これは京都丹波産の上物松茸です。
手前の松茸だけでも5万円です。
そんなに高い松茸をなぜ授業で使うのか?
それはむそう塾のポリシーでもある「ほんまもん」をお伝えしたいからです。
復習のときにはカナダ産の安い松茸でも良いけれど、教室では一級の食材でほんまもんの味を覚えて帰ってほしいと思うからです。
でも、松茸の値段は刻々と一日ごとに変わります。
きっと皆さんが復習される頃には、買いやすいお値段になっていることでしょう。
こちらは愛媛産の大きな栗です。
丹波産の大きな栗はまだ出回っておりませんでした。
授業では皆さんが上手くむけなくて、中川さんの手直しが何度も入るため、大きめの栗を用意しておかないとLLがSになってしまうからです(笑)
ところで日本人は食べ物の旬や季節感を大事にしますね。
それは日本人独特の民族としての感性の素晴らしさだと思います。
生命観ですね。
季節の移ろいとともに住まいや暮らし方、そして食べ物や心を同期させていく生き方は、マクロビオティックそのものの生き方です。
日本人が桜をこよなく愛するのも、潔く散ってしまう短い桜の生命に心が共鳴するからです。
そしてあっという間に旬が駆け抜けてしまう松茸もまた、桜に通じる潔さがあるのだと思います。
一年に一度だけ一瞬の香りを楽しむ食べ方は、まさに日本人的ですね。
そんな日本人としての感性もまた、むそう塾が大切にお伝えしたい内容であります。
きょうは幸せコース最後のDクラス。
ほんまもんの味と心を持ち帰ってくださいますように。
美風さん、こんばんは。
先週の幸せコースの授業が、生き生きとよみがえりました。
この一週間で、すくすくと成長した松茸の表情、躍動感に、
時の中での自然の営み、生命の営みを実感しています。
日常生活の中ではとても手が出ない
上等の松茸に触れ、いただく機会に、背筋が伸び、
ほんまもんのおいしさに、感激しました。
自然界のエネルギーはすごくて、
エネルギーをギュッと濃く持っている松茸が高価になるのも、納得です。
素晴らしい恵みを存分に生かせるよう、おいしさを大切にするよう、
自然界の流れによりそって感じ、料理をし、生きていきたいです。
記事をありがとうございました。
おはるちゃん、こんばんは。
>素晴らしい恵みを存分に生かせるよう、おいしさを大切にするよう、
>自然界の流れによりそって感じ、料理をし、生きていきたいです。
これが出来ていれば、いたずらに不安になる必要はありません。
不安製造機のおはるちゃんには、何よりも指針になる生き方のはずです。
もっと大地を踏みしめている実感を大切にしましょう。