに年月を過されていても同じことが言えるものでしょうか？
いつもそこで堂々巡りになってしまいます。
年末に重たいコメント、名前も記さないことをお許しください。
美風さん、こんばんは。私はある時から世の中がとても生きにくいと感じ、自然と何か起こると『これは今の自分にとって必要なことなんだ』と考えるようになりました。その方が楽だからです。でもそれは、そう思うことで逃げているのではないか…と思うこともあったのですが、それで良かったのですね。少し心が軽くなりました。美風さん、ありがとうございます♪
美風さん
年の瀬に、深いお話をありがとうございます。
静かに、受け入れること。
流れに、身を委ねること。
ようやく、わかりかけてきた気がします。
どんな時も、落ち着いて、そうあれるよう、はげみの毎日ですね。
年明けの幸せコース、楽しみです。
もっともっと、深めたいです。
Unknownさん、初めまして。
＞家庭内の暴力や性的虐待に合っていてもそう思える日は来るのでしょうか？
＞ご自身や娘さんがそのような目に合って、家族には相談できず、何にも顔に出さずに年月を過されていても同じことが言えるものでしょうか？
この問題は二つの意味を含んでいるので、分けて考える必要があります。
まず、受け入れるということについて。
受け入れるというのは、無条件でそれに従うことを意味するのではありません。
次に家庭内の暴力や性的虐待は、人権問題が発生します。
ですから一度受け止めますが、必ず解決の方向は探るべきです。
受け入れる＝我慢することではないことを、この際に自覚なさってくださいね。
私の書き方に言葉足らずな面がありましたね。
ごめんなさい。
Ｍｕさん、こんばんは。
＞でもそれは、そう思うことで逃げているのではないか…
いえいえ、逃げていませんよ。
正面から向き合っていますから大丈夫。
ただ、盲目的に何でも受け入れないようにね。
上記のUnknownさんのような場合はもちろんのこと、常識的に考えて逸脱しているようなときには、精神衛生上きちんと対応しましょうね。
我慢＝弱虫でもないことを知りましょう。
springardenさん、こんばんは。
＞ようやく、わかりかけてきた気がします。
良かったです。
月日がくれたご褒美ですね。
＞どんな時も、落ち着いて、そうあれるよう、はげみの毎日ですね。
最初は少し意識してそうするのですが、そのうちにだんだん無意識でそうなります。
たま～に何かあったら、ちょっとこのことを思い出して意識してみましょう。
無双原理を普段使いできるようになりますよ。
美風さん、こんばんは。
私も、起きていることに抵抗して苦しみを感じていると自覚したときは、
この視点を選択すると、とても楽になるのでそうしているなあと思いました。
いったいどんな意味があるのだろうと究明していくのとは、また違うのですが。
私は、宇宙において唯一不変なのは「変化」だと思っています。
すべては流れていきます。
なので、私たちは生きている限り、必ず変化に出会うと思うのです。
その変化が歓迎するものであれば、すっと受け入れられ、経験し、流れていきます。
しかし、歓迎できない度合いが増すにつれ、変化と戦い、抵抗する力が増大してくように感じます。
そして、抵抗すればするほど、苦しみを味わいます。
この抵抗して苦しい状態を長引かせても、何もいいことがありません。
私たちは、出来事そのものは変えられなくても、変化に対する自分の態度は選択できます。
自分の態度（抵抗して苦しい状態）を変化させるために、
「自分に起きたことは、すべて意味があったんだ」という視点を選択してみる。
それによって、変化が受け入れられ、苦しみが軽減されるなら取り入れればよいし、
苦しみが軽減されないのなら他の方法を捜してみればいいのでは？
と、私はそんなふうに思いました。
今まで何気なくしていたことが、腑に落ちました。
美風さん、ありがとうございました。
美風さん、こんにちは。
「自分に起きたことは、すべて意味がある」
以前そう「思い込もう」としていた時期がありました。でも全然自分の腑に落ちませんでした。
それが、無双原理に触れるようになった今、この記事、この言葉を素直に受け入れられる自分を実感しています。
まだまだ無双原理のことを100％理解しているわけではありませんが、とても気持ちが楽になりますし、嫌なこともほんの些細なちっぽけなことに思えます。
そして、この時期･このタイミングにさえも意味があるのだなあと感じます。
記事にして下さり、ありがとうございました！
美風さん、こんばんは。
答えにくい質問に、丁寧なご返信ありがとうございます。
一時的に受け止める、、、現実に起こったことだとは刻み込まれています。
人権問題が発生してできた傷を治す、解決の方向を見つけるのは難しいですね。
３０年近くたった今も時折、感情があふれ出します。
いなくなればいい！！本当は気づいていたんじゃないの？とか。
重たい書き込みで申し訳ございません。
今まで誰にも言ったこともないし、こんな風に書いたこともありません。
匿名ではありますが、発することができて少しは良い一歩を踏み出せたのかなと思います。
（もしお会いできても、お顔を見て話すことができないと思います。お許しください。）
ありがとうございました。
ふみよ丸さん、こんばんは。
＞私は、宇宙において唯一不変なのは「変化」だと思っています。
おっしゃるとおりですね。
だから私たちは生きて行けるんです。
どんなことも生まれ変わってくれると思えるから。
子象さん、こんばんは。
＞そして、この時期･このタイミングにさえも意味があるのだなあと感じます。
そうですよ。
この時期、このタイミングなのです。
いつでも変われます。
でも、今なのです。
頑張って。
Unknownさん、こんばんは。
心の傷を癒すのは相当難しい問題であることは認識しております。
あなたの血を振り絞るようなお言葉で、そのおつらさが伝わって来ます。
でも、どうか一歩でも前進なさってください。
ご自分のために。
再度コメントをいただきまして、ありがとうございました。
あなたのご配慮に心から感謝を申し上げます。
講座内容変更のお話を伺って単純に喜んだ私は、
あの日のあの状況を想定していませんでした。
他の方々の言動に理解できる部分と、正直、どんなに考えても腑に落ちない部分があり、起きたことの意味や、自分にどのような視点が欠けていた結果なのか、何を学ぶべきなのか、大晦日にも考えていました。
日Ｄでなければ、考える機会がなかったであろうことであり、きっと今の自分に必要なことなのだろうと受け止めています。
他者を知ることによって改めて己を知ることになりますね。
Ｙｕさん、おはようございます。
真剣に私の話やクラスのお仲間のことを考えてくださって、ありがとうございます。
皆さんに必要なことを、少しでも多くお持ち帰りしてほしい一念から出たことなのですが、理解度にばらつきがあるため、それぞれに合わせるのはとても難しい問題です。
しかし、あと４回で何とか必要なことをお伝えできるよう、精一杯努力してみます。