


ブログ内を検索する
-
最近の投稿
- 味覚障害の夫でもご飯の味がわかるように炊き方を変えてみた
- 「中川式小豆絹玄米ごはん」の美味しさを塾生さんのコメントから
- 「冬休み キッズクラス」をプレゼントしたお母さん
- 2026年度のコース受付にあたって感謝を申し上げます
- 2026年度各コースの受講ご希望者状況(2025.12.3現在)
- これから開催予定の講座案内(2025.12.2現在)
- 「2026年度(第1期)自由人(びと)コース7」受付開始のご案内
- 「2026年度(第2期)自由人(びと)コース6」受付開始のご案内
- 「2026年度(第3期)自由人(びと)コース4」受付開始のご案内
- 「2026年度(第4期)自由人(びと)コース3」申込開始のご案内
- 「2026年度(第6期)自由人(びと)コース2」受付開始のご案内
- 「2026年度(第7期)自由人(びと)コース1」受付開始のご案内
- 「2026年度(第12期)秘伝コース」受付開始のご案内
- 「2026年度(第18期)幸せコース」受付開始のご案内
- 鉄火味噌が出来上がりました 節多め 筍入り
- 年越し蕎麦(晦日そば)セットを限定販売します
- 化学肥料、農薬不使用栽培玄米餅の「京あもさん」が販売開始!
- 「偽善医療」藤井聡・木村盛世著
- 商売のコツはモノを売るな癖を売れ コーヒーの成功例
- 育てられ方は一生を支配する 恐ろしいほどに
- 「デキル女性」は受講上手 復習上手
- 夫の病院通いは間隔が空きました 富士山に励まされた日
- 再開催ご希望講座一覧(2025.11.21現在)
- 陰陽京料理人中川善博が焼いたフランスパンの食感に感動!
- マクロビオティックの陰陽を改めて 驚きのビーフシチュー
- 「塾長蕎麦」をお宝さんDIRECTで全国の塾生さんへ!
- 「第9回 小豆絹玄米ごはんの炊き方教室(少量炊き含む)」開催のご案内
- 「第8回 小豆絹玄米ごはんの炊き方教室(少量炊き含む)」開催のご案内
- 丸八製茶場の「献上加賀棒茶」と「加賀ほうじ茶」が美味しかった
- 「スポット受講」ご希望者一覧 2025年11月8日現在
最近のコメント
- マクロビオティックの陰陽を改めて 驚きのビーフシチュー に マクロ美風 より
- マクロビオティックの陰陽を改めて 驚きのビーフシチュー に おはる より
- 2026年度各コースの受講ご希望者状況(2025.12.3現在) に マクロ美風 より
- 2026年度各コースの受講ご希望者状況(2025.12.3現在) に 佐藤美奈 より
- 2026年度各コースの受講ご希望者状況(2025.12.3現在) に マクロ美風 より
- 2026年度各コースの受講ご希望者状況(2025.12.3現在) に 佐藤美奈 より
- 人は人に元気をもらうんだなぁと実感 夫のケース に マクロ美風 より
- 人は人に元気をもらうんだなぁと実感 夫のケース に てんこ より
- 夫がディサービスを希望 新宿Bicerin(ビチェリン)で休憩 に マクロ美風 より
- 夫がディサービスを希望 新宿Bicerin(ビチェリン)で休憩 に おはる より
- 夫がディサービスを希望 新宿Bicerin(ビチェリン)で休憩 に マクロ美風 より
- 夫がディサービスを希望 新宿Bicerin(ビチェリン)で休憩 に かのん より
- 「マクロ美風の陰陽五行説講座」第2期を終えて に マクロ美風 より
- 「マクロ美風の陰陽五行説講座」第2期を終えて に メロン より
- 「マクロ美風の陰陽五行説講座」第2期を終えて に マクロ美風 より
- 「マクロ美風の陰陽五行説講座」第2期を終えて に おはる より
- 「瞬速料理5品 夏バージョン」の開催について に マクロ美風 より
- 「瞬速料理5品 夏バージョン」の開催について に おはる より
- 再開催ご希望講座一覧(2025.11.21現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2025.11.21現在) に ここ より
- 私を支えて栄養補給してくれる仲間たち に マクロ美風 より
- 私を支えて栄養補給してくれる仲間たち に NANA より
- 介護生活の現実は両者の精神面の理解が大切だと実感 に マクロ美風 より
- 介護生活の現実は両者の精神面の理解が大切だと実感 に NANA より
- 京都・瓢亭さんでの課外授業を終えて に マクロ美風 より
- 京都・瓢亭さんでの課外授業を終えて に おはる より
- 再開催ご希望講座一覧(2025.11.21現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2025.11.21現在) に 好 より
- 夫の病気と私のスケジュールは陰陽そのもの に マクロ美風 より
- 夫の病気と私のスケジュールは陰陽そのもの に 牧野はるみ より
カレンダー
アーカイブ
月別アーカイブ
- 2025年12月
- 2025年11月
- 2025年10月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月
- 2006年2月
- 2006年1月
- 2005年12月
- 2005年11月
- 2005年10月
- 2005年9月
- 2005年8月
カテゴリー
- 講座のご案内・連絡事項 (1,218)
- 健康情報 (2)
- 新しいむそう塾 2022年 (28)
- 料理は呼吸と同じ (24)
- うれしかったこと (198)
- 玄米の炊き方講座 (216)
- お弁当の想い出 (6)
- 京料理人 中川善博の動画 (83)
- 京都やマクロビオティックのことなど (207)
- 塾生さんのメールから心に響いたこと (82)
- マクロビオティックの指導現場からシリーズ (430)
- むそう塾スタイル (51)
- マクロビオティック京料理教室 むそう塾 (1,197)
- 食べたもののようになる (107)
- 料理人 中川善博の陰陽料理 (175)
- 中川式糠漬け (269)
- 中川式出汁巻き玉子 (24)
- 中川式鉄火味噌の体験談 (25)
- 幸せコース感想文 (36)
- マクロビオティックが楽しい♪ (3,575)
- 子育て・野口整体・アトピー (308)
- 男子厨房に立つ (17)
- 新型コロナウイルス (133)
- からだ (561)
- こころ・想い (532)
- 食べ物あれこれ (338)
- マクロ美風の陰陽落としこみ講座 (17)
- マクロ美風の家事アドバイス講座 (379)
- 陰陽ひとり立ち講座 (93)
- マクロビオティックの陰陽で考えてみよう (114)
- 体験談 (134)
- むそう塾の雰囲気(塾生の体験談を含む) (70)
- マクロ美風の体験的マクロビオティック (78)
- マクロビオティックと歯科治療 (24)
- 桜沢如一先生の陰と陽 (9)
- 本の紹介 (119)
- その他 (206)
- 「おしゃべり陰陽cafe 」 (11)
- マクロビオティックわの会 (9)
- 大森英櫻・磯貝昌寛 (8)
- むそう塾 パスポート発表 (204)
- プロが個人指導するマクロビオティック陰陽弁当 #musobento (90)
- ワーママさんの応援 (4)
- 中川善博の入院日記 (12)
- HP記事更新のお知らせ (9)
- 夫の病気関連 (7)
macro88のtweet
-
「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ
食事日記のこと
今年も幸せコースの食事日記を拝見し終わりました。
毎年食事日記を拝見して思うのですが、実に望診どおりの物を召し上がっているなぁということです。
愛クラスのときにその人の望診は終わっていて、その後機会あるごとにその確認はしていますが、食事日記でさらに決定的に確認することになります。
食事日記のつけ方にも個性がありますし、陰陽が面白いほど表れています。
それほど食事日記は雄弁です。
食事日記の良い点は、日記をつけている人本人が自分を客観的に知ることができることです。
なんとなく食べていたものでも、それには心の反映があったり、体の偏りを修正しようとしていたり、実に食事日記には多くの信号が埋もれています。
日記をつけているうちに、多くの人がその食べ癖や嗜好の偏りを感じることができるようになります。
あとはそれを診断して改善すれば良いわけですが、その改善がなかなか困難を極める人がいます。
食事の癖を改めるのは一般的には大変です。
それは長い年月をかけて確立されてしまっている面があるからです。
生活習慣病なんてまさにこの食事の癖を改めれば激変する病気です。
マクロビオティックを知っている人は幸いにも陰陽で物事のバランスを判断する術を知っていますから、食べ物と関連づけて自分がなりたい自分になることが可能です。
楽しみながら自分を操作してみてください。
なお、食事はとても大きな力を持つものですが、もっと大きなものは精神の力です。
どのような精神状態で、何を、どのようにいただくのか?
そちらの方がもっと体に影響します。
マクロビオティックの究極の目的は、「何を食べても動じない肉体と精神」になることであって、あれを食べたからこうなった、これを食べたからこうなったと一喜一憂するようではまだ初心者です。
どのような食べ物であっても、その時目の前に自分のために生命を捧げてくれた動植物や作り手や自然のすべてに感謝して、ありがたくいただくことが一番大事なことです。
そのような感謝の気持ちをもって食事日記をつけられたか?
日記の食べ物の内訳より、実はどのような気持ちで日記をつけられたかの方が重要であることを知ってほしいなと思います。
食事日記とは、実は心の日記なのです。
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾
10件のコメント
生命観と松茸
これは京都丹波産の上物松茸です。
手前の松茸だけでも5万円です。
そんなに高い松茸をなぜ授業で使うのか?
それはむそう塾のポリシーでもある「ほんまもん」をお伝えしたいからです。
復習のときにはカナダ産の安い松茸でも良いけれど、教室では一級の食材でほんまもんの味を覚えて帰ってほしいと思うからです。
でも、松茸の値段は刻々と一日ごとに変わります。
きっと皆さんが復習される頃には、買いやすいお値段になっていることでしょう。

こちらは愛媛産の大きな栗です。
丹波産の大きな栗はまだ出回っておりませんでした。
授業では皆さんが上手くむけなくて、中川さんの手直しが何度も入るため、大きめの栗を用意しておかないとLLがSになってしまうからです(笑)
ところで日本人は食べ物の旬や季節感を大事にしますね。
それは日本人独特の民族としての感性の素晴らしさだと思います。
生命観ですね。
季節の移ろいとともに住まいや暮らし方、そして食べ物や心を同期させていく生き方は、マクロビオティックそのものの生き方です。
日本人が桜をこよなく愛するのも、潔く散ってしまう短い桜の生命に心が共鳴するからです。
そしてあっという間に旬が駆け抜けてしまう松茸もまた、桜に通じる潔さがあるのだと思います。
一年に一度だけ一瞬の香りを楽しむ食べ方は、まさに日本人的ですね。
そんな日本人としての感性もまた、むそう塾が大切にお伝えしたい内容であります。
きょうは幸せコース最後のDクラス。
ほんまもんの味と心を持ち帰ってくださいますように。
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾
2件のコメント
玄米の松茸ご飯・白米の栗ご飯
この松茸ご飯は玄米で炊いています。
玄米で炊き込みご飯を美味しく炊き上げるのは非常に難しいため、炊き込みではなく混ぜご飯にしてしまうマクロビオティックの先生もいるほどです。
それほど難しいのは玄米の特性を充分に把握しきれていないからですね。
食材の陰陽、お料理の陰陽を徹底的に追求していない証拠です。
白米と同じ要領では、玄米の炊き込みご飯は絶対美味しくなりません。
でも、むそう塾では、中川さんの研究の結果、ほっぺたが落ちるほど美味しい松茸の炊き込みご飯を召し上がっていただき、秘伝をお伝えしています。

一方、栗ご飯は白米で炊きました。
これは玄米と白米の炊き方の違いを知っていただくためでもあり、見た目の美しさのためでもあります。
どちらも愛クラスでお伝えした玄米炊飯の理論がしっかり身についていれば、深く納得出来るはずです。
玄米の炊き込みご飯は、プレーンな玄米ご飯がきちんと炊けてこそのお料理です。
しっかりと基本を押さえて、ブレのない美味しさを味わいましょう。
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾
コメントする
第127次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します!
今回のパスポート発表はちょっと辛口になります。
でも、これからのためにとっても大事なことなので、私からのコメントをさせていただきます。
どうしても主婦生活が長くなると、今までの流れで「なんとなく」の面が出てきますが、玄米ご飯は「なんとなく」美味しく炊けるものではありません。
白米とは比較にならないほど炊く人のすべてを反映してしまいます。
そしてそれは氣の問題も含んでいます。
丁寧に生きること、氣を調えて物事に向き合うこと。
それが生き方としてもとても大事なことです。
そしてその氣が玄米炊飯に及ぶことを意識してくださいね。
今回はビジョン鍋の力が難しい玄米でも美味しく炊きあげてくれた側面があります。
パスポートで氣を緩めることなく、玄米投稿の時に中川さんから指摘されたことをいつも反芻してお台所に立ってください。
まずはバタバタしながらもパスポートレベルに到達されました。
これからはご主人と美味しく楽しく、笑顔の食卓になることを願っております。
では、パスポート取得者を発表させていただきます。
* * *
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)~(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。
これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。
パスポートは出発点であり、到達点ではありません。
従ってこれは、第三者に教える力を認めたものではありません。
「中川式玄米ご飯の炊き方」は、中川善博本人のみが口伝の形でお伝えしております。
なぜなら、「中川式玄米ご飯の炊き方」はオーダーメイドの炊き方だからです。
パスポートを取得されましたSaさんは、これで玄米投稿の目的は達成されましたので、お写真を中川さんに送らなくても結構です。
パスポートの発行は、この記事をもって公表するとともに、個人宛へのメールでお知らせいたします。
このメールにはパスポートナンバーが記載されていますので、もし、届かなかった場合はご連絡ください。
・過去のパスポート発表記事集 1
・過去のパスポート発表記事集 2
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾
5件のコメント
お米の水加減
毎年新米の季節になると、「新米が美味しく炊けないんですが・・・」というメールが中川さんのところに届きます。
今年もその季節になって来ました。
昨年はとってもそのメールが多かったので、23年度産新米の炊き方を別バージョンでお伝えしたほどです。
それほどお米は自然界の異変をまともに察知しているということですね。
今のところ今年のお米は順調なようですが、新潟方面では夏場の高温でお米粒が小さめになっているとの情報もあります。
むそう塾がお世話になっている京都のお米屋さんは、ご自分の田んぼを去年の経験から栽培方法を少し変更された結果、見事に良質のお米が収穫できたそうです。
賭けのような栽培に挑んだその勇気と研究熱心さに頭が下がります。
* * *
さて、新米というと水加減を控えめにして炊くと思っている人が実に多いです。
私も以前はそのようにしていました。
しかし今は必ずしもそうとは言えない時代なのです。
お米を刈り取って稲架(はさ)掛けした光景は、日本の原風景であり、安堵と平和の象徴でもあります。
しかしこれは人手を要するし天候の影響も受けやすいので、今ではその両方を解決するためにコンバインで収穫する農家が多くなりました。
問題はここからです。
お米は刈り取った時点では30%ほどの水分が含まれています。
しかしこのままの水分ではお米にカビが生えたり、呼吸が活発でどんどんまずくなってしまうため乾燥が必要になります。
そこで稲架掛けをして天日乾燥で水分を下げるわけですが、今では乾燥機を使って乾燥する農家が増えてきました。
そもそも玄米は生きています。
ですから当然のことながら呼吸をしているのですが、玄米の含水率が15~16%あるいはお米の温度が15~20度を超えると、玄米の呼吸は盛んになります。
しかし玄米が呼吸をすると、お米の中のでんぷん質などが消耗されてしまい、まずくなってしまいます。
それでお米の管理を一定湿度と一定温度を保つように保管することが必要になるわけですが、自分の買ったお米がどのように保管がされているのかを知っていると参考になりますね。
また、購入してからの保管方法にも神経を配りたいものです。
というようなわけで、新米だからといって単純に水加減を減らすのではなく、乾燥機を使っている玄米なら越年した玄米と大して変わりない含水率であることを知っておきましょう。
私も新米を23年度米と同じ水加減で今朝炊いたところ、決して多くはありませんでした。
昔から伝わる常識であっても、今の時代はそれが当てはまらない場合が時々ありますね。
そんなこともむそう塾ではお伝えしていきます。
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾
コメントする













