うれしかったこと」カテゴリーアーカイブ

京料理人 中川善博の世界に改めて感動した試作会

昨日は久しぶりの試作会でした。
29日の「自由人コース3」のお料理を作りました。

そこで発見が。
ネタバレしてはいけないので、具体的には書けないのですが….

今まで私は「あるタレ」をあまり好きではなかったのですが、そのタレを中川さんが作ると、不思議なことに軽くて、さら〜っとしていて、くどさがないのです。

ということは、今までお店で注文していた「あるお料理」は、やはりもっと美味しくできるものだったと判明したのです。
「自由人コース3」の皆さんは、これからご自宅でお店以上のお料理を作れることになります。

私が長年「そんなに惚れ込む味ではない」と思っていたお料理は、実は食材より調味料の割合の方が重要だと判明して、そこが新しい発見でもありました。
「なるほどねぇ」という感じです。

 
 

お料理の世界は本当に面白いものです。
ちょっとしたさじ加減で、美味しくもまずくもなるのですが、日本料理はとくにその加減が微妙ですね。
こうして日本料理は難易度が上がって行くのでしょう。

日本料理の技術をAI化する動きが起きていますが、数値化できない技術も多いので、どんなふうになりますやら。
画一的になることは間違いないでしょう。

むそう塾という狭い空間ではありますが、限られた人たちにその奥義をお伝えできることが、とても貴重に思えます。
ご縁のあったむそう塾生の皆さんに、しっかり受け取っていただくために、京料理人中川善博は日々伝え方の研究も重ねています。

少しでも簡単にできるように。
家で一人でもできるように。
そんな点も今度の授業で受け取っていただけたら嬉しいです。

 
 

(玄米ちらし寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: うれしかったこと, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 料理人 中川善博の陰陽料理 | コメントする

それは ある人の勇気から始まった

むそう塾生のSさんは2021年の3月に、ニューヨークから京都にやって来た。
ご主人をニューヨークに置いたまま、二人のお子さんを連れて。
京都に家を借りて、5月からむそう塾の「幸せコース」と「上級幸せコース」のダブル受講を始めた。

ダブル受講にした理由は、1年間で少しでも多くのお料理を学びたかったからだ。
1年経ったらニューヨークに帰る予定だったから。
でも、日本が大好きなご主人さまが京都に住んでくれることになったので、2023年度は「満足コース」に通えることになった。

その話を幸せコースでクラスメイトのKさんは感心して聞いていた。
Kさんも直前まで海外にいて、やっと2021年度の幸せコースに間に合うように帰国できたのだ。

Kさんが2022年に「上級幸せコース」に進むとき、「満足コース」とのダブル受講を決めた。
もちろん、Sさんの影響もあるが、Kさんのご主人のお仕事でいつ海外に行かなければならないか分からない状況だから、日本にいられるうちに少しでも授業を受けておきたかったのだ。

それに、「上級幸せコース」と「満足コース」は土日なので、京都に一泊して受講すると新幹線代が1回分浮く。
幼い子どもを月に何回もご主人に託すにも気がひける。
こうしてKさんは。今ダブル受講の真っ最中だ。

 
 

先日の単発講座で、SさんとKさんが一緒になって、そこにKさんと同じく九州から通う塾生さんのHさんがいた。
SさんとKさんのダブル受講の経験談が参考になったらしく、翌日Hさんからメールがあった。
「上級幸せコースと満足コースのダブル受講をしたいです」と。

Hさんもお仕事と子育てを両立されていて、月に何回も九州から通うのは大変だ。
でも、一泊二日で2つのコースが受けられたら、その方が効率がよい。
Hさんは秘伝コースまで進みたい意欲をお持ちだ。
彼女ならダブル受講をなんなくこなせるだろう。

こうして「頑張り屋さん」の波動が広がっていって、次なる「頑張り屋さん」が登場するのは素敵な流れだ。
お料理って自分一人で学んでいるようでいて、案外クラスメイトの存在も大きい。
自分がへこたれそうになったとき、クラスメイトの顔が浮かんで励まされたという話をよく聞く。

きっとSさんもKさんも、そしてHさんも、誰かにとって励ましの存在になるだろう。
2023年度も、むそう塾がそんな良い氣に満ちた空間になることを、今から楽しみにしている。

 
 

<参考までに>
むそう塾には8つのコースがあって、次の段階で進んでいく。

幸せコース

上級幸せコース

満足コース

秘伝コース

自由人コース1

自由人コース2

自由人コース3

自由人コース4

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: うれしかったこと | コメントする

懐かしい塾生さんの姿に安堵した一日 

昨日は、「牡蠣(かき)料理五種講座」を開催しました。
12月の平日にもかかわらず、お休みをとって懐かしい塾生さんが受講してくれました。

 
 

 
 

右側の塾生さんは本当にお久しぶりで6年ぶりです。
左側の塾生さんもともに「第1期秘伝コース」の修了生です。
笑顔でお食事をされているお二人を見て、本当にうれしかったです。

放課後、急遽オークラでお茶を飲むことになりました。
おふたりとも大切な人を亡くされて、そこからの回復途中です。

いえ、大切な人はもう戻ってきませんから、本当の回復にはならないでしょうが、残された人が先を見ながら生きていく今を応援したいと思いました。

 
 

ちょうど先日、ある記事を読んでいて、雑談の大切さを感じていたところでした。
雑談しながら人はどれほど癒やされることか。
そして、そこから気持ちも整理できていく。
そんな雑談の効用を改めて認識していたところでした。

そういえば私、最近雑談していないな。
塾生さんも同じだと思う。
もっともっと雑談しよう。
そんなことを思っていた矢先でした。

少しの時間でしたが、こうして懐かしい時間を持てて、私も幸せでした。
彼女たちは、1月30日の「第2回 絹玄米ごはんの炊き方教室」で、もう一度会えます。
今からその日を楽しみにしている私です。

あ、そうそう。
1月30日はビッグな懐かしい塾生さんがこの他にも登場して、さながら同窓会になりそうです。
お天気に恵まれて、全員が笑顔で再会できますように。

 
 
カテゴリー: うれしかったこと, こころ・想い | 4件のコメント

塾生さんが作った見事なブッシュ・ド・ノエル

今年も塾生の好さんが、見事なブッシュ・ド・ノエルを作ってくれました。

昨年も素晴らしいブッシュ・ド・ノエルを作ってくれたのですが、今年も再挑戦です。
続けてきたからこそ育ったお料理の感覚 お弁当投稿とケーキ作り 2021.12.13

 
 

<好さんのメールから>  抜粋

美風さん
こんにちは!

今年もブッシュドノエル作りました。嬉しくってメールさせてもらいました!
美風さんがTwitterで、ブッシュドノエルを作る気持ちを盛り上げてくださって、とても嬉しかったです。
むそう塾のブログは今、ケーキで華やかですね。

ネットでブッシュドノエルを検索しますと、むそう塾のケーキはまず見た目がもう・・・違いすぎます。
そしてあのクラスみんなでお味みが止まらなくなった魅惑のチョコレートクリーム。
美味しくて、品のあるバランスの良い甘さなので美味しくいただけます。

私は甘いものは特別なので・・・満足する美味しいものをいただきたいと思っています。
それを叶えてくださったのが、むそう塾のケーキです。
そしてその美味しいものを家族や友人と“一緒に”シェアできる安心感も、叶えてくださいました。
甘いものは心から“一緒には楽しめない”ものでした。(体調の関係で)
今は・・・お味はみんなに“プロ!?”と驚かれるクオリティでなおかつ自分も一緒に楽しめる、そんな嬉しい時間を沢山重ねて来れてきています。

 
 


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

実は、12月17日にもお写真を送ってくれました。
2つの写真の違いは、撮影の角度もありますが、「の」の字の形にもあります。


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

***

<マクロ美風より>

今年も頑張ってくれましたねぇ。
おせち料理の練習があるので、大忙しの12月なのに、こうして見事なケーキを作り上げられたことに感動しています。
と同時に、安堵しています。

あなたが1型糖尿病を患って、むそう塾に来られたときから、絶対笑顔にしてあげたいと思っていました。
あなたは本当に努力家で、お料理を通じて見違えるようにたくましくなりました。
なんといっても、精神面での成長が素晴らしかったです。

そして、お料理の神様がついていらっしゃるのでは?と思えるほど、見事に開花されました。
この技術を武器にして、人生を思いっきり楽しみましょう。
すでに楽しんでくださっていますが、あなたは周りの人を幸せにする力も持っています。
この力を信じて、思う存分生きてみてください。

私はどこまでも応援し続けます。

 
 
カテゴリー: うれしかったこと, 塾生さんのメールから心に響いたこと, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, からだ | 2件のコメント

一時的にパーティションを取り外してくれた!

昨日のこと。
懇親会でホテルオークラ京都 の カフェ レックコートに、11名で行きました。
今までどおり、1テーブル4名までの着席で、各テーブルにパーティションがあります。

さっきまで一つの空間で、楽しくおしゃべりしていたのに、ここでは刑務所の面会のようなスタイルです。
それでも、みんなで顔が見られるだけでも嬉しくて、話していました。

さて、飲み物や食べ物が運ばれてきました。
すると、マネージャーが来てパーティションを取り外してくれるではありませんか!
みんなで大喜び\(^o^)/

そこからは、本当に気持ちよく会話することができました。

 
 

11月27日に利用したときは、私がこっそりパーティションをはずしていたのですが、マネージャーは見て見ぬ振りをしてくれていました。
でも、昨日までの間に、どうやら、パーティションのせいでお客様のお洋服を汚してしまう事故があったそうなのです。

そうだと思います。
パーティションのせいで、ウエイトレスさんも器を置くのに危なっかしい姿勢をしていることが多いですから。

だんだんこの無意味なパーティションが、どこでも早く撤去されたらいいなと思っています。

 
 

(ホテルオークラ京都 レックコート このパーティションを外してくれた)

 
 
カテゴリー: うれしかったこと, 新型コロナウイルス | コメントする